2023年3月19日掲載
スリランカ国旗
国歌：母なるスリランカ（ශ්රී ලංකා මාතා）
シギリヤロック
スリランカの概要
スリランカ（旧称セイロン）はインド南部のインド洋に浮かぶ島国です。
この国には、熱帯雨林から乾燥した平原地帯、高地、砂浜のビーチに至るまで多彩な風景が広がっています。
5 世紀に造られた城塞である、宮殿やフレスコ画があるシーギリヤ遺跡をはじめとした古代の仏教遺跡で有名です。
スリランカの古都アヌラーダプラには 2,000 年以上前の遺跡が数多くあります。
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正式国名：スリランカ民主社会主義共和国
国花：マーネル（スイレン）
面積：65,610km2
首都： スリジャヤワルダナプラコッテ
国番号：+94
人口：2216万 (2021年)
政治体制：共和制
通貨：スリランカ・ルピー
スリランカ紙幣
公用語：シンハラ語、 タミル語
民族構成：総人口約2,027万人のうちシンハラ人は1,517万人 (74.9%)、タミル人は311万人 (15.4%)、ムーア人が187万人 (9.2%)、混血のバーガー人とユーラシアンが3万7千人、その他に含められる先住民のヴェッダ人などとなっている。
宗教：国民の7割を仏教が占める。
2番目に多いのはヒンドゥー教だが、その他にイスラム教、キリスト教も1割弱存在する。
電話：電話のかけ方は下記の通り。
- 日本からスリランカへ 001/0033など + 010（国際電話識別番号） + 94（スリランカの国番号） + 相手の電話番号
- スリランカから日本へ 00（国際電話識別番号） + 81（日本の国番号） + 相手の電話番号（市外局番や携帯番号の頭の0は取る）
- スリランカ現地での電話のかけ方 市内へかける場合は市外局番は不要。市外へかける場合は市外局番からダイヤルする。
電圧とプラグ：電圧は230〜240V（ボルト）で、周波数は50Hz。
プラグはBタイプ、B3タイプ、BFタイプ。
日本とは電圧が異なり、プラグも3タイプあるので、日本の電気器具をそのまま使用する場合は、変圧器とアダプターが必要です。
スリランカのプラグ
スリランカのプラグ
トイレ：
デパートやショッピングセンターなどには利用可能なトイレがあるが、20ルピーほどのチップを要求される場合もある。
ティッシュは必需品で、大抵のトイレにはペーパーもあるが、洗浄用のハンドシャワーを使うのが一般的なため、便座が濡れていることが多い。
そのため濡れた便座を拭くようにティッシュを持っていると便利です。
衛生的にも心情的にも流せるトイレを使いたい場合、おすすめのトイレが【大型商業施設】【高級ホテル】です。
郵便：切手：切手の購入はホテルのフロントか直接郵便局へ。
業務時間は月〜金曜日は、8：30～17:00（目安）、土曜日は8：30〜13：00（目安）、コロンボの中央郵便局は24時間オープン。
水：衛生事情が良くないので、生水をそのまま飲まないように。
一度煮沸させたものやミネラルウォーターを利用するようにしましょう。
レストランや食堂ではボイルドウォーター（沸騰させた水）、あるいはミネラルウォーターを注文するようにしましょう。
治安：
コロンボ市内の治安は比較的安全で、道路の整備状況も問題ないことが多い。
しかし交通マナーが悪いので、道路の横断などには注意が必要。
スリ・置き引きに注意。
観光地など混雑した場所では周囲に気を配り、人前で大金を見せるのは避けましょう。
また、ホテルの部屋に貴重品を置きっぱなしにしないよう注意が必要。
出発前に外務省海外安全ホームページで安全情報を確認しよう。
360°写真（バンダラナイケ国際空港）
スリランカの地図
スリランカ旅行ガイド
スリランカの国内交通
バス
国営・民間で運営されており、国営は赤色の車体、それ以外は民間経営だが、料金はどちらも同じ。
近距離や長距離の移動にもよく使われるが、ドアは開けっ放し、バス停じゃなくても乗れる・降りれるなど日本とはまったく違うサービス。
バス停につくと、車掌が大声で現在地を教えてくれる。
タクシー
トゥクトゥクとは別な乗用車タイプのタクシー。
数が少ないので、一般的には電話して呼ぶことが多い。
また各ホテルがホテルタクシーを持っていることも。
料金はトゥクトゥクと比べると2〜3倍ほど。
国内線
スリランカの国内線は全て水上飛行機、エアタクシーです。
コロンボを拠点に１６カ所へ定期便が運行されている。
季節と天候によってスケジュールが変更、運休になることもあるのでホームページでチェックをしておくこと。
コロンボから一番遠い場所だと車で１０時間以上かかるが、エアタクシーを使えば約１時間で辿り着くことができる。
乗り場は川か海か湖です。
国内線だが、搭乗するためにはパスポートが必要となる。
荷物は一人２０kgまで預けることができる。
スリランカの配車サービス「Uber」「PickMe」
スマートフォンでハイヤーを呼べるサービス（ウーバー）が最近コロンボでも増殖している。
料金は車のグレードによって代わるが、支払いは前もって登録しているクレジットカードなので料金トラブルも起きにくく、トゥクトゥクと比べてもそれほど高くない。
またスリランカでしか使用できないローカル・スマートフォンアプリのPickMeもよく使われている。
距離に応じた一律料金なので安心です。
トゥクトゥク
インドやタイでもメジャーなトゥクトゥクは、スリランカでも非常に便利でポピュラーな乗り物。
コロンボ市内では簡単に捕まえることができる。
ただし料金トラブルが多いので、メータータクシーを選んで乗るのがおすすめ。
料金の相場は1kmあたり50～100円程度。
鉄道
植民地時代に建設されたスリランカ鉄道は、コロンボを中心にスリランカ全土にネットワークを広げている。
本数が少なく、遅れることも多いが、バスなどに比べて料金が非常に安いのが特徴。
ただし一等車は人気があるため、早目の予約が必要。
旅行前にこれだけは知っておこう！2022年スリランカ観光の交通ガイド完全版
現地旅行会社
ヤートラ・トラベルズ
スリランカの現地旅行会社。
全てオーダーメイドでスリランカ「巡礼」をお手伝いする。
スリーエコホリデーズ
スリランカ観光局及び、経済省（BOI）が認定する日本人によるスリランカ現地旅行会社。
HIS
スリランカの観光ツアー、オプショナルツアーを格安で予約。
VELTRA
ベルトラは、旅行における現地ツアー、アクティビティ予約サービスを提供するウェブサイトおよびアプリ。
また、ベルトラ株式会社は、旅行業法に基づく旅行業者であり、同ウェブサイトほか旅行に関するサービスの運営を行い、本社は東京都中央区八重洲にある。
コンチツアー
シーギリヤロック、サファリツアー、アーユルヴェーダなどスリランカ各地の観光をサポート。
スリランカ旅行・スリランカツアー｜海外ツアー【JTB】
現地オプショナルツアーやアクティビティ、チケット等の予約。
サイユウランカ
スリランカの現地手配旅行会社。
ツーリズムに精通し、スリランカの自然を愛するスタッフが運営している。
ブルーロータス
スリランカ在住十数年の日本人スタッフが、旅行をアレンジする。
まごころスリランカ旅行社
スリランカ観光開発局認定の日本滞在歴5年以上の現地ガイドと日本人スタッフが、スリランカ旅行をプロデュースする。
リオンロイヤル
スリランカ・モルディブ・南インド専門の旅行会社。
スリランカの気候
スリランカの気候は、コロンボ、キャンディなどを含む南・西部とジャフナ、アルガム・ベイなどを含む北・東部で大きくふたつに分かれる。
■南・西部
南・西部は4～6月、10～11月が雨季で、12～3月が乾季。雨季にはモンスーンの影響で1日に数回スコールが降る。キャンディなどの高地では12月まで雨季が続くが、年間総降水量は南西海岸のほうが多い。平均気温は、コロンボは約27℃と高いが、ヌワラ・エリヤなどの高原地帯は約16℃と年間を通して春のような天候。
■北・東部
北・東部は10～3月が雨季で、5～9月が乾季となる。全体的に南西部よりも乾燥しており、雨も少ない。南西部よりも気温の差が大きいものの、やはり平均気温は30℃近くと暑い。
コロンボの気温
コロンボの降水量