2024年8月16日更新
21.デリーのフマユーン廟 दिल्ली में हुमायूँ का मकबरा
フマーユーン廟(フマーユーンびょう)は、インド共和国の首都デリーにある、ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。
インドにおけるイスラーム建築の精華のひとつと評され、その建築スタイルはタージ・マハルにも影響を与えたといわれる。
ムガル帝国第2代皇帝フマーユーン は、1540年、ビハールの地をしたがえたパシュトゥーン人(アフガン人)の将軍でのちにシェール・シャーと名乗るスール族のシェール・ハンに大敗し、これ以降インド北部の君主の座を奪われてペルシアに亡命し、流浪の生活をおくった。
やがてイラン(ペルシア)のサファヴィー朝の支援を受け、シェール・シャー死後の1555年にはアーグラとデリーを奪回して北インドの再征服に成功したが、翌1556年に事故死してしまった。
フマーユーン死後の1565年、ペルシア出身の王妃で信仰厚いムスリマであったハミーダ・バーヌー・ベーグム(ハージー・ベーグム)は、亡き夫のためにデリーのヤムナー川のほとりに壮麗な墓廟を建設することを命令した。
時代は、アクバル大帝治世の前半にあたっていた。
伝えられるところによれば、ペルシア出身の建築家サイイド・ムハンマド・イブン・ミラーク・ギヤースッディーンとその父ミラーク・ギヤースッディーンの2人の建築家によって9年の歳月を経て完成されたという。
その建築は、ムガル帝国の廟建築の原型を示すといわれている。
1993年、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)世界遺産(文化遺産)に登録された。
住所:Hazrat Nizamuddin Aulia Dargah, Mathura Rd, Nizamuddin, Nizamuddin East, New Delhi, Delhi 110013 インド [地図]
360°写真
登録年: 1993年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+91 11 2435 5275
ウェブサイト:
行き方:フマユーン廟は、ニューデリーの中心であるコンノートプレイスから南東に行ったエリア、 ハザラト・ニザームウッディーン駅からおよそ500mに位置しています。
バスはニューデリー駅の西側から出ている181番バスなどが ハザラト・ニザームウッディーン駅まで行きます。
オートリキシャ(三輪タクシー)を利用して宿泊付近から直接フマユーン廟に行くのが一番シンプルですが、デリーのリキシャは悪質なドライバーも多いのでしっかりと金銭交渉をできるかどうかで、オートリキシャで行くか鉄道かバスで行くか判断しましょう!
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:タージマハルのモデルとなった世界遺産~デリーのフマユーン廟
参考URL:アジア旅行地ガイド「デリーの観光(クトゥブ・ミナール・Red Fort・フマユーン廟他)」
フマユーン廟まで行って下さい。 हुमायूँ के मकबरे पर जाएँ।
フマユーン廟はどこですか? हुमायूँ का मकबरा कहाँ है?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
22.インドの山岳鉄道群 भारतीय पर्वतीय रेलवे
インドの山岳鉄道群とはユネスコの世界遺産登録物件のひとつである。
インドの山岳部を走る鉄道を対象とするものであるが、1999年に「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」の名で登録された段階ではその名の通りダージリン・ヒマラヤ鉄道のみが対象とされていた。
2005年にニルギリ山岳鉄道が登録対象に加えられた際に、現在の名称に変更された。
その後、2008年にはカールカー=シムラー鉄道が拡大登録された。
2008年現在運行しているインドの山岳鉄道は、あと1つマテラン登山鉄道 (Matheran Hill Railway) が存在する。
インド政府はこれも拡大登録されることを目指し暫定リストに加えられたが、2010年の第34回世界遺産委員会でICOMOSは不登録を勧告し、これ以上インドの山岳鉄道群を拡大登録しないように要請した。
これによりインド政府は推薦を辞退した。
[地図]
360°写真(ダージリン・ヒマラヤ鉄道)
登録年: 1999年
登録区分: 文化遺産
行き方:ダージリン・ヒマラヤ鉄道へアクセスするには、まず日本からインドのニューデリーへ直行便で約10時間半。
ニューデリーから国内線でバッグドグラ空港まで約2時間。
バッグドグラ空港から起点となるニュー・ジャルパーイーグリー(New Jalpaiguri)駅まで、車で約50分です。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:まるで機関車トーマス!イギリス人が造った世界遺産「インドの山岳鉄道群」
ニュー・ジャルパーイーグリー駅まで行って下さい。 न्यू जैल्पर ईगल स्टेशन पर जाएँ।
ニュー・ジャルパーイーグリー駅はどこですか? न्यू जलपुर-ईगली स्टेशन कहाँ है?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
23.ブッダガヤの大菩提寺 बोधगया महाबोधि मंदिर
ブッダガヤの大菩提寺(ブッダガヤのだいぼだいじ)またはマハーボーディ寺院はインド、ブッダガヤにある寺院。
釈迦牟尼の生涯、特に悟りの達成に関連する四大聖地の1つである。
古い煉瓦構造建築様式の1つである。
9層からなり、52メートルの高さをもつ。
ユネスコにより世界遺産に登録されている。
釈迦牟尼が悟りを開いた場所であり、ビハール州パトナーからおよそ96km離れたところに位置している。
紀元前約530年、僧として放浪している釈迦牟尼がガンジス川支流の森の岸に着いたその位置を示すために造られた。
境内には悟りの菩提樹の直系の子孫であるゴータマ・ブッダの菩提樹と9層の煉瓦造の主塔のほか、菩提樹の下にある砂岩の金剛宝座(ヴァジラーサナ)、仏塔、アジャパラ・ニグローダ樹の跡地、ラージャタナ樹とハスの池がある。
長らくヒンドゥー教の管理下にあり、寺院が整備されず荒廃していたが、1949年にヒンドゥー教徒と仏教徒の各4名と政府要員1名(ヒンドゥー教)による管理となった。
さらに1992年には佐々井秀嶺などによるブッダガヤ奪還運動が行われ、ブッダガヤ大菩提寺管理委員会の仏教徒のみによる管理を訴え、インド最高裁判所で係争中である。
2013年7月7日、爆弾テロ事件が発生し2名のビルマ人、チベット人仏教僧侶をふくむ5名が負傷した。
住所:Bodh Gaya, ブッダガヤ Bihar 824231 インド [地図]
360°写真
登録年: 2002年
登録区分: 文化遺産
営業時間:05:00~21:00
電話番号:+91 631 220 0735
ウェブサイト:
行き方:まずはブッダガヤ近郊の町であるガヤーもしくはパトナーに飛行機で向かいます。
パトナーからガヤーまではバスで3時間半。
ガヤーからブッダガヤまで約16キロなので、タクシーやリキシャで行くことができます。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:仏教四大聖地!ブッダ悟りの地、世界遺産ブッダガヤの大菩提寺
マハーボーディ寺院まで行って下さい。 महाबोधि मंदिर जाएं.
マハーボーディ寺院はどこですか? महाबोधि मंदिर कहाँ है?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
24.ビンベットカの岩陰遺跡群 बिम्बेटका गुफा खंडहर
ビームベートカーの岩陰遺跡(ビームベートカーのいわかげいせき)は、インド中部に残る旧石器時代の岩陰遺跡であり、インド亜大陸における人類の最初期の痕跡から、インドの石器時代初期までの様子を伝えている。
マディヤ・プラデーシュ州のラーイセーン県にあり、その多くはラタパニ野生生物保護区(Ratapani Wildlife Sanctuary) 内にある。
その文化的景観は、2003年にはUNESCOの世界遺産リストに登録された。
日本ではビンベットカのロック・シェルター群ほか、いくつかの呼び方がある。
岩陰遺跡のいくつかでは、ホモ・エレクトゥスが少なくとも10万年以上暮らしていた。
ビームベートカーの岩陰遺跡に残る石器時代の岩絵には、3万年前のものも含まれる。
洞窟は、初期の踊りの痕跡も伝えている。
「ビームベートカー」(Bhimbetka / भीमबेटका) という名は、叙事詩『マハーバーラタ』に登場する英雄神ビーマと結びついており、「ビーマの座所」(Bhimbaithka / भीमबैठका) に由来すると言われている。
住所:Bhojpur Raisen, アムチャ・カード Madhya Pradesh 464990 インド [地図]
360°写真
登録年: 2003年
登録区分: 文化遺産
営業時間:07:00~18:00
ウェブサイト:
行き方:世界文化遺産「ビンベットカのロック・シェルター群」は、インドの中部にあるマディア・プラデーシュ州の州都ボーパールより南東へ約45キロ程の場所に位置しています。
日本からはボーパールへの直行便がないため、インドのニューデリーやムンバイから国内線へ乗り継ぎとなり、ボーパール近郊のラジャ・ボジ空港へは約1時間 半程で到着します。
ラジャ・ボジ空港からロック・シェルター群へは約60キロ程の距離で、車で約1時間40分程かかります。
またはラジャボジ空港から約12キロ、車で約30分ほどのところにあるボーパールのバススタンドからHoshangabad行きのバスに乗りビンベットカで下車して行く方法もあります。
ビンベットカのバススタンドから約3キロ程のところにロック・シェルター群はあります。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:インドのプリミティブアートを鑑賞!世界遺産ビンベットカのロック・シェルター群
ビンベットカのロック・シェルター群まで行って下さい。 बिम्बेटका में चट्टानी आश्रयों पर जाएँ।
ビンベットカのロック・シェルター群はどこですか? बिम्बेटका शैलाश्रय कहाँ हैं?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
25.チャンパネール=パーヴァガドゥ遺跡公園 चंपानेर-पावागाडु पुरातत्व पार्क
チャンパーネール・パーヴァーガド遺跡公園(チャンパーネール・パーヴァーガドいせきこうえん)は、銅器時代からヒンドゥー王朝の要塞、イスラーム王朝である16世紀のグジャラート・スルターン朝の首都にいたる長きに渡る土地利用を示す遺跡群を含むインドの世界遺産である。
インド西部のグジャラート州に位置するチャンパーネール・パーヴァーガト遺跡公園には、銅器時代の遺跡に始まり8-14世紀の要塞、宮殿、宗教建築物、居住区域、農地、取水設備などが点在する。
公園内のパーヴァーガド丘の頂上に位置するカーリーカマタ寺院は重要な聖地とみなされており、いまも多くの巡礼者を惹きつけている。
遺産はムガル帝国支配以前の都市として、唯一完全な姿を保つことで知られている。
住所:FGMJ+RXV, Champaner, Gujarat 389360 インド [地図]
360°写真
登録年: 2004年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+91 1800 203 1111
行き方:ヴァドーダラー空港からヴァドーダラー駅に向かいます。
「STCバススタンド」というターミナルがあり、チャンパネールまでのバスに乗ると、1時間程で到着できます。
そこから徒歩30分程でパーヴァガドゥ遺跡公園が見えてきます。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ヒンドゥーとイスラム建築の融合!世界遺産チャンパネール・パーヴァガドゥ遺跡公園
チャンパーネール・パーヴァーガト遺跡公園まで行って下さい。 चंपानेर पावाघाट पुरातत्व पार्क जाएँ।
チャンパーネール・パーヴァーガト遺跡公園はどこですか? चंपानेर पावाघाट पुरातत्व पार्क कहाँ है?