2023年11月25日掲載

ペトラ遺跡
1.ペトラ遺跡 آثار البتراء
ペトラは、ヨルダンにある遺跡。
死海とアカバ湾の間にある渓谷にある。
死海から約80km南に位置する。
またペトラとは、ギリシャ語で崖を意味する。
1985年12月6日、ユネスコの世界遺産(文化遺産)へ登録。
2007年7月、新・世界七不思議に選出。
ペトラのある地は、自然の要塞であった。
また西にガザ、北にダマスカス、紅海にも近く、中東での人や物の行き交う要衝の地でもあった。
ナバテア人(Nabataeans)の首都、砂漠を移動していたキャラバン隊の中継基地であったと伝えられてきた。
立地条件の良さのため、紀元前1世紀ごろから、古代ナバテア人の有力都市として栄えた。
ペトラの特徴として、スパイス交易の拠点機能と治水システムがあげられる。
完全な岩礁地帯であるので、農業には不向きであった。
また雨が降ると、鉄砲水となって渓谷内を通過していった。
ナバテア人は、ダムを作って鉄砲水を防ぎ、さらに水道管を通して給水設備を作り上げたことが分かっている。
住所:ヨルダン [地図]
360°写真(エル・ハズネ)
登録年: 1985年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+962 3 215 6060
ウェブサイト:
行き方:ヨルダンの玄関口『クイーンアリア国際空港』からアンマンを経由して、ペトラ遺跡までの行き方。
空港から市内のホテルまではバスもあります。
ペトラ行きのバス(JETTバス)は1日1往復のみで、ペトラまでは15分の休憩を1度挟み、約4時間のドライブ。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年10月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:アンマンから日帰りでも楽しめるペトラ遺跡
ペトラ遺跡まで行って下さい。 اذهب إلى آثار البتراء.
ペトラ遺跡はどこですか? أين تقع آثار البتراء؟
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2.アムラ城(カスル・アムラ) قلعة عمرة (قصر عمرة)
アムラ城、もしくはカスル・アムラは、ヨルダンにある浴場施設を中心としたウマイヤ朝時代の城館遺跡である。
クサイル・アムラ(Quṣair ‘Amra)ともいう。
1985年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)へ登録。
アムラ城は、ヨルダンの首都アンマンの東、約80kmにある。
外観は、ドーム型の屋根になっている。
内部には、サウナのような施設や、深さ25mの井戸も残っている。
8世紀頃のウマイヤ朝の王(壁画銘文より711年以降のワリード1世と思われる)が、離宮として建設したといわれている。
表向きは征服した地の警戒のために建てられたと言われているが、実際には、厳格なイスラム教徒の目をそらし、王族達が快楽を享受するための離宮だったと考えられている。
館内には、天体図や砂漠の動物、裸婦などのフレスコ技法で描かれた壁画が残っている。
とくに「謁見室」に描かれたフレスコ画には4人の支配者と思しき人物が描かれており、ギリシア語とアラビア語による銘文により、左右の一方にビザンツ皇帝(カエサル)、西ゴート王国末期の王ロドリーゴ、もう一方にはサーサーン朝皇帝ホスロー、エチオピア王ネグスと確認できる。
現存するイスラーム帝国以降の浴場(ハンマーム)施設としては最古の部類に入る。
ドームやヴォールト部分をふくめ建物全体がほぼ完全に原形を保っており、また後期ヘレニズム様式の影響が残るフレスコ画は美術史の上でも貴重な資料でもある。
住所:شارع الحرية 230، عمّان ヨルダン [地図]
360°写真
登録年: 1985年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:00~19:00
行き方:日本からヨルダンまでの直行便は運航していないことから、ドバイやアブダビ、イスタンブールなどの都市で乗り継ぎをする必要があります。
所要時間は約15時間です。
ヨーロッパの都市を利用する場合は17時間から20時間ほどかかります。
アムラ城は首都のアンマンから約80キロの離れたところにあるので、アンマン空港に到着したらタクシーやバスを利用しましょう。
空港からアムラ城までは約1時間です。
アンマンのタクシーはメーターからの料金は請求しません。
全てタクシー運転者との交渉となるため、相場を把握して膨大な運賃を払わないように気を付けてください。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年10月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ヨルダンの世界遺産!砂の中に隠されたアムラ城はサウナもあった
アムラ城まで行って下さい。 من فضلك اذهب إلى قلعة عمرة.
アムラ城はどこですか? أين تقع قلعة عمرة؟
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3.ウム・アル=ラサス(ラサス地域の遺跡) أم الرصاص (آثار في منطقة الرصاص)
ウム・アル=ラサスは、ヨルダンにある遺跡。
ラサス地域の遺跡とも訳される。
2004年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)へ登録。
ウム・アル=ラサスは、ローマ帝国の占領時からイスラム教の王朝が支配した3世紀末から9世紀に都市を形成していたと考えられる。
最初は、ローマ軍の軍事基地であったといわれている。
ローマ時代のキリスト教会跡がいくつか残る。
中でも聖ステファノス教会の正方形をした塔と内部にすばらしいモザイクの床が残っている。
ウム・アル=ラサスの発掘はほとんど行われていない。
住所:Umm ar-Rasas, ヨルダン [地図]
360°写真
登録年: 2004年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
ウェブサイト:
行き方:ヨルダンにアクセスするにはまずドバイやアブダビ、イスタンブールなどの都市で乗り継ぎする必要があります。
日本からヨルダンまでは直行便が運航していません。
「ウム・エルーラサス」まではいずれも車で移動することになります。
ヨルダンの首都アンマンからは車で南下。
所要時間は1時間です。
アンマンの空港から車で移動する場合は、アンマンを通って南下します。
所要時間は約1時間15分です。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年10月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:1750年の歴史!ヨルダンの世界遺産「ウム・エル-ラサス」
ウム・アル=ラサスまで行って下さい。 اذهب إلى أم الرصاص.
ウム・アル=ラサスはどこですか? أين تقع أم الرصاص؟