2023年3月21日更新

ナヴォイ劇場 Navoiy teatri

中央アジア内で随一の舞台芸術(バレエ・オペラなど)レベルを誇る、ナヴォイ劇場。

第二次世界大戦中に建てられ、ソ連時代には政府から“Grand(グランド)”の称号を与えらえた、由緒正しき劇場。

ナヴォイ劇場は、実は日本とも繋がりの深い建物。

この美しい劇場を建てたのはなんと、第二次世界大戦後にタシケントに連行された日本人捕虜の人たち。

1966年の大地震でタシケントの街は壊滅的な被害を受けたが、ナヴォイ劇場だけはびくともしなくて、住民の避難所などとして使われた。

この出来事は、日本とウズベキスタンの友好関係が深まる大きなきっかけとなった。

ナヴォイ劇場の外には、日本兵がナヴォイ劇場の建設に携わったことを記すプレートが飾られている。

中央アジアのタシケントで日本を感じられるナヴォイ劇場は必見。

住所: Moustafa Kamoul Atatürk 28, Bukhara Street, Tashkent 100029 [地図]

電話番号+998 71 233 9081

ナヴォイ劇場

ナヴォイ劇場

タシケント地下鉄

タシケントの地下鉄を侮るなかれ!

2011年にカザフスタンのアルマトイの地下鉄が開通するまで、タシケントは、中央アジアで地下鉄を有する唯一の都市でした。

そして、各駅はとてもアーティスティックで豪華なつくりとなっている。

壁や床は大理石や花崗岩で作られていたり、陶器のオブジェや石像が飾られていたり、シャンデリアのようなライトが吊るされていたり。ここは本当に地下鉄駅なのかと疑いたくなる。

地下鉄駅は戦略的に重要な場所とされているため、残念ながら写真撮影は禁止。

また、駅に入る際は警察官の荷物チェックを受ける可能性がある。

ウェブサイト

タシケント地下鉄

タシケント地下鉄

独立広場 Independence Square

タシケントの街の中央に位置する、独立広場。

政府や議会などの施設も多く建つこの広場は、タシケント市民の憩いの場として親しまれている。

ソ連時代にはレーニン広場と呼ばれ、大きなレーニン像が置かれていた。

現在では独立を記念した母子像と、ウズベキスタンのみが描かれた地球儀のモニュメントが置かれている。

12ヘクタールもある広々としたこの広場は緑がいっぱい!

歩き疲れた際に休憩するのにちょうど良い。

9月1日の独立記念日や1月1日などの祝日には、独立広場で記念式典が行われる。

音楽の演奏や大道芸、ダンスなどの路上パフォーマンスが多く見られる。

住所: Mustakillik Square, Tashkent,  [地図]

営業時間24時間営業

独立広場

独立広場

アミール・ティムール博物館 Temuriylar tarixi davlat muzeyi

青いドーム型の屋根に真っ白な壁が印象的な、アミール・ティムール博物館。

2006年に建てられた比較的新しい博物館で、ティムール王朝歴史博物館とも呼ばれている。

館内には、14世紀から16世紀にかけて栄えたティムール朝に関する資料が数多く展示されている。

昔の様子が描かれた絵や歴史的資料、昔の武器やお金など、展示物は3000点以上にのぼり、太古からのウズベキスタンの歴史を深く学ぶことができる。

ティムール朝を興した英雄ティムールは、ウズベキスタン人から人気ナンバー1の歴史的人物なだけに、タシケントを観光するならぜひ押さえておきたいスポット。

住所: 13 Амир Темур шоҳ кўчаси, Тошкент 100000 [地図]

営業時間10:00~17:00、定休日(月)
電話番号+998 71 232 0766
ウェブサイト

アミール・ティムール博物館

アミール・ティムール博物館

ハズラティ・イマーム広場

タシケント旧市街の北縁に位置するハズラティ・イマーム広場。

敷地内にはいくつかの壮大なイスラム建築が集合していて、古き良き都の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂っている。

広場のメイン施設であるハズラティ・イマーム・モスクは、8世紀に活躍したタシケント出身のイマーム(モハメドの後継者)の名のついた、たいへん神聖なモスク。

外側の青い屋根やモザイク画とは対照的に、モスクの内部は茶色のレンガや木でできた柱などで造られていて、涼しげな印象となっている。

ハズラティ・イマーム広場でもう1つ注目するべき観光施設が、コーラン博物館です。

ここには、7世紀に伝わったといわれる世界最古のコーランが保管されている。

住所: Зарқайнар кўчаси, Тошкент
ウェブサイト
アクセス:地下鉄「チョルスー駅」下車後、徒歩で約30分

ハズラティ・イマーム・モスク

ハズラティ・イマーム・モスク

タシケント・タワー TV Tower

テレビ塔・ラジオ塔・携帯電話の電波基地として大活躍の、高さ375mのタシケント・タワー。

中央アジアで最も高い建築物です。

1981年に完成したこのタシケント・タワーは、タシケントを襲った大地震を教訓にし、マグニチュード9の地震にも耐えられるように設計されているそうです。

タシケント・タワー内には、ローカルフードの食べられるレストランや、バーの併設されているお店があり、休憩や夕食にもピッタリな観光地です。

住所: Amir Timur Avenue, Tashkent, Uzbekistan [地図]

ウェブサイト

タシケント

タシケント

ジュマ・モスク Dzhuma Mosque

金曜モスクとも呼ばれているジュマ・モスク。

819年に建設され、タシケント内にある157のモスクの中で最も古く、そしてウズベキスタン内で3番目に大きいモスクです。

タシケント・タワーが建設される前は、このモスクがタシケントで最も高い建物で、街全体を見渡せる唯一の場所だった。

住所: Samarqand Darvoza ko’chasi, Тошкент, [地図]

電話番号+998 71 242 2388
ウェブサイト

ジュマ・モスク

ジュマ・モスク

ウズベキスタン国立歴史博物館 State Museum of History of Uzbekistan

1876年に設立されたウズベキスタン国立歴史博物館は、中央アジアで最も古い博物館です。

もちろん展示物も豊富で、その数は25万点以上にのぼるとか。

石器時代の出土品から現代の資料までバラエティ豊かに揃えられた展示物は、有史以前からのウズベキスタンの歴史を物語っている。

ウズベキスタン国立歴史博物館には、歴史的に貴重な収蔵品も多く存在します。

そのうちの一つが、ウズベキスタン南部の街テルメズから見つかった三尊仏。

紀元前のものと考えられており、この時代にはすでにウズベキスタンに仏教が伝わっていた事を示す大変重要なもの。

住所: 3 Buyuk Turon ko’chasi, Тошкент, [地図]

営業時間10:00~17:00、定休日(月)
電話番号+998 71 239 1779

ウズベキスタン国立歴史博物館

ウズベキスタン国立歴史博物館

日本人墓地

戦後、ソ連によって戦争捕虜としてソ連国内に抑留された日本兵57万人余のうち、ウズベキスタンでは、2万3千人の抑留者が強制労働に従事し、そのうち884名がウズベキスタンで帰らぬ人となっている。

その日本人抑留者の墓地が、タシケント市南東地区のヤッカサライ通りに位置する公営墓地の一角に日本人抑留者共同墓地として整備されている。

住所: 2 Kichik Xalqa Yo’li, Тошкент 100081 ウズベキスタン [地図]