2024年2月22日掲載

ドゥブロヴニク

ドゥブロヴニク

1.ドゥブロヴニク旧市街  Dubrovnik stari grad

ドゥブロヴニクは、クロアチア、アドリア海沿岸のダルマチア最南部に位置する都市及び基礎自治体で、ドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の郡都である。日本語でドブロブニクドブロヴニクとも表記される

ボスニア・ヘルツェゴビナの唯一の海港であるネウムが回廊状態で分断しているため、クロアチア本土の飛び地になっていた。

しかし2022年7月26日に本土側とペリェシャツ半島を結ぶペリェシャツ橋が開通し、両地区は国境を超えずに往来できるようになった。

1979年に世界遺産に登録された旧市街は「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並みを誇る

アドリア海沿岸でも傑出した観光地であり、多数のクルーズ船が寄港する他、地中海各都市とフェリーで結ばれドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の中心都市となっている。

人口は2011年に行われた国勢調査で42,641人である。

そのうち、約28,000人はドゥブロヴニク市街に居住している。

2001年の国勢調査ではクロアチア人は住民の88.39%を占めていた。

ドゥブロヴニクは歴史的に海洋貿易によって栄えた都市で、中世のラグーサ共和国はアマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、ヴェネツィアなどと共に5つの海洋共和国に数えられ、アドリア海ではドゥブロヴニクのライバルとなりうる都市国家はヴェネツィア共和国だけであった。

巧みな外交術と豊富な富に支えられ15世紀から16世紀にかけてはとくに発展している。

1970年代、恒久的に戦争による破壊から守るために非武装化されたが、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴う紛争でセルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間包囲(ドゥブロヴニク包囲)され砲撃により多大な損害を蒙った。

住所:Dubrovačke Gradske Zidine, Ul. Ispod Minčete 9, 20000, Dubrovnik, クロアチア [地図]


登録年: 1979年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~15:00
電話番号:+385 20 638 800
ウェブサイト

行き方:ドブロブニクへのアクセスは、主に飛行機やフェリーを利用します。

また、海路を利用する場合は、ドブロブニク・グルジュ港が主要な港となります。

市内観光にはバスが便利です。ドブロブニクのバスは、観光地へのアクセスも良好です。

ドブロブニク国際空港(Zračna luka Dubrovnik)は、クロアチアの美しい海岸都市、ドブロブニクに位置しています。

空港コードはDBVで、国内外から多くの旅行者が訪れます。

空港から市内まではタクシーやバスで短時間でアクセス可能で、観光に便利な立地となっています。

空港周辺には多くのホテルが点在しており、早朝便や深夜便を利用する際にも便利です。

クロアチアの美しい海岸線に位置するドブロブニク・グルジュ港は、その美しさと便利さから多くの旅行者に愛されています。

港からは、エメラルドグリーンのアドリア海を眺めることができ、その美しい景色は訪れる人々を魅了します

また、港周辺にはレストランやカフェが点在しており、地元の新鮮な海産物を味わうことができます。

ドブロブニク・グルジュ港は、地元の人々の生活と観光客の両方を支える重要な交通ハブでもあります。

港からは、周辺のエラフィティ諸島へのフェリーが出ています。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年1月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ドブロブニク行き方ガイド!交通情報や観光、宿泊、食事のおすすめスポット!

ドゥブロヴニク旧市街に行って下さい。 Idite u stari grad Dubrovnik.

ドゥブロヴニク旧市街はどこですか? Gdje je Dubrovnik Stari grad?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2.プリトヴィツェ湖群国立公園  Nacionalni park Plitvička jezera

プリトヴィツェ湖群国立公園(プリトヴィツェこぐんこくりつこうえん)は、クロアチアの国立公園の1つであり、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近いプリトヴィツェ湖群市(Plitvice Lakes municipality)に位置する。

大小16の湖と92の滝がエメラルドグリーンの幻想的な景観を作り出しており、1979年にユネスコの世界遺産に登録された。

プリトヴィッチェ湖群国立公園プリトヴィチェ湖群国立公園プリトビチェ湖群国立公園などとも表記される。

面積として約90%の部分がリカ=セニ郡にあり、約10%がカルロヴァツ郡にある。

なお、「プリトヴィツェ湖群」は現地のクロアチア語ではPlitvička jezera である。

プリトヴィツェ湖群は一般にディナル・アルプス山脈と呼ばれる山地に点在するカルスト地形の1つで、 Lička Plješevica山(Gornja Plješevica山頂の標高1640m)、Mala Kapela山(Seliški vrh山頂の標高1280m)、Medveđak山(標高884m)の山間に広がるプリトヴィツェ台地に位置し、湖群名もこの台地名によっている。

