2023年12月10日更新
国歌:Flag and Anthem of Macau (China)
マカオの概要
1999 年までポルトガルの植民地であったことから、東西文化の融合が色濃く残っています。
コロアン島とタイパ島を連結して埋め立てたコタイ地区には巨大なカジノやショッピング モールがあり、「アジアのラスベガス」と呼ばれています。
代表的な建物のひとつに、街の絶景を一望できる 338 m 高さのマカオタワーがあります。
マカオには30個の世界遺産があり、2005年、中国で31番目のユネスコ世界遺産に登録された。
ローカルなエリアや店では和式タイプになる。
町なかの公園や観光地などには公衆トイレがあり、比較的きれい。
マカオでキレイなトイレと言えば、高級ホテルや高級レストラン、ショッピングモールになります。
マカオのトイレはレストラン、公衆トイレいずれも無料。
【広東語でトイレと言いたい場合は?】
- 厠所(トイレ・便所)・・・チーソー
- 洗手間(お手洗い・洗面所)・・・サイ・サウ・ガーン
- 公厠(公衆トイレ)・・・ゴンチー
この3種類の中で最も上品な言い方は「サイ・サウ・ガーン」。
お店の人に尋ねる際にはこの言い方を使いましょう。
【お手洗いはどこですか?と聞きたい場合】
- 洗手間 喺邊度 呀?・・・サイサウガーン ハイ ビンドゥーア?
【マカオと日本!トイレの違いは?】
- 便座が上がっている・・・香港やマカオのトイレでは女子トイレでも便座が上がっていることが多い。
- トイレの紙をそのまま流せない場所がある・・・流せない場所には張り紙があります。また香港からのフェリー内やフェリーターミナルにあるような非水洗トイレは流せないので、その場合、トイレの備え付けのゴミ箱に捨ててください。
- 紙が切れている・・・水に流せるタイプのティッシュや芯を抜いたトイレットペーパーを持ち歩くと便利です。
- ウォシュレット機能はない・・・高級ホテルでもウォッシュレット機能の付いたトイレはあまり見掛けません。ウォッシュレット機能の付いたトイレがあるホテルはMGMコタイ、JWマリオットマカオ、リッツカールトンマカオ、ホテルオークラマカオなどの一部ホテル。マストで欲しい方は事前にリサーチしておきましょう。
【マカオのトイレにおすすめの持ち物】
- 除菌シートやスプレーなど除菌ができる製品
- ポケットティッシュ(水に流せるタイプ)
中国本土の珠海地区から供給された水を浄化、塩素消毒している。
水道水は飲用可とされているが、水道管が汚れている場合があるので飲まない方がよい。
また、近年は10~3月に海水が逆流、水道水に高濃度の塩分が含まれる現象(鹹潮)が連続して起きている。
健康への悪影響も考えられるので、滞在中はミネラルウォーターを飲用したほうがよい。
しかし、観光客の急増、中国大陸からの犯罪グループの増加、青少年による犯罪など、経済の急激な発展が新たな社会問題を生んでいる。
特に香港~マカオのフェリー船上や観光名所でのスリやパスポートの置き引き被害、カジノ付近の公園での窃盗、いかさま賭博による詐欺事件など、日本人観光客を狙った犯罪が急増しているので要注意。
2017年には台風の直撃で洪水やライフライン切断など甚大な被害をこうむった。台風シーズンには情報に留意したい。
マカオの地図
マカオ旅行ガイド
マカオ政府観光局 プロモーションビデオ
【マカオ旅行】憧れのマカオへ2泊3日!観光名所をまるっと紹介
【マカオ】空撮動画(マカオ政府観光局)
マカオの交通
飛行機
マカオ・ライト・ラピッド・トランジット(LRT)
現在運行しているのはタイパ線全11駅である。
香港への高速バス(港珠澳大橋)
澳門口岸で、港珠澳大橋を渡る香港行のシャトルバスに乗換える。
路線バス
マカオの市内バスは、市内各地をきめ細かく結んでいるので、観光客にも便利なのですが、路線が複雑なのと、経路が行き帰りで異なる場合が多いことに注意してください。
マカオのバス会社は、黄、青、白の3色ボディの新福利(Transmac)と、白、オレンジ、茶色の3色ボディの澳巴(TCM)の2社がある。
どちらの会社も、料金は地域別で均一料金となっているのが特色です。
香港とは異なり、ミニバスも普通バスも同じ扱いとなっている。
マカオの主なバスターミナルは、新港澳碼頭(フェリーターミナル)、媽閣廟、關閘(国境前)の3箇所です。
また、市内線、離島線ともに多くの路線が集まる場所は葡京(リスボア)なので、離島に行く際はリスボアから乗車するとよい。
なお、詳細な路線図はフェリーターミナルの案内カウンターで手に入るので、それを参考にするとよい。
タクシー
タクシーの色は、黒と白のツートンカラーのものと、黄色1色のものと2種類ある。
車種の関係で4人乗りと5人乗りがありますが、運賃はどれも同じ。
香港ドルでの支払いも可能です。
オープントップバス
1日券を購入して、マカオの有名なスポットや世界遺産を巡れる。
また夜には、「オープントップ・バス・ツアー」で光り輝く夜景も楽しめる。
全てのツアーには英語または中国語の音声ガイドが利用できる。
各旅行会社で予約できる。
フェリー
マカオ島にあるのが、外港客運碼頭(アウターハーバーフェリーターミナル)
※ 通称マカオフェリーターミナル
タイパ地区にあるのが、氹仔客運碼頭(タイパフェリーターミナル)です。
マカオ ⇆ 香港 ルートは主に2つのフェリー会社が運行している。
- 赤い船体カラーの噴射飛行(ターボジェット)
- 青い船体カラーの金光飛航(コタイウォータージェット)
外港フェリーターミナル(マカオフェリーターミナル)は、マカオのメインの玄関口。
とてもアクセスがよく、ここからほとんどのカジノホテルのシャトルバスが出ている。
マカオ随一の観光スポットであるセナド広場まではタクシーでわずか5分というアクセスの良さ。
マカオ半島の世界遺産巡りや、香港からの日帰り観光などの方は、こちらのターミナルが便利。
香港からは、赤い船体の噴射飛行(ターボジェット)を利用するとこちらのターミナルに到着する(一部タイパ行きもあり)。
タイパフェリーターミナルは、大規模改修を経て2017年6月に新しくグランドオープンした。
コタイ地区にあるホテル(ベネチアン・パリジャン・スタディオシティーなど)までは無料シャトルバスで5分もかからず行くことができる。
香港からは青い船体のコタイウォータージェットに乗るとこちらのターミナルに到着する。
ターボジェットも数便こちらに到着する。
現地旅行会社
マイバス
Mapple Activity
香港・マカオの現地オプショナルツアー・アクティビティ予約。
マカオの交通ルール
マカオでは、域内交通に関して、鉄道設備が発達しておらず、陸上交通は自動車に頼らざるを得ない事情の一方で、28.6km2という狭隘な領域に約54万人が住み、1万7310人/km2という世界最高級の人口密度を有している状況では、自家用車の利用はあまり合理的ではなく、バスとタクシーの公共交通機関が主流となっている。
また、市民の足としては、スクーターが重宝されている。
マカオの気候
マカオの気候は香港と同じで亜熱帯気候に属し、夏の期間が長く、高温多湿だが、一応冬の時季もある。
観光のベストシーズンは10~12月の秋から初冬にかけて。この時期はさわやかに晴れる日が多い。