2023年10月8日掲載

タージマハル

タージマハル

1.アーグラ城塞  आगरा का किला

アーグラ城塞(アーグラじょうさい、英: Agra Fort)は、インドのアーグラにあるムガル帝国時代の城塞。

赤砂岩で築かれた城壁の色から「赤い城」(ラール・キラー, Lal Qila)の名がある。

ただし、デリーの城も同じく赤い城と呼ばれ、単にインドの「赤い城 (Red Fort)」と言えば、通常はデリーのほうを指す。

デリーからアーグラへの遷都に伴い、皇帝アクバルが1565年に着工して1573年に完成した。

その後ジャハーンギール、シャー・ジャハーンまで3代の居城となった。

アウラングゼーブが兄弟間の後継者争いに勝つと、父であるシャー・ジャハーンをタージ・マハルの見える城塞内の「囚われの塔」(ムサンマン・ブルジ)に幽閉してデリーに移った。

外側から見ると赤砂岩主体の「赤い城」であるが、城内の宮殿には白大理石も多用されている。

ムサンマン・ブルジの内壁や床は幾何学的な装飾が施された白大理石でできている。

1983年にユネスコの世界遺産に登録された。

住所:インド 〒282003 Uttar Pradesh, Agra, Rakabganj, アーグラ・フォート [地図]

登録年: 1983年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+91 562 222 6431

行き方:首都デリーから電車を利用する方法がおすすめです。

インド最速列車・ガティマン・エクスプレスを利用すると約1時間40分、シャターブディー・エクスプレスを利用すると約2時間でアーグラに到着します。

デリーから日帰りでアーグラ観光を楽しむことができます。

アーグラの駅からは、オートリクシャー(三輪タクシー)に乗ってアーグラ城塞へ向かいましょう。

また、バスや飛行機でもアクセス可能ですが、アグーラ空港行きの便の本数は限られていて、バスの場合はデリーからでも約5時間かかります。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:タージマハルと対照的なムガル帝国の建造物、アーグラ城塞!

参考URL:アジア旅行地ガイド「アグラの観光(アグラ城塞・Dayal Bagh他)」

アーグラ城塞まで行って下さい。 आगरा किला जाएँ.

アーグラ城塞はどこですか? आगरा का किला कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2.アジャンターの石窟寺院群  अजंता गुफा मंदिर

アジャンター石窟群(アジャンターせっくつぐん)は、インドのマハーラーシュトラ州北部、ワゴーラー川湾曲部を囲む断崖を550mにわたって断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟で構成される古代の仏教石窟寺院群のことである。

アジャンター石窟寺院は、1819年4月、ハイダラーバード藩王国(ウスマーン・アリー・ハーン) の藩王に招かれて狩猟に参加していたイギリス人士官ジョン・スミスが虎狩りをしていたときに、巨大な虎に襲われてワゴーラー渓谷に逃げ込んだ際、断崖に細かな装飾が施された馬蹄形の窓のようなものを見つけたことが発見の契機となった。

彼がアジャンターの石窟寺院を発見したとき、すっかり放棄されてコウモリのすみかになっていた。

のちの第10石窟に自分の名前を記した。

住所:Maharashtra 431117 インド [地図]


登録年: 1983年
登録区分: 文化遺産

行き方:アウランガーバードから約100kmほどの位置にあるため、タクシーを利用すると片道2時間から3時間30分ほどかかります。

観光バスも運行していることから、タクシーを利用しない場合は観光バスを利用するのが一般的です。

地元の路線バスを使う方法もありますが、路線バスを使うと時刻表には英語表記がないので注意が必要になります。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:法隆寺壁画のモデルになった世界遺産のアジャンタ石窟寺院!

参考URL:アジア旅行地ガイド「アジャンタ石窟とエローラ石窟」

アジャンター石窟寺院まで行って下さい。 अजंता गुफा मंदिर जाएँ।

アジャンター石窟寺院はどこですか? अजंता गुफा मंदिर कहाँ हैं?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3.タージ・マハル  ताज महल

タージ・マハルは、インド北部アーグラにある、総大理石の墓廟

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した。

インド・イスラーム文化の代表的建築である。

1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、2007年に新・世界七不思議に選出された

ムムターズ・マハルは、謀反を起こした臣下ハーン・ジャハーン・ローディー討伐に付き従っていた遠征先のブルハーンプルで産褥病のため、1631年6月7日に死亡した。

彼女の遺言のひとつに、後世に残る墓を所望した

彼女はブルハーンプルのザイナーバードの庭園に葬られ、毎週金曜日にはシャー・ジャハーンが訪れていた

1632年着工、1653年竣工とされる

霊廟の計画はブルハーンプル滞在時には着手され始めたと考えられる。

1632年の初めにムムターズ・マハルの遺体は都アーグラに送られ、ダールル・ヒラーファト・アクバラーバードの庭園に安置されたが、シャー・ジャハーンはデカン討伐を続けた。

