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2023年9月29日掲載

パキスタン

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1.タフテ・バヒーの仏教遺跡群とサリ・バロールの近隣都市遺跡群  Tukhte Bahi Buddhist Sites and Sari Balor Neighboring City Sites

タフテ・バヒーの仏教遺跡群とサハリ・バハロールの近隣都市遺跡群(タフテ・バヒーのぶっきょういせきぐんとサハリ・バハロールのきんりんとしいせきぐん)は、パキスタンの世界遺産の一つであり、1世紀から7世紀のガンダーラにおける僧院や都市建築の様子を伝える遺跡群である。

カイバル・パクトゥンクワ州に残るそれらの遺跡群は、1980年にUNESCOの世界遺産リストに登録された。

この物件は名称が示すように、タフテ・バヒーの仏教遺跡群と、サハリ・バハロールの都市遺跡群とで形成され、両者はおよそ5 キロメートル離れている

タフテ・バヒーは、マルダン地区に残る仏教遺跡である。

タフテ・バヒーは「源泉の玉座」を意味し、遺跡が作られた小高い丘に湧いていた泉に由来するという

遺跡のある範囲の高さは 36.6 m から152.4 m である

サハリ・バハロールは、タフテ・バヒーのある岩山の近く、9 m の高さの丘に築かれた都市の遺跡である

この町はタフテ・バヒーの僧侶たちの住居や食料庫、さらには巡礼者たちの宿を提供する機能を含み、タフテ・バヒーの寺院を支える役割を果たしていたと考えられている

その中心は強固な城壁に囲まれた都市で、5世紀半ばに異民族の侵攻を受けた際にも無事だったとされる

しかし、12世紀にイスラーム勢力の侵攻の際に破壊され、町の建物(2階建てだったと考えられる)も土台以外は残っていない

城壁の周辺には僧院や塔院の遺跡が残り、石やスタッコの仏教彫刻品なども多数出土している

住所:Mazdoorabad, Takht Bhai, Mardan, Khyber Pakhtunkhwa, パキスタン [地図]

登録年: 1980年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~19:00

行き方:タフテ・バヒーは、ガンダーラ平野を見下ろすことのできる丘に紀元前1世紀頃に建てられており、仏教遺跡です。

パクトゥンクワ州の都市であるマルダーンより約15キロほど、ペシャーワルより北西80キロほど離れた場所に位置しております。

但し、外務省海外安全ホームページでは退避勧告地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:パキスタンの世界遺産まとめ!美しい遺跡に癒されるおすすめの名所をご紹介!

タフテ・バヒーに行って下さい。 Go to Tufte Bahi.

タフテ・バヒーはどこですか? Where is Tufte Bahi?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2.モヘンジョダロの考古遺跡  Mohenjodaro Archaeological Site

モエンジョ=ダーロ(英語: Moenjodaro, Mohenjo-daro)は、パキスタンのシンド州にあるインダス文明最大級の都市遺跡。

モヘンジョダロ、モエンジョダロ、モエンジョダーロ、モヘンジョ・ダーロ、モヘンジョ・ダローなどの表記がある。

紀元前2500年から紀元前1800年にかけ繁栄し、最大で4万人近くが居住していたと推測されその後は短期間で衰退した。

原因としてさまざまな説があげられたが、近年の研究では大規模な洪水で衰退したと考えられている。

モヘンジョ=ダーロは現地の言葉で「死の丘」を意味し、歴史学者が足を踏み入れるまでは、非常に古い時代の死者が眠る墳丘として、地元民は恐れて近寄らない禁忌の領域であった。

この都市の本来の呼び名、すなわち往時の名称については、インダス文字が解読されていないため、ヒントすら得られていない。

遺跡は東西2つの遺丘からなる。

東方に市街地が、西方に城塞が広がっている。

規模としてはほぼ1.6キロメートル四方と推定されるが、今後の調査によってさらに大きなものに訂正される可能性がある。

遺跡は整然とした都市計画を示し、道路は直角に交差し、碁盤の目のように細分されていた

水道、汚水の排水システム、個人用の浴室、公衆浴場などがすでに存在しており、水量の季節的変動を考慮して貯水池を十分に整備するまでに水利工学は大きく進歩していた。

また、建築には一定のサイズの煉瓦が使用されていた。

以上のことは、この地に確固たる社会構造、強力な階級制度と中央集権制度が存在していたことを意味する。

住所:84FP+P78, Mohenjo-daro, Larkana, Sindh, パキスタン [地図]


登録年: 1980年
登録区分: 文化遺産
ウェブサイト

行き方:世界遺産モヘンジョダロの最寄りの都市はサッカル。

サッカルから世界遺産モヘンジョダロへはタクシーのチャーターか観光バスが一般的。

さらにサッカルからツアーで参加できます。

インダス川周辺は治安があまりよくないので、鉄道の利用は避けたほうが無難です。

モヘンジョダロ空港がありますが国内線のみなので、あまり便利とは言えません。

但し、外務省海外安全ホームページでは不要不急の渡航中止地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:多くの謎に包まれる世界遺産、パキスタンのモヘンジョダロの遺跡群

モヘンジョダロに行って下さい。 Please go to Mohenjodaro.

モヘンジョダロはどこですか? Where is Mohenjodaro?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3.タキシラ  Taxila

タキシラまたはタクシラは、パキスタン・パンジャーブ州にあるガンダーラ時代に始まる遺構である。

その歴史は紀元前6世紀まで遡ることが可能であり、六派哲学の一つであるヴェーダーンタ学派、また、インドの仏教の中心の役割を果たしてきた。

1980年にユネスコの世界遺産に登録された。

タキシラは歴史的に3つの重要な交易路が交差する場所に位置していた。

1つはマガダ国の首都パータリプトラから続く道であり、1つがバクトリアやペシャーワルといった北西から続く道、最後の1つがシュリーナガル、マーンセヘラー、 ハリープル渓谷を経由してシルクロードへとつながる道である。

タキシラは、パキスタンの首都イスラマバードの西、もしくはラーワルピンディーから北西にそれぞれ約35kmの、グランドトランク・ロードから少し外れた場所にある。

住所:PRVR+RVF, PMO Colony Rd, Taxila, Rawalpindi, Punjab, パキスタン [地図]

登録年: 1980年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:00~17:30

行き方:首都イスラマバード/ラワルピンディから40kmほどと近く、気軽に日帰りで訪問できる遺跡です。

車で1時間ほどの距離なので、タクシーをチャーターするなど車で回るといいでしょう。

但し、外務省海外安全ホームページでは不要不急の渡航中止地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:パキスタンの世界遺産タキシラ、ガンダーラ最大の古代都市の魅力とは

タキシラ遺跡に行って下さい。 Go to Taxila Ruins.

タキシラ遺跡はどこですか? Where are the Taxila Ruins?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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