2023年12月29日更新

ベトナム国旗

ベトナム国旗

ハロン湾

ベトナム ハロン湾

ベトナムの世界遺産

2021年現在、8件の世界遺産が登録されている。

ベトナムの概要

ベトナムは、南シナ海に面した東南アジアの国で、ビーチ、川、仏塔、活気溢れる都市で知られている。

首都ハノイには、国を代表する共産主義指導者ホーチミンを称えた、巨大な大理石造りの霊廟があり、近郊には世界遺産のハロン湾がある。

南部のホーチミン市(旧サイゴン)には、フランス領時代の建築物、ベトナム戦争の歴史を伝える博物館、ベトコン兵が使用したクチトンネルなどがあります。

正式国名:ベトナム社会主義共和国

国花:ハス

面積: 331,200 km²

首都: ハノイ

国番号:+84

人口: 9270万 (2016年) 世界銀行

政治体制:社会主義共和制

通貨ドン 紙幣が100、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万、20万、50万ドンの12種類だが100、200ドン札はほぼ流通していない。硬貨もほぼ流通していない。

ベトナムの紙幣

ベトナムの紙幣

公用語: ベトナム語。文字はクオック・グー(Quôc ngữ)を使用する。

民族構成:ベトナムでは公式に認められている民族が54あり、そのうちキン族(ベトナム族)がもっとも多く、全人口の85%から90%を占める。

宗教:宗教は仏教(大乗仏教)が大半を占めている。その他にも道教、カトリック教会がある。

中部(旧チャンパ王国の領域)ではイスラム教やヒンドゥー教、南部にはホアハオ教や、混淆宗教としてのカオダイ教が教勢を保っている。

公的に認められた宗教は、仏教、カトリック、プロテスタント、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教の六つである。

このうち後ろの二つは、ベトナムで生まれたベトナム独自の宗教である。

電話:電話のかけ方は下記の通り。ホーチミンの市外局番「28」、ダナン「236」、ホイアン「235」、ハノイ「24」

  1. 日本からベトナムへ 001/0033など + 010(国際電話識別番号) + 84(ベトナムの国番号) + 市外局番(頭の0は取る) + 相手の電話番号
  2. ベトナムから日本へ 00(国際電話識別番号) + 81(日本の国番号) +  相手の電話番号(市外局番や携帯番号の頭の0は取る)
  3. ベトナム現地での電話のかけ方 0 + 市外局番 + 相手の電話番号 ※市内通話では「0 + 市外局番」は不要。

電圧とプラグ:50Hz、220V、A/C/SE、プラグは2本足のAタイプ(日本の形状)とCタイプのどちらのコンセントも使える複合型が多い。

ベトナムのコンセント

ベトナムのコンセント

トイレ:ホテルのトイレは、ほとんどが水洗の洋式。流す時には、脇に置いてあるバケツから桶で水をくんで流すタイプもある。

水洗の洋式タイプでないものは、トイレットペーパーは流さず、近くにあるカゴに捨てる。

外出中はショッピングセンターや高級ホテルのトイレが利用できる。

郵便:ベトナムの郵便局はVNPTという郵電公社が運営している。

日本までのエアメールは、はがき1枚16,000VND、封書は20gまで15,000VND。

各主要都市にはDHLやFedEx、佐川急便などの国際宅配便のオフィスもある。

:ベトナムの水道水は日本と異なり硬水。水道水は衛生面に問題がある為、飲まない方がよい。

屋台のジュースなどもなるべく氷を抜いてもらう事をおすすめする。

治安:ベトナム旅行中に遭うトラブルで多いのが、シクロ、タクシー、土産物屋、レストラン、ホテル、旅行会社での詐欺&ぼったくり。

出発前に外務省海外安全ホームページで安全情報を確認しよう。

ベトナム観光総局:ベトナム観光総局の公式ガイド。

ベトナムナビ:ベトナム情報がいっぱい。

国歌:進軍歌

ベトナムの地図

ベトナムの基礎知識

ベトナムの国内交通

飛行機

ベトナムの国内線はベトナム航空、ベトジェット・エア、ジェットスター・パシフィック航空、バンブーエアウェイズが運行。

国内線は、オーバーブッキングや予告なくフライト時間が変更される事があるので、必ず24時間前までにリコンファームをしておくこと。

ベトナム航空~主要な十数都市間を結んでおり、サービスもしっかりしていて人気がある。

ベトジェット・エア~ベトナム初のLCC(ローコストキャリア)。

パシフィック航空~ベトナム航空の子会社。機材が古く、フライト時間の遅延もあるが、ベトナム航空より数十ドル程度安い。
2020/7月に旧ジェットスター・パシフィック航空→パシフィック航空に改名した。

バンブーエアウェイズ~バンブー・エアウェイズは、ベトナムの複合企業・FLCグループが設立した航空会社である。

列車(ベトナム統一鉄道

ホーチミン(サイゴン)~ニャチャン~ダナン~フエ~ハノイを結ぶ全長1,726kmにわたる統一鉄道がある。

サイゴン~ハノイ間は最短でも約31時間30分(料金:2段ベッドで1,375,000VND~)かかる。

座席はハードシート、ソフトシート、ハードベッド、ソフトベッドなどがある。

チケットの購入方法~長距離列車の利用は予約が必要。

  1. ウェブサイトで購入:公式チケット予約サイトで、オンラインチケットの発券・座席指定ができる。代理店サイトはこちら。
  2. 駅で購入:各鉄道駅の窓口で予約とチケット購入ができる。通常1か月位前から可能。サイゴン駅では英語が通じる。
  3. 旅行会社(下記参照)で購入:英語に自信がない場合は、旅行会社で手配したほうが確実。

長距離バス

バスは他の交通機関に比べれば安上がり。

各町のバスターミナルに発着する公共バスは、バスターミナルでチケットを購入し、旅行会社が運行しているツアーバスは、市内の旅行会社で購入する。

現地旅行会社

シン・ツーリスト

シン・カフェから名前を変えた、老舗のツアーオフィス。
ホーチミン市内半日観光や、クチトンネル1日、メコン川クルーズツアー、アンコールワットツアーなどの英語ツアーを格安に催行。
ベトナム全土へのツアーバスも運行している。ホーチミンに本店、ベトナム各地に支店がある

TNK&APTトラベルJAPAN

リーズナブルな日本語ツアーを催行している。
日本人スタッフ駐在で、ホーチミンに本店、ハノイ、ダナン、ホイアン、シェムリアップにも支店がある。

Skyhubグローバルツアーラウンジ

「SKYhubグローバルツアーラウンジ」はホーチミン中心部ドンコイ通りに面し、聖母マリア教会から徒歩3分にある日本人観光客向けのツアーラウンジ。
ラウンジはベトナムの古都ホイアンをイメージしたお洒落で落ち着いた雰囲気。
アオザイレンタル、現地ツアー、ドリンクサービス、雑貨販売、携帯電話充電器など様々なサービスがある。
人気はアオザイレンタルで日本語スタッフが常駐。ハノイ、ダナンにも支店がある。

VELTRA
ベルトラは、旅行における現地ツアー、アクティビティ予約サービスを提供するウェブサイトおよびアプリ。
また、ベルトラ株式会社は、旅行業法に基づく旅行業者であり、同ウェブサイトほか旅行に関するサービスの運営を行い、本社は東京都中央区八重洲にある。

ベトナムの交通ルール

人を優先するという交通マナーはなく、車>バイク>人の優先順位。

たとえ歩道や青信号の交差点を歩いていてもバイクには気を付ける事。

道路横断の際は信号がある所を。信号がなければ現地の人が渡るタイミングに合わせる。

決して走らない、止まらないを心掛ける事。

ベトナムの気候

ベトナムは全体として高温多雨で、熱帯モンスーン気候に属している。

しかし、南北に細長い国土のため、同じ時期でも地域によって気候は大きく異なる。

特に冬(11~3月)は、北部では朝晩はジャケットを必要とするほど冷えるが、南部では日中30℃を超える日が続く。

出発前に目的地の気候を調べ服装を整えよう。

ベトナムへのアクセス

主な旅行地

ホーチミン・・・1975年までは「サイゴン」と呼ばれていたベトナム最大の商業都市。

ハノイ・・・・・湖と緑に囲まれた静かな首都で政治の中心地。

ダナン・・・・・ベトナム中部のビーチリゾート、ダナン。

ホイアン・・・・ランタンの幻想的な灯りが名物の世界遺産ホイアン。

フエ・・・・・・ベトナム中部の古都フエ。ここにはベトナムで最初に世界遺産に登録された「フエの建造物群」がある。

ダラット・・・・中部高原に位置する観光都市で、フランス植民地時代に避暑地として開発された。