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2023年8月30日掲載

ビガン歴史都市

ビガン歴史都市

4.ビガン歴史都市  Vigan Historical City

ビガン歴史都市(ビガンれきしとし)は、フィリピン、ルソン島の北部にあるビガンの街並みが登録されているユネスコの世界遺産(文化遺産)。

ビガンは、ルソン島のマニラの北、約400kmにある都市。

1574年に建設され、16世紀からのスペインによる統治下で商業、貿易の拠点として栄えた。

スペイン統治時代の街の名前は、シウダー・フェルナンディナ (Ciudad Fernandina) 。

このころ築かれたユニークな街並みは、スペイン、中国、ラテンアメリカの影響を受けているといわれている。

マニラやセブにも同様の街並みが存在したが、太平洋戦争時、ビガンの街並みだけは奇跡的に戦渦を逃れた。

ユネスコに推薦された建造物は120棟であり、そのうちの101棟はバハイ・ナ・バト(bahay na bato タガログ語でbahayは家、batoは石の意味)と呼ばれる住宅である

ビガンのバハイ・ナ・バトが多く残る地域は19世紀末までグレミオ・デ・メスティソス(メスティソ居住区)と呼ばれ、住民の多くは中国系メスティソである。

バハイ・ナ・バトは、スペインの石造住居と中国で盛んだった窯業をもとに、フィリピンの気候風土に適応するように工夫され、メスティソによって建てられた点で、フィリピンの多層文化を体現した建物として評価された

名に反して石造では無く、木骨煉瓦(もしくは石)造りの2階建ての建物で、1階は馬屋や倉庫として利用され、風通しの良い2階が居住用のスペースとして利用されている。

住所: フィリピン イロコススル ビガン [地図]

登録年: 1999年
登録区分: 文化遺産

行き方:ビガンへの行き方は2通りあります。

時間に余裕がある人は、のんびりと景色を楽しみながらバスで向かいましょう。

一方、観光の一環として効率よく回りたい人には飛行機とバスがおすすめです。

バスの場合は、首都マニラのパサイおよびクバオバスターミナルから直行便が出ています。

片道10時間程の長旅になりますが、大型バスなので思ったより快適。

ただし室内は寒いくらいの温度に設定されていますので、必ず上着を持参しましょう。

飛行機の場合は、マニラからラオアグへ約1時間。

その後ラオアグ空港から市内のバスターミナルまで移動し、ビガン行きのバスに乗って2時間です。

直行バスよりも費用はかかりますが、手軽に行けるのが魅力です。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:フィリピンに残るスペイン統治時代の街並み!世界遺産「ビガン歴史都市」

クリソロゴ通りに行って下さい。 Pumunta sa Crisologo Street.

クリソロゴ通りはどこですか? Nasaan ang Crisologo Street?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

5.プエルト・プリンセサ地下川国立公園  Puerto Princesa Subterranean River National Park

プエルト・プリンセサ地下川国立公園(-ちかせんこくりつこうえん)は、フィリピン諸島の南西にあるパラワン島の洞窟内に流れる地下川を保護する目的で指定された国立公園。

州都プエルト・プリンセサからは北へ50kmほどの場所に位置する。

1999年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。

2012年にラムサール条約登録地ともなった

プエルト・プリンセサ地下川は、パラワン島のセント・ポール山地の鍾乳洞内を流れるカバユガン川(Cabayugan River)の一部である。

この地下川の流れる鍾乳洞は海に繋がっている。

このため地下川の下流部分は潮の干満の影響を受け、独特の生態系を有している。

一帯には石灰岩のカルスト地形のほか、山地、海域、マングローブ、低地の常緑熱帯雨林および淡水湿地などの多様な地形と生態系がある。

公園にはフィリピンオウム、タイマイ、アオウミガメ、カラフトアオアシシギ、パラワンコクジャクおよびパラワンツカツクリなど、約15種の固有種の鳥類を含む233種の動物が生息しており、約800種の植物が見られる

住所:Puerto Princesa, Palawan [地図]

登録年: 1999年
登録区分: 自然遺産

行き方: 日本からプエルト・プリンセサへの直行便はありませんので、マニラを経由します。

マニラのニノイ・アキノ国際空港からプエルト・プリンセサ国際空港は、飛行機で約70分。

プエルト・プリンセサ国際空港からプエルト・プリンセサの市街地へは、車で約1時間。

バスはありませんので、宿泊ホテルの送迎バスを利用するのがおすすめです。

三輪タクシーのトライシクルに乗る場合は、ぼったくりに注意が必要!

必ず価格を確認してから利用するようにしましょう。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:フィリピン最後の秘境!世界遺産のプエルト・プリンセサ地下河川国立公園

プエルト・プリンセサに行って下さい。 Mangyaring pumunta sa Puerto Princesa.

プエルト・プリンセサはどこですか? Nasaan ang Puerto Princesa?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

6.ハミギタン山岳地域野生動物保護区  Hamigitan Mountain Range Wildlife Refuge

ハミギタン山(Bundok Hamiguitan. Mount Hamiguitan)はフィリピン、東ダバオ州にある標高1,637メートル (5,371 ft)の山である。

ハミグイタン山と表記するメディアもある

その山と周辺地域はフィリピン国内では有数の多彩な野生生物の生息地になっており、そうした野生生物の中には、ネペンテス・ペルタタのような固有種を複数含むウツボカズラ属や、近絶滅種のフィリピンワシが含まれる

ハミギタン山域野生生物保護区(Mount Hamiguitan Range Wildlife Sanctuary)はその山稜一帯に設定された野生生物保護区で、2004年に6,834 ヘクタール(ha)で設定された後、2007年には核心地域6,348.99 ha、緩衝地域783.77 haの計7,132.76 haへと拡大され、2014年にはUNESCOの世界遺産リストに登録された

この山には約2,000 haの森林保護区が設定されている。

その森林群は、超苦鉄質の土壌で100年育った矮林が特徴であり、動物相・植物相とも、希少種、固有種、絶滅危惧種などを多く含む

住所:Bayan ng San Isidro, Davao Oriental [地図]

登録年: 2014年
登録区分: 自然遺産

行き方:

世界遺産ハミギタン山地野生生物保護区の最寄り空港はダバオ国際空港です。

マニラからダバオまでは、飛行機で2時間ほどのフライトです。

ダバオからはバスでマティ(Mati)という街を目指します。

ハミギタン山に近づくには、北東海岸沿いの道を行くか、西側中腹の自然科学博物館に向かうかの2つのルートがあります。

前者の場合は、世界遺産区域の入口付近にリゾート施設が集まっている一画があり、宿泊施設もあります。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:世界遺産に選ばれた珍種の宝庫!フィリピンのハミギタン山地野生生物保護区

ハミギタン自然科学博物館に行って下さい。 Mangyaring pumunta sa Hamigitan Natural Science Museum.

ハミギタン自然科学博物館はどこですか? Saan matatagpuan ang lokasyon ng Hamigitan Natural Science Museum?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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