同年6月、シャー・ジャハーンが遠征を終えるとアーグラに戻り、ムムターズ・マハルの一回忌追悼式典が催され、霊廟建設が開始された。

基礎工事を経て1636年には白い霊廟がほぼ完成。

さらにこれを挟んでモスクと集会場・尖塔・大楼門が建設された。

大楼門北側には「神のご加護により、1057年竣工」という文字が刻まれている。

イスラーム暦1057年は西暦1648年であり建設開始から17年を経ているが、その後に付帯設備が5年間をかけて整備され、すべての工事は1653年に完了した

なお、シャー・ジャハーンは、タージ・マハルと対をなす形でヤムナー川を挟んだ対岸に黒大理石で出来た自身の廟を作ろうとしたとされるが、これは実現しなかった。

住所:Dharmapuri, Forest Colony, Tajganj, Agra, アーグラ Uttar Pradesh 282001 インド [地図]

登録年: 1983年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+91 562 222 7261
ウェブサイト

行き方:タージマハルはデリーの南200kmのアグラという街にあります。

デリーから近いので、短い日程でも行きやすい観光地でもあります。

アグラには空港がありますが、飛行機の便数が少なくて旅行者はほとんど使いません。

デリーからアグラへは基本的に電車かバス・車で移動することになります。

デリーからアグラまでは特急列車や高速道路が走っているので日帰り観光も可能です。

タージマハルへ鉄道で行くには特急列車を使います。

シャタブディ・エクスプレス(SHATABDI EXPRESS)という特急列車が、デリーとアグラの間を最短2時間で結んでいます。

だいたい定時運行していますが、乾季の霧が発生する時期は遅れることもあります。

車内はインドの列車と思えないぐらい清潔で快適です。

食事もついてるので、インドの車窓を見ながらゆったりと列車の旅が楽しめます。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:タージマハル観光ガイド!行き方・ツアー・見どころ【完全版】

参考URL:アジア旅行地ガイド「アグラの観光(タージマハル・シカンドラ他)」

タージマハルまで行って下さい。 कृपया ताज महल जाएँ।

タージマハルはどこですか? ताज महल कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

4.エローラ石窟群  एलोरा की गुफाएँ

エローラ石窟群(エローラせっくつぐん)は、インド・ムンバイの東にあるアウランガーバード郊外の世界的に有名な石窟群である。

エローラ石窟寺院群とも言う。

エローラは、インドのマハーラーシュトラ州、アウランガーバードから30Kmほど離れた村である。(現地では、エーローラーとも発音する。)

ここに世界的に有名なエローラ石窟寺院群がある。

このエローラにある岩を掘って作られた石窟寺院群はその典型的な遺跡として知られている。

34の石窟が、シャラナドリ台地(Charanandri hills)の垂直な崖に掘られており、5世紀から10世紀の間に造られた仏教ヒンドゥー教ジャイナ教の石窟寺院や修道院(あるいは僧院、僧坊)などから構成されている。

仏教寺院(仏教窟)の数は12窟で、石窟寺院群の南端に位置する第1窟から第12窟がそれにあたる。

ヒンドゥー教寺院(ヒンドゥー教窟)は第13窟から第29窟までの17窟、北端に位置する第30窟から第34窟までの5窟がジャイナ教の寺院(ジャイナ教窟)となっている。

それぞれ石窟は近接している上に作られた時期も重なっている。

住所:Aurangabad, ベルール Maharashtra 431102 インド [地図]

登録年: 1983年
登録区分: 文化遺産
営業時間:06:00~18:00、休日(火曜日)

行き方:エローラとアジャンターを観光する場合、アウランガーバードを拠点に、エローラとアジャンターに向かうことをおすすめします。

1日で2カ所とも観光するのは時間が足りない。

  • アウランガーバード⇒エローラ(片道1時間)
  • アウランガーバード⇒アジャンター(片道3.5時間)

ムンバイ⇔アウランガーバード間の王道移動ルートは列車か飛行機です。

アウランガーバードからエローラへは、ローカルバスかトゥクトゥクを利用します。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:自力でエローラ&アジャンター石窟群へ行く方法【ムンバイ発】

参考URL:アジア旅行地ガイド「アジャンタ石窟とエローラ石窟」

エローラ石窟寺院まで行って下さい。 एलोरा गुफा मंदिर जाएँ।

エローラ石窟寺院はどこですか? एलोरा गुफा मंदिर कहाँ है?

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5.コナーラクのスーリヤ寺院  कोणार्क में सूर्य मंदिर

コナーラクのスーリヤ寺院とは、インド・オリッサ州コナーラクにある、ヒンドゥーの太陽神スーリヤを祀る寺院である。

1984年に、UNESCOの世界遺産に登録された。

建設されたのは、東ガンガ朝時代後期の13世紀である。

ナラシンハデーヴァ1世が王子の頃より建設が始められ、完成には20年近くかかった。

境内の広さは約180m×260mある。

その境内の中央部には、寺院が建立されると同時に、周囲には多くの祠堂や彫刻が建設された。

スーリヤ寺院を有名にしているのは、壁面を彩るヒンドゥー彫刻である。

7頭の馬に曳かれる馬車に乗っていたという太陽神スーリヤの話がインドの古代文学である『ヴェーダ』にあるが、スーリヤ寺院