16の湖は、山間から流れ出てくる水が標高636mから503mまで、およそ8kmにわたって南北方向に流れる中で形成されており、上流の湖群と下流の湖群がある。

湖群はおよそ2km2に渡って広がり、一番大きな滝は下流のプリトヴィツェ川が流れ込んでできた大滝(78m)で、湖群の最下流にある湖からコラナ川(Korana)に流れ出す。

一帯の地質は主にドロマイト(白雲岩)と石灰岩のカルストからなり、このことが際立って特徴的な景観が生まれる素因となっている。

湖群は、コケ類、藻類、バクテリアなどの光合成が関与して生まれた石灰質堆積物(石灰華、トゥファ、トラバーチン)の自然のダムからできている。

植物片を混じえた堆積物は年々積み重なり、年1cmの割合で堆積物のダムが高くなっていく。

湖群は紺碧、紺青、灰色など、目を見張るような色合いをもつ。水の色はミネラルや有機物の量、あるいは日照の角度などによって絶え間なく変化する。

住所:Uppsala 8, 51003, 51003 Tartu, エストニア [地図]


登録年: 1979年
登録区分: 自然遺産
営業時間:07:00~17:00
電話番号:+385 53 751 015
ウェブサイト

行き方:日本からクロアチアの首都ザグレブへの直行便はありませんので、ヨーロッパの主要都市を経由してザグレブを目指します。

ザグレブから世界遺産のプリトヴィッツェ湖群国立公園までは、バスが1日10本前後運行しており、約2時間半の道のりです。

プリトヴィッツェ湖群国立公園は下湖群だけをまわると約3時間、全体をぐるっとまわると6時間ほどで巡ることができます。

ザグレブからの日帰り観光も可能ですが、できればゆっくり宿泊して、クロアチアの世界自然遺産の魅力を存分に味わってください。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年1月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:青く輝く湖と滝が織りなす自然の芸術!プリトヴィッツェ湖群国立公園

プリトヴィッツェ湖群国立公園に行って下さい。 Idite u Nacionalni park Plitvička jezera.

プリトヴィッツェ湖群国立公園はどこですか? Gdje se nalazi Nacionalni park Plitvička jezera?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3.ディオクレティアヌス宮殿があるスプリトの歴史的建造物群  Povijesne građevine Splita s Dioklecijanovom palačom

ディオクレティアヌス宮殿(ディオクレティアヌスきゅうでん、クロアチア語:Dioklecijanova palača)は、クロアチアの都市スプリトに残っている宮殿で、3世紀末から4世紀初頭にかけて古代ローマのディオクレティアヌス帝によって建てられたものである。

ディオクレティアヌスは、西暦305年5月1日に帝位を退いた後に隠棲しようと、巨大な宮殿を建てた。

実際の建造は、ダルマティアの海岸から伸びる短いイストリア半島の南側の湾に位置していた。

その地域は海に向って緩やかに傾斜しており、典型的なカルスト地形で、石灰岩の尾根が東から西に走っていた。

中世が終わった頃には、西欧では本宮殿の存在そのものが実質的に分からなくなっていた。

この状況が打破されたのは、1764年のことである。この年に、フランス人の芸術家・古物収集家シャルル=ルイ・クレリソをはじめとする創案者たちの意向で宮殿の調査を行っていた、スコットランド人の新古典派様式建築家ロバート・アダムが、その成果を『ダルマティアのスパラトロにあるディオクレティアヌス帝の宮殿遺跡』 (Ruins of the Palace of the Emperor Diocletian at Spalatro in Dalmatia, London) として公刊したのである。

アダムにとっての宮殿は、新古典主義の新しい様式を生み出すための刺激になった

そして、実測図の出版は、ヨーロッパの建築用語にディオクレティアヌス宮殿が持ちこまれる契機となった。

本宮殿は現在、他の重要な歴史的建造物群とともに、スプリトの中心市街にある。

ワールド・モニュメント財団は建物の完全性に関する調査や石・漆喰などの清掃・補修を含む保全計画に取り組んでおり、2009年中には完成させる予定でいる。

住所:21000, Grad, Split, クロアチア [地図]


登録年: 1979年
登録区分: 文化遺産

行き方:日本からスプリット空港までの直行便はないので、フランクフルトなどの欧米主要都市を経由して向かうことになります。

スプリット空港からは、空港シャトルバスを利用してスプリット市内まで移動することができます。

また、クロアチアの他都市から港町スプリットへはバスでアクセスできます。

バスは「中央バスターミナル」に到着し、ここからスプリット旧市街までは徒歩で約10分です。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年1月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ローマ帝国の宮殿に作られた街、クロアチアの世界遺産スプリット旧市街

ディオクレティアヌス宮殿に行って下さい。 Idite u Dioklecijanovu palaču.

ディオクレティアヌス宮殿はどこですか? Gdje je Dioklecijanova palača?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

4.ポレッチ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂の司教建造物群  Biskupske građevine Eufrazijeve bazilike u povijesnoj jezgri Poreča

エウフラシウス聖堂 (クロアチア語:Eufrazijeva bazilika)は、クロアチア、ポレッチにあるカトリック教会の聖堂(バシリカ)。

聖堂から離れた祭器保管所、洗礼室、近接した大司教邸宅の鐘楼などを含む監督司教の複合施設で、この地域における初期ビザンティン美術の秀例の一つである。

その希な価値から、1997年にUNESCO世界遺産に登録された。

聖堂は6世紀の8角形の洗礼堂、近接した16世紀の鐘楼、柱廊で囲まれた中庭(平板の墓石と考古学上の中世の発見物を含む)、監督司教の6世紀の邸宅、奉納礼拝堂からなる複合物の一部である。

2つの側廊は、18ある優雅なギリシャの大理石製列柱(ビザンティン様式とロマネスク様式の柱頭が豊かに彫刻され、動物を描いた装飾で飾られている)によって身廊から区切られている。

列柱には全て聖エウフラシウスのモノグラムが含まれている。

柱頭の間のアーチは化粧漆喰(Stucco)で装飾されている。

教会の家屋も貴重な聖なる対象で、古キリスト教、ビザンツ、中世からの異なる美術作品からなる。

奉納礼拝堂は祭器保管所の隣にあり、聖マウルスと聖エレウテリウスの聖遺物を所有している。

住所:Eufrazijeva ul. 22, 52440, Poreč, クロアチア [地図]


登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~16:00、休日(土曜日、日曜日)
電話番号:+385 52 451 784
ウェブサイト

行き方:クロアチアまで日本からの直行便はないので、ヨーロッパ主要空港で乗継をします。

クロアチアの首都ザグレブからは300kmほどで、車で3時間から4時間程。

また電車で2時間程のアドリア海沿岸のノビグラードという駅まで行き、そこから車で30分程でポレッチに行くことができます。

他にもスロベニアの首都リュブリャナから160kmなので車で2時間前後、イタリアのベネチアからも250km程なので3時間前後で行くことができます。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年1月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:クロアチアの美しい世界遺産!ポレッチ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂

エウフラシウス聖堂に行って下さい。 Idite do Eufrazijeve bazilike.

エウフラシウス聖堂はどこですか? Gdje se nalazi Eufrazijeva bazilika?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

5.古都トロギール  Antički grad Trogir

トロギルは、クロアチアのスプリト=ダルマチア郡の港町。

アドリア海に面する。

トロギルの町は、クロアチア本土とチオヴォ島の間の小さな島にある。

スプリト市の27キロ西方にある。

1997年、古都トロギルはUNESCO世界遺産に登録された。

トロギルは2300年に亘って続く植民都市としての伝統で人々を魅了してきた。

豊かな文化は古代ギリシャ、古代ローマ、ヴェネツィア共和国の影響から生み出された物である。

トロギルには小さな島の中に宮殿、教会、塔が多数、そして要塞もある。

トロギルには、アドリア海沿岸のみならず中欧でももっとも保存状態のよいロマネスク=ゴシック建築群がある。

中世から続くトロギルの中心部は城壁で囲まれ、城、塔、住居、宮殿など、ロマネスクからゴシック、ルネサンス、バロックといったさまざまな時代の建物が保存されている。

トロギル最大の建物は聖ラウレンティウス教会で、その西正門はラドヴァンによる傑作であり、同時にクロアチア国内でもっとも顕著なロマネスク=ゴシック様式の作品である。

住所:Trg Ivana Pavla II, 21220, Trogir, クロアチア [地図]


登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:12:00~18:00、08:00~20:00(水曜日、金曜日)
電話番号:+385 21 881 426
ウェブサイト

行き方:日本からクロアチアへは直行便がないため、ヨーロッパの主要都市を経由して行くのが一般的です。

パリやフランクフルトなどで乗り継いで、クロアチアのスプリット空港へ向かいましょう。

スプリット空港からトロギールまでは車で約15分ほどと近く、バスでもアクセスできます。

スプリット市街地からバスで行く場合は、長距離バスターミナルから約30分、スプリット旧市街北側の公共バスターミナルからなら約45分ほどです。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年1月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:中世の街並みが美しいクロアチアの世界遺産「古都トロギール」

トロギールに行って下さい。 Idite u Trogir.

トロギールはどこですか? Gdje se nalazi Trogir?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』