2022年3月29日更新
近代
大韓帝国
- 1897年 日清戦争の清の敗北を受けて締結された下関条約により、朝鮮は清の冊封体制から離脱し、朝鮮国から大韓帝国と国号を改める。この時冊封国から独立国となるが、韓国は歴史上中国の冊封国であったことを認めていない。
- 1904年8月23日 第一次日韓協約を結ぶ。
- 1905年7月29日 桂・タフト協定。韓国には日本が、フィリピンにはアメリカ合衆国が影響力を持つと、相互に認め合う。
- 1905年11月17日 第二次日韓協約を結ぶ。外交権を失い、日本の保護国となる。
- 1906年 韓国統監府設置。
- 1907年 国債報償運動。ハーグ密使事件。高宗が退位し純宗が即位。第三次日韓協約。内政権が日本の管轄下に入る。韓国軍の解散が定められる。
- 1909年 韓国統監府初代統監伊藤博文がハルビン駅にて安重根により暗殺される。朝鮮と清の国境が定まる(間島協約)。
「近代改革と国際関係」
日本統治時代
- 1910年 日韓併合条約を結び、日本に併合される(韓国併合)。韓国から朝鮮に国号を戻し、京城に朝鮮総督府が設置される。
- 1919年 三・一独立運動。李承晩・呂運亨・金九らが中華民国の上海市で大韓民国臨時政府を設立。
- 1920年 朝鮮を日本の食料供給地とする産米増殖計画が始まる。
- 1920年 シベリア東部のニコラエフスクで共産革命が激化し、赤軍パルチザンが日露住民を虐殺する尼港事件に朝鮮パルチザンが協力する。
- 1920年 梨本宮方子女王が李王家に嫁ぐ。
- 1920年 満州東部の間島に朝鮮人亡命者が集まり、中国人の馬賊と結んで間島事件、青山里戦闘が起こすが、翌年自由市惨変で壊滅。
- 1929年 光州学生事件。朝鮮博覧会。
「植民地支配下の朝鮮①」
- 1931年 万宝山事件で朝鮮人の反中感情が高まり、朝鮮華僑の虐殺事件(朝鮮排華事件)が勃発する。
- 1933年 朝鮮語学会がハングル綴字法統一案を発表する。
- 1934年 朝鮮農地令施行。
- 1937年 白白教事件。
- 1937年10月2日 皇国臣民ノ誓詞が発布される。
- 1938年 国家総動員法施行。
- 1940年 2月から8月にかけて創氏改名が行われる。
- 1940年 大韓民国臨時政府が重慶に移転し、韓国光復軍を創設。
- 1941年12月8日 日本がイギリスやアメリカ合衆国に宣戦布告。(太平洋戦争(大東亜戦争)勃発)
- 1942年 朝鮮語学会事件。
- 1944年 朝鮮徴兵令施行。
- 1945年8月8日 ソ連対日宣戦布告にともない、ソビエト連邦軍が朝鮮半島東北部に侵攻。
- 1945年8月14日 北緯38度線で朝鮮を分割し、日本軍を分割武装解除することを内容とする「一般命令第一号」を、トルーマン米大統領がソビエト連邦に通告。ソビエト連邦も命令内容に同意した。
「植民地支配下の朝鮮②」
【出典】
朝鮮の歴史「ウィキペディア(Wikipedia)」
韓国朝鮮の歴史「放送大学教材」