2023年2月7日掲載

マドリード

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46.アンテケラのドルメン遺跡  Ruinas de dólmenes de Antequera

メンガ支石墓は、スペイン・アンダルシア州マラガ県アンテケーラ近郊にある支石墓(ドルメン)。

ビエラ支石墓と合わせてヨーロッパの先史時代を代表する巨石建造物であり、ヨーロッパ屈指の大きさを持つ巨石建造物である

建設されたのは青銅器時代の紀元前3000年に遡る。

埋葬地であるメンガ支石墓の横幅は5m、高さは4mであり、奥行は25mである。

支石墓には32の巨石が用いられており、最大の巨石は重量が約180トンに達する。

この支石墓は支配者階級の墓であるとされており、巨石の構築や中央部への通路が完成した後に、巨石構造は今日にみられるように土で覆われたとされている。

アンテケーラ近郊には他の巨石建造物もみられる。

メンガ支石墓はビエラ支石墓から70メートル離れた場所にあり、エル・ロメラル遺跡から4キロメートル離れた場所にある

住所:Carr. de Málaga, 5, 29200 Antequera, Málaga, スペイン [地図]

登録年: 2016年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~18:00、09:00~15:00(日曜日)、休日(月曜日)
電話番号:+34 952 71 22 06
ウェブサイト

行き方:マラガ市街から車で1時間ほどの距離にある近郊の町、アンテケラへ。

参考URL:アンテケラのドルメン遺跡

アンテケラのドルメン遺跡に行って下さい。 Visita las ruinas de los dólmenes de Antequera.

アンテケラのドルメン遺跡はどこですか? ¿Dónde están las ruinas de los dólmenes de Antequera?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

47.カリフ都市メディナ・アサーラ  Califato de Medina Assara

イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)没後の、イスラム社会の最高指導者を「カリフ」と呼んだ。

後ウマイヤ朝時代、そのカリフを名乗ったアブド・アッラフマーン3世が10世紀に築いた城郭都市がメディナ・アサーラ(アサーラ旧市街)です。

20世紀初頭まで長く地中に埋もれていたことから、当時の建築のさまざまな特色をよく残しており、キリスト教徒による国土回復運動(レコンキスタ)以前のイスラム都市を伝えている。

カリフ都市メディナ・アサーラに、王の離宮として使用されたザフラー宮殿が築かれた。

その規模から、ヴェルサイユ宮殿と比べられることもある。

住所:Ctra. Palma del Río, km 5.5, 14005 Córdoba, スペイン [地図]


登録年: 2018年

登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~18:00、09:00~15:00(日曜日)、休日(月曜日)
電話番号:+34 957 10 36 37
ウェブサイト

行き方:

  1. コルドバ市内中心部からメディナ・アサーラ博物館までバスに乗る
  2. メディナ・アサーラ博物館で入場券を購入
  3. メディナ・アサーラ博物館ー遺跡間のシャトルバスに乗る
  4. メディナ・アサーラ遺跡の入り口に到着

参考URL:世界遺産、コルドバのメディナ・アサーラを訪れる人は必読!ちょっと複雑な行き方を解説

メディナ・アサーラに行って下さい。 Ir a Medina Assara.

メディナ・アサーラはどこですか? ¿Dónde está Medina Asara?

出典元: 世界遺産オンラインガイド

48.リスコ・カイドとグラン・カナリア島の聖なる山々の文化的景観  Risco Caido y el Paisaje Cultural de las Montañas Sagradas de Gran Canaria

グラン・カナリア島の中央にある山岳地帯では、峡谷や絶壁、火山地形が織りなす風景に混じって、穴居人の住居、貯水池や穀物倉庫の遺構を目にすることができるが、これらは、島に土着文化が存在していたことの何よりの証といえる。

カナリア諸島の先住民の文化を伝える重要な場所としてかけがえのない価値を有することから、ユネスコの世界遺産に登録されている。

リスコ・カイドは穴居時代の考古学遺跡で、21の洞窟から構成されており、呪術的・宗教的な信仰、そして豊穣の祈念に関連した貴重な洞窟画が描かれている。

住所:35350 Artenara, Las Palmas, スペイン [地図]


登録年: 2019年

登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
電話番号:+34 928 21 94 21
ウェブサイト

行き方: 日本からの一番シンプルな行き方は、イベリア航空(JALとコードシェア便)を使ったルートである。

成田(NRT)→マドリード(MAD)→グラン・カナリア島(LPA)になる。

参考URL:【グラン・カナリア島】行き方・グルメ・観光スポット、全て教えます!

リスコ・カイドに行って下さい。 Por favor, vaya a Risco Kaid.

リスコ・カイドはどこですか? ¿Dónde está Risco Kaid?

出典元:リスコ・カイドとグラン・カナリア島の聖なる山々の文化的景観

49.プラド通りとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観  Paseo del Prado y Buen Retiro, un paisaje de Artes y Ciencias

マドリード市の中心部に位置するこの文化的景観は、16世紀にヒスパニック・アラメダの原型であるパセオ・デル・プラド通りの並木道が作られて以来、発展してきた。

プラド大通りには、アポロの泉、ネプチューンの泉、シベレスの泉などの主要な噴水があり、それらを囲むように一流の建物が建っている。

この場所は、18世紀の啓蒙的な絶対主義時代の都市空間と開発の新しいアイデアを体現している。

芸術や科学を目的とした建物に加え、産業、医療、研究を目的とした建物が並んでいる。

これらの建物は、スペイン帝国の最盛期におけるユートピア社会への憧れを示しており、知識の民主化という啓蒙主義的な考えと結びついて、ラテンアメリカに大きな影響を与えた。

17世紀に建てられたブエン・レティーロ宮殿の名残である120ヘクタールの「ブエン・レティーロの庭」が、この敷地の最大の部分を占めている。

また、敷地内には段々畑のようになっている王立植物園や、19世紀から20世紀にかけて建てられた文化施設や科学館などの建物が立ち並ぶ住宅街、バリオ・ジェロニモスがある。

住所:スペイン マドリード [地図]

登録年: 2021年
登録区分: 文化遺産

行き方:マドリッドの中心部に位置するプラド通りは、シベレス広場とアトーチャ駅の間に位置する、約1kmほど続く並木通りのこと。

これは16世紀に建造されたヨーロッパ初の並木通りで、木々や噴水などを配し、市民がゆっくりと過ごす空間として建造。

参考URL:スペインの世界遺産「パセオ・デル・プラド(プラド通り)とブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」とは?世界遺産マニアが解説

パセオ・デル・プラドに行って下さい。 Ir al Paseo del Prado.

パセオ・デル・プラドはどこですか? ¿Dónde está Paseo del Prado?

出典元:パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観