2024年4月30日掲載

イースター島

イースター島

1.ラパ・ヌイ国立公園  Parque Nacional Rapa Nui

ラパ・ヌイ国立公園(―こくりつこうえん)は、チリの本土から太平洋へ西に約3,700km沖に浮かぶイースター島にあるチリの国立公園。

ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

ラパ・ヌイは、先住民の言葉で大きい島という意味である。

イースター島に残るモアイ像が有名である。

モアイは約900体が残っているがその殆どは、16世紀から17世紀に起きた部族抗争で破壊されてしまった。

7世紀から1,000年にわたって作られたモアイ像は部族の長の姿を表したのだと云われている。

モアイ以外にも、洞窟内の壁画や住居跡などラパ・ヌイ文化を示すものも含まれている。

住所:Easter Island, Valparaíso, チリ [地図]



登録年: 1995年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
電話番号:+56 32 210 0236
ウェブサイト

行き方:ラパ・ヌイ国立公園(イースター島)への行き方については、主に2つあります。

1つはタヒチ島(フランス領)経由、もう1つはチリの首都サンチアゴ経由でイースター島に行く方法です。

タヒチへは日本からの直行便があるのでこちらのルートの方が乗り換え回数が少なく行くことができます。

ですが、タヒチからイースター島への直行便は現在火曜日のみとなっているため、スケジュールの調整は気をつけてください!

外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年3月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:イースタ島のモアイ!一度は行っておきたい世界遺産ラパ・ヌイ国立公園

ラノ・ララクに行って下さい。 Por favor ve a Rano Raraku.

ラノ・ララクはどこですか? ¿Dónde está Rano Raraku?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2. チロエの教会群  Iglesias de Chiloé

チロエの教会群(チロエのきょうかいぐん)は、チリのチロエ島にある木造の教会堂(聖堂)群である。

18世紀から19世紀の間にかけて建設された。

現在では、159棟が現存している。

イエズス会の教会として建設され、その建築様式は、ゴシック建築やバロック建築などのヨーロッパの様式と地元の様式が混ざり合ったチロエ様式が特色である。

カストロ聖堂をはじめとする14の聖堂が、2000年にUNESCOの世界遺産に登録された。

チロエ様式とは、主にチロエ島周辺に見られる独特の建築様式である。

チロエは、島という性質上チリ本土から孤立していることと、島では本土と異なる資材が手に入ることから、典型的なスペインのコロニアル様式とは多くの点で異なった独特の建築様式が生まれた。

16世紀に島に到達したスペイン人たちと、それに追随したイエズス会宣教師たちは、異教徒の地にキリスト教を持ちこむべく、数多くの木造小教会を建造した。

しかし、この教会群は結果的にキリスト教と土着信仰の混交的な存在になった。

住所:Progreso 04, Quinchao, Los Lagos, チリ [地図]



登録年: 2000年
登録区分: 文化遺産
営業時間:11:00~17:00、00:00~18:00(日曜日)、休日(月曜日)

行き方:チロエ島へは、日本からアメリカの都市などを経由して、チリの首都サンティアゴに行きます。

サンティアゴからは、カストロ (チロエ島 ) 空港まで約1時間45分で、そこからフェリーで約30分です。

空路の場合は、本数が少ないため注意が必要です。

サンティアゴからは、カストロまでは16時間ほどかかりますがバスもあります。

外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年3月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ヨーロッパの建築様式と融合された木造建築!チリの世界遺産チロエの教会群

チロエ島に行って下さい。 Por favor dirígete a la Isla de Chiloé.

チロエ島はどこですか? ¿Dónde está la isla de Chiloé?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3.バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み  La ciudad portuaria de Valparaíso y sus calles históricas

バルパライソ(Valparaíso)はチリ中部のバルパライソ州にあり、首都サンティアゴ・デ・チレの西方約120kmの太平洋に面した都市。

バルパライーソとも表記される。

地名は日本語に訳すと「天国の谷」を意味する

国会が所在し、チリの立法府としての役割を果たしている。

人口25万人(2017年時点)。

太平洋に面した港湾都市であり、迷路のように入り組んだ歴史のある美しい街並が2003年に、UNESCOの世界遺産に「バルパライソ海港都市の歴史的な町並み」として登録された。

近郊に保養・観光リゾート都市であるビニャ・デル・マールがある。

最初にバルパライソ湾周辺に住みついた民族はインディオのピクンチェ族と思われる。

彼らは農業で生活を営んでいた。

他の説では漁業で生活をしていた遊牧民のチャンゴ族とも言われている。

1536年、最初にチリを発見し探検をしたヨーロッパ人であると考えられているディエゴ・デ・アルマグロによって送り出された補給船「サンティアギージョ号(Santiaguillo)」に乗ったスペイン人探検家がこの地にたどり着いた。

この補給船は、フアン・デ・サアベドラ(Juan de Saavedra)の命で、アルマグロの遠征のための人員と物資を運んでいた。

サアベドラは彼の生まれ故郷であるスペイン、クエンカ県にあったバルパライソ・デ・アリバ村にちなんで、この場所をバルパライソと名づけた。

スペイン植民地時代、バルパライソはわずか2、3の家や教会があるだけの小さな村に過ぎなかった。

1818年にチリがスペインから独立すると、街は設立間もないチリ海軍の主要港となり、それまではスペインとその植民地のみに制限されていた国際貿易の制限も解除され、他国にも開かれた。

住所:チリ バルパライソ [地図]



登録年: 2003年
登録区分: 文化遺産

行き方:日本からチリへの直行便はないので、北米等を経由して30時間前後のフライトとなります。

空港からサンティアゴ市内まではバスかタクシーで行くことができ、所要時間は約15分。

タクシーでもそんなに金額はかかりません。

サンティアゴからバルパライーソまでは、バスで行くことが可能。

地下鉄1号線のUniversidad de Santiago駅かPajaritos駅で下車し、駅前の長距離バスターミナルから出発できます。

約1時間半で到着します。

外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年3月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:チリの天国の谷!世界遺産バルパライーソの海港都市の歴史的街並み

バルパライソに行って下さい。 Vaya a Valparaíso.

バルパライソはどこですか? ¿Dónde está Valparaíso?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

4.ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群  Fábricas de salitre de Humberstone y Santa Laura

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群は、チリ北部にある硝石(チリ硝石)精錬所群の遺跡である。

これらは2005年にユネスコの世界遺産に登録されると同時に、危機遺産にも登録された(危機遺産リストからは2019年に除去)。

ハンバーストーンとサンタ・ラウラは、チリ北部のタラパカ地方、アタカマ砂漠にある町イキケ (Iquique) の東方48キロメートルに位置している。

チリのほかの硝石工場群には、チャカブコ、マリア・エレナ、ペドロ・デ・バルディビア、プエルマ、アグアス・サンタスなどが含まれる。

なかでもチャカブコはピノチェト政権下で強制収容所として使われたという特殊なケースであり、今なお未撤去の地雷が周囲には埋設されたままである。

グイジェルモ・ヴェンデル硝酸塩抽出会社 (The Nitrate Extraction Company Guillermo Wendell) は、1872年に当時ペルー領だったサンタ・ラウラに硝石工場群を建てた。

同じ年にジェームズ・トマス・ハンバーストーン (James Thomas Humberstone) は、ペルー硝酸塩会社 (Peru Nitrate Company) を設立して、ラ・パルマに工場群を建てた。

どちらの工場群も急成長し、それぞれの一帯はイギリス様式の洒落た建造物群が並ぶ賑やかな町になった。

これらの地域で産出された硝石は、化学肥料の硝酸ナトリウムの原料として、南北アメリカ大陸のみならず、ヨーロッパ大陸の土壌を肥沃にすることにも貢献した。

一方、ペルー南端とボリビア太平洋岸におけるチリ・イギリス系企業による硝石採掘は、隣接しあうペルー・ボリビア・チリ間の資源争奪の種となり、1879年から1884年にかけて起こった太平洋戦争によりこの一帯はチリ領となった。

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群は、そこに集まった労働者たちが独自の共同体文化を築いていたことや、産出された硝石が南北アメリカ大陸やヨーロッパの土壌を肥沃にする上で寄与し、同時にチリにとっての重要な収入源となっていたという歴史的な意義などが評価された。

住所:Ruta 16 km 47, Pozo Almonte, Tarapacá, チリ [地図]



登録年: 2005年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~18:00
電話番号:+56 57 276 0626
ウェブサイト

行き方:日本からチリの首都サンディアゴへの直行便はないので、北米等を経由して30時間前後のフライトとなります。

サンディアゴ国際空港から国内線に乗り換えて、イキケ空港までは2時間半ほどで到着。

ハンバーストーンとサンタ・ラウラ硝石工場群へは、イキケの街からツアーで行くことができます。

イキケから東に45kmほどの場所にあり、車で片道1時間ほど砂漠の中を走ると到着します。

また、イキケまではサンディアゴ市内から長距離バスで行くこともできます。

外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年3月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:チリのシブい廃工場!世界遺産ハンバーストーンとサンタ・ラウラ硝石工場群

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群に行って下さい。 Visita las fábricas salitreras de Humberstone y Santa Laura.

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群はどこですか? ¿Dónde están las fábricas salitreras de Humberstone y Santa Laura?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』