2021/11/25更新
ナン
ウズベキスタン人はごはんも多く食べますが、ナンもよく食べる。
食事の際には、必ずナンが出る。
ナンは円形の固めのパンのことで、地方によってナンのスタイルが異なり、厚みが全く違う。
西へ行くほどナンは硬く薄くなっていく。
中でもサマルカンドのナンがおいしくて有名です。
サモサ
オーブンや窯で焼かれたパイのこと。
バザールや街中などいたるところで大量に売られており、気軽に食べられる国民食のようなもの。
中には玉ねぎのみじん切りとジューシーなひき肉がアツアツの状態で入っている。
シャシリク
いわゆる串焼き料理のこと。
バザールや屋台で盛んに食べられるファーストフード的な存在でもある。
シャシリクに用いられるお肉は牛肉、羊肉、鶏肉などさまざまで、地方や宗教・伝統に応じて魚や野菜なども食べられている。
串のまま出ることもあれば肉をはずして出してくれるところもある。
定番の、酢をかけた生玉ねぎのスライスとよく合う。
炭火で焼かれたものが一番おいしい。
プロフ
メインディッシュとして出される料理で、ピラフのこと。
大きな鍋でお米、綿や羊の油、にんじん、たまねぎ、肉を入れてゆっくり炊き上げ、サフランで味付けする。
豆やレーズンなどもたくさん入っていて、甘いものもある。
たっぷりと黄色いにんじんや柔らかくなった味の濃いお肉が乗っており、かなり脂っこい料理。
トマトなどのサラダと一緒に食べると相性抜群。
これまたナンと同様に、地方や家庭によって味が違う。
ラグマン
中央アジア全域で広く食べられている手延べ麺。
一般的にウズベク風は、トマト味のスープ麺といった感じで、スープにトマトペーストを加えた汁で煮た羊肉、野菜、唐辛子などの具をかけて食べる。
麺が太めでコシのあるところや、製法は讃岐うどんに似ていることから、非常に日本人にとってはなじみのある食べやすい料理。
焼きうどんのように焼いたもの(ボソラグメン)や、スープの無い具だけのもの(ギュロラグメン)などもある。
マンティ
ウズベキスタン風、肉饅頭マンティは牛肉や羊肉のミンチと玉ねぎで作った中身を小麦粉で作った皮に包んで蒸した肉饅頭。
基本はヨーグルトソースやサワークリームをかけて食べるが、トマトやコリアンダーのソースと一緒に食べることもある。
シュヴィト・オシュ
シュヴィト・オシュは夏の名物なので冷たい。
ヒヴァなどのホレズム地方の伝統料理で、ハーブ入り麺の上にトマトソースの具を載せて頂く。
食欲が落ちる夏の時期によく食べる料理で、ハーブ入りの爽やかな味のする麺と、酸味のあるトマトソースは食欲をそそる。