2024年1月14日掲載

ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島

ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島
引用:世界遺産データベース

5.サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群  Pronssikauden pylväät San Marlajadenmakissa

サンマルラハデンマキは、フィンランドのラッピ (Lappi) 近郊にある青銅器時代の墓地遺跡。

スカンジナビア半島にある青銅器時代の遺跡の中では最重要のもののひとつであり、遺跡の花崗岩製の石塚群のうち、33の石塚がユネスコの世界遺産に登録されている。

それらは古いものでは3000年以上遡る、紀元前1500年頃から前500年頃のものである。

石塚群は、タンペレとラウマの間の途から外れた辺鄙な場所にひっそりと佇んでおり、マツ属とトウヒ属の木々に囲まれている

元々は、ボスニア湾岸にあったのだが、土地の隆起によって、いまは海岸線から15km離れた場所に位置している。

石塚のうち4つは1891年に考古学者Volter Högmanが発掘したものである。

そこには、16 x 19m という平らな面が広がる異例の石塚、通称「聖堂の床」(Kirkonlaattia) や、古い石壁に囲まれた通称「フルートの長石塚」(Huilun pitkä raunio) などが含まれている。

住所:Sammallahdentie, 27230 Rauma, フィンランド [地図]


登録年: 1999年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+358 2 8343512
ウェブサイト

行き方:フィンランドの首都ヘルシンキから車であれば3時間ほど。

バスではラウマを経由してからラッピという町へ約4時間ほどで着きます。

ラッピから世界遺産サンマルラハデンマキまでは4キロ。

バスやタクシーで約10分ですが、歩けない距離でもありません。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年11月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:フィンランドの世界遺産、サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳!

サンマルラハデンマキまで行って下さい。  Mene San Marula Hadenmakiin.

サンマルラハデンマキはどこですか?  Missä San Marula Hadenmaki sijaitsee?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

6.ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島  Hega Kusten ja Merenkurkun saaristo

ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島(ヘーガ・クステンとクヴァルケンぐんとう)は、バルト海北部のボスニア湾沿岸にあるユネスコの世界遺産(自然遺産)登録物件。

スウェーデンのヘーガ・クステンハイ・コースト高地海岸)と、フィンランドのクヴァルケン群島から成る。

これらの地域は、氷河の融解に伴って土地が隆起する現象(最終氷期の後、陸地は合計800メートル上昇した)が、地球上で最も顕著に現れている地域であることから、世界遺産に登録された。

ヘーガ・クステン(Höga kusten)は、スウェーデンのヴェステルノールランド県に広がるボスニア湾沿岸部の海岸である。

この一帯は、氷期には巨大な氷床が形成されており、それが後退するに従って陸地にのし掛かる重みが軽減されてきた。

その反動で、年間平均1cm前後という顕著な土地の隆起(リバウンド現象)を惹き起こしており、アイソスタシー研究の好例として知られている。

「高い海岸」を意味するその名の通り、ヘーガ・クステンは屹立した断崖とともに、数多くの入り江、湖、島々などから成る非常に複雑な景観を形成しているのである。

クヴァルケン群島(Merenkurkun saaristo)はフィンランドの西海岸の沖合にある諸島である。

一帯はボスニア湾で最も狭くて浅い地域であり、木の生えない小島嶼が多く、モレーン地形が発達している。

西部のストシェル島、エブシェル島(Ebbskär)周辺はヴァラッサーレット諸島とも呼ばれる。

キョクアジサシ、ハジロウミバト、ホンケワタガモ、ハイイロアザラシ、ムール貝などが生息しており、1974年にラムサール条約登録地となった

住所:Björkövägen 1008, 65870 Korsholm, フィンランド [地図]



登録年: 2000年
登録区分: 自然遺産
営業時間:24時間営業
電話番号:+358 50 3466200
ウェブサイト

行き方:フィンランドのクヴァルケン群島へはヴァーサから美しい景色に癒されながらフェリーに乗って行くことをおすすめします。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年11月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:世界遺産ハイ・コースト/クヴァルケン群島で大自然に癒されよう!

クヴァルケン群島まで行って下さい。  Mene Merenkurkun saaristoon.

クヴァルケン群島はどこですか?  Missä Merenkurkun saaristo sijaitsee?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

7.シュトルーヴェの測地弧  Vanha kirkko Petayavedellä

シュトルーヴェの測地弧(シュトルーヴェのそくちこ)は、ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群

これらの観測点群は、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をしたものであり、当時設置された265か所の測量点のうち34か所が、2005年にユネスコの世界遺産に登録された。

これは、10か国に跨る珍しい物件だが、設置された当時はわずか2か国(スウェーデン=ノルウェーとロシア帝国)に跨っているに過ぎなかった。

北極海に面する北端のハンメルフェスト(ノルウェー)から黒海に近い南端のスタラ・ネクラシウカ(ウクライナ)まで2,800kmに達する。

その北端と南端の地には、測量事業の完成を祝して建てられた記念碑があるが、登録地のほとんどは自然の岩や人工的に設置された岩に印を点けたものがあるに過ぎない。

アラトルニオ教会(フィンランド)とタルトゥ旧天文台(エストニア)は現存の建物が測量点として使用された。

なお、Rudiの測量点は目下モルドバで唯一の世界遺産である。

住所:Alatornion hautausmaa, Kirkonmäentie 85, 95450 Tornio, フィンランド [地図]



登録年: 2005年
登録区分: 文化遺産
営業時間:12:00~15:00、休日(土曜日、日曜日)
電話番号:+358 40 5568676

ウェブサイト

行き方:アラトルニオ教会には、ヘルシンキ⇒オウル/Ouluへ電車ICで6時間⇒Kaupungintaloへバス2.3時間⇒徒歩2分。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年11月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:2023年フィンランド世界遺産全7件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

アラトルニオ教会まで行って下さい。  Mene Ala Tornion kirkkoon.

アラトルニオ教会はどこですか?  Missä Ala Tornion kirkko sijaitsee?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』