2024年4月16日掲載

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群 引用:Wikipedia

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群
引用:Wikipedia

1.ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群  Misiones Jesuíticas de La Santísima Trinidad de Paraná y Jesús de Tabalangue

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群は、パラグアイにあるユネスコ世界遺産の登録物件名。

2017年の第41回世界遺産委員会終了時点では、パラグアイ唯一の世界遺産である。

パラグアイのイエズス会伝道所群は、17世紀から18世紀に南アメリカ大陸各地に築かれた先住民のキリスト教化のための小規模集落群の一環である。

パラグアイには現在ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ、ヘスス・デ・タバランゲ、サン・コスメ・イ・ダミアン (San Cosmé y Damián) の3つの遺跡が残るが、最初の二つが世界遺産に登録された。

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ(「パラナの聖三位一体」の意)は、パラグアイのイエズス会伝道所遺跡。

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナは、地元の人々からは単に「トリニダー遺跡」と呼ばれる。これは、パラグアイ南部やアルゼンチン北部を含むパラナ川流域に残る伝道所跡の一つである。

パラグアイでは、最も身近な観光地となった史跡でもある。

エンカルナシオン市近郊に位置するトリニダーは、1706年に建造された。

この伝道所は自給自足の集落が企図され、中央広場、大教会、集会場、学校、作業場、博物館、先住民用の住居群などを備えていた。

1767年のイエズス会退去令の後、地域でのイエズス会の影響が薄れ、トリニダーも廃れた。

廃れた後のトリニダーは風化作用で朽ちていったが、近現代の各体制は修復作業を行い、今日では遺跡の保存状態は良好である。

ヘスース・デ・タバランゲは1685年に築かれたイエズス会伝道所である。

この伝道所は未完成のまま打ち棄てられたため、教会も土台部分しか残っていない。

パラグアイ政府が手厚い修復を行い、世界遺産にふさわしく、整備された公園の中に整然と威容をたたえて遺されている。

教会の脇から続く建物は教育施設、作業場と続いており、裏には自給自足のための畑が広がっていた。

教会の向かって左側には墓地が作られていたと考えられている。

住所:V7CX+28W, Trinidad 072201 パラグアイ [地図]



登録年: 1993年
登録区分: 文化遺産
営業時間:07:00~21:00、07:00~20:00(月曜日、火曜日、水曜日)
電話番号:+595 71 202 889
ウェブサイト

行き方:首都アスンシオンの東南にあるエンカルナシオンから、国道6号線で東に約30kmの場所に位置します。

便があまり良くないので、ツアーでの参加をおすすめします。

またエンカルナシオンからバスが出ていますが、町まで帰るのが難しいためタクシーを利用して往復するのが良いでしょう。

ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群の間は離れているため、レンタカーやタクシーの利用をおすすめします。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年3月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:パラグアイに残る世界遺産!ヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ遺跡に行って下さい。 Visita las ruinas de La Santísima Trinidad de Paraná.

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ遺跡はどこですか? ¿Dónde quedan Ruinas de La Santísima Trinidad de Paraná?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』