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2024年10月18日更新

モンゴル

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1.ウヴス・ヌール盆地 Увс нуурын сав газар

ウヴス・ヌールは、モンゴル国最大の湖。

日本ではウヴス湖とも表記される。

海抜759 m、面積3,350 km2

その北東部は、ロシア連邦のトゥヴァ共和国に含まれる。

湖岸の最大の集落は、オブス県の県庁所在地オラーンゴムである。

この塩分の濃い浅い湖は、かつて数千年前にこの一帯にも海が広がっていたときの名残である。

流入河川にはテス川などがあり、流出河川はない。

ウヴス・ヌールは、およそ700,000 km2 に渡って広がるウヴス・ヌール盆地の中心に位置しており、ユーラシア大陸において、自然のままのステップが良好に保存されている地域となっている。

同時に、世界で最も北にある砂漠と、世界で最も南にあるツンドラが並存する場所ともなっている

住所:モンゴル [地図]

登録年: 2003年
登録区分: 自然遺産

行き方:まずは、ウランバートルのチンギスハーン国際空港へ向かいましょう。

成田国際空港からチンギスハーン国際空港へは、モンゴル航空が週3便の直行便を運航しています。

ウランバートルとウヴス・ヌール盆地は1000kmほど離れているので、夏季に運航されるウランバートルからオラーンゴムへの国内線を利用すると便利です。※2018年4月時点の情報です

参考URL:世界最北の砂漠と最南のツンドラが共存する世界遺産ウヴス・ヌール盆地

ウヴス・ヌール盆地まで行って下さい。Увс нуурын сав газар руу яв.

ウヴス・ヌール盆地はどこですか?Увс нуурын сав газар хаана байдаг вэ?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2.オルホン渓谷の文化的景観 Орхоны хөндийн соёлын ландшафт

オルホン渓谷(オルホンけいこく)はモンゴル中央部のオルホン川両岸に広がっている渓谷。

首都ウランバートルの西方約360 kmに在る。

その渓谷の文化的景観は、2000年以上に渡って培われてきた遊牧民の伝統を例証するものとして、ユネスコの世界遺産に登録された。

オルホン渓谷の主要なモニュメントは以下の通り。

  • オルホン碑文
    8世紀初頭のビルゲ・カガンからキョル・テギンまでの突厥文字による記録。
    明らかに突厥のモニュメントの中で最も際立ったものである。
    1889年から1893年にかけて、ロシアの考古学者たちが発見し、解読した。
  • ハル・バルガス遺跡 (Ruins of Khar Balgas)
    8世紀のウイグル可汗国のオルド・バリクの遺構。
    50 km2 に宮殿、店、寺院などが有った
  • チンギス・カンの首都カラコルムの遺跡
  • エルデネ・ゾー僧院
    モンゴルで初の仏教の僧院だが、1937年から1940年にかけて、共産主義当局に一部破壊された。
    Tuvkhun Hermitageも海抜2600mの丘の上に位置する壮麗な僧院であったが、共産主義時代にほぼ全てが壊された。
  • ドイト丘陵(Doit Hill)に在るモンゴル宮殿跡
    13世紀から14世紀にかけてのもので、オゴデイの居城と考えられている。

住所:6R2R+F9Q, Kharkhorin, モンゴル [地図]


登録年: 2004年
登録区分: 文化遺産

行き方:世界遺産オルホン渓谷の文化的景観へ行くには、首都ウランバートルから車で6時間ほど。

広い草原に見どころが点在しているので、車をチャーターするか、ツアーに参加するのがおすすめです。

参考URL:モンゴルの大草原と共存する世界遺産、オルホン渓谷の文化的景観

エルデネ・ゾー僧院まで行って下さい。Эрдэнэ зо хийд рүү яв.

エルデネ・ゾー僧院はどこですか?Эрдэнэ зо хийд хаана байдаг вэ?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3.モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群 Алтайн уулс дахь хадны зураг, Монгол

モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群(モンゴル・アルタイさんみゃくのいわえぐん)は、モンゴルの世界遺産のひとつであり、その登録名が示すように、モンゴル・アルタイ山脈の3箇所の岩絵遺跡群が対象となっている。

それらは紀元前11000年ごろから西暦9世紀ごろまで、およそ12000年にわたって描かれており、それぞれの時期における北アジアの生活様式や周辺環境の様子を伝える岩刻画が数多く残されていることが評価された。

UNESCOの世界遺産リストに登録されたモンゴルの文化遺産は、オルホン渓谷の文化的景観に続いて、これが2件目である。

モンゴル北西部から中南部に位置するモンゴル・アルタイ山脈は、南西部のゴビ・アルタイ山脈とともに、狭義のアルタイ山脈を構成している

登録対象となっているのは、モンゴル・アルタイ山脈にある以下の3遺跡で、いずれもバヤン・ウルギー県にある。

首都ウランバートルから西方におよそ1700 kmに位置し、それぞれの遺跡は35 – 40 km 程度離れている

中・ロの国境に近い場所でもあり、軍の管理下に置かれている地域も含まれている

住所:モンゴル [地図]

登録年: 2011年
登録区分: 文化遺産

行き方:世界遺産があるモンゴル・アルタイ山はモンゴル最西部のバヤンウルギー県に属していて、ウルギーの町からはおよそ130km南西にあります。

3つの岩絵があるツァガーン・サラー=バガ・オイゴルと上ツァガーン・ゴル、アラル・トルゴイの距離はそれぞれ30kmから40kmほど離れています。

参考URL:一万二千年の歴史を物語る!世界遺産「モンゴル・アルタイ山系の岩絵群」

ツァガーン・サラー=バガ・オイゴルまで行って下さい。Цагаан салах-Бага ойгол руу явна уу.

ツァガーン・サラー=バガ・オイゴルはどこですか?Цагаан Салах-Бага Ойгол хаана байдаг вэ?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

4.大山ブルカン・カルドゥンとその周辺の神聖な景観 Булкан Хардун их уул, түүний ойр орчмын ариун дагшин байгаль

ブルカン・カルドゥンはモンゴル国ヘンティー県にあるヘンティー山脈の山。

『元朝秘史』では不児罕 敦 Burqan Qaldun 、『集史』でも بورقان قالدون Būrqān Qāldūn と書かれる。

モンゴル族発祥の聖地であり、シャーマニズムの伝統に基づいた山岳信仰の対象となる4つの聖なる山の1つで、チンギス・カンの故郷にして墓所であるともいわれて神聖視される。

15世紀後半の仏教の導入により山岳信仰の伝統は衰退したが、1990年代以降にシャーマニズムの儀式が復活して、川の沿岸または3つのオボーの周辺で仏教と融合した儀式が行われるようになった

山名の「ブルカン」 Burχan〜Burqan とは、本来「仏陀」が(古代)ウイグル語などのテュルク語化したものが、さらにモンゴル語化した形であり、「仏」や「神」を意味する。

また「カルドゥン」 qaldun とは、一般にモンゴル語で「孤嶺」を意味するが、アルタイ語研究のニコラス・ポッペによると、ダフール語では「ポプラの茂みに覆われた山」を意味すると言う。

ブルカン・カルドゥンとは、おおよそ「神の山/丘」を意味する。

[地図]

登録年: 2015年
登録区分: 文化遺産

行き方:モンゴル人の聖地のため、訪問することができません。

参考URL:広大な自然の中で歴史を感じよう!モンゴルの世界遺産をご紹介!

ブルカン・カルドゥンまで行って下さい。Булкан Халдун руу явна уу.

ブルカン・カルドゥンはどこですか?Буркан Халдун хаана байна?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

5.ダウリアの景観群 Дауриа ландшафтын бүлэг

ダウリヤとはザバイカルと沿アムール西部の17世紀以前の古称。

17世紀中ごろまでダウール族の領域であったことに由来する。

以下の地理区分に分かれる:

  • バイカル・ダウリヤ(Байкальская Даурия) – ヤブロノイ山脈までのザバイカル地域南部。
  • セレンガ・ダウリヤ(Селенгинская Даурия) – セレンガ川の東の領域。
  • ネルチンスク・ダウリヤ(Нерчинская Даурия) – ヤブロノイ山脈から東の領域。

2017年の第41回世界遺産委員会で、ダウルスキー自然保護区や、隣接するモンゴルの自然保護区も含めた2か国4件の保護区がまとめて世界遺産リストに登録された。

ロシアとモンゴルで共有する自然遺産はウヴス・ヌール盆地以来、2件目である。

住所:Эрээнцав [地図]

登録年: 2017年
登録区分: 自然遺産

ダウリアの景観群まで行って下さい。Дагуурын ландшафтын цогцолбор руу яв.

ダウリアの景観群はどこですか?Дагуурын ландшафтын цогцолбор хаана байдаг вэ?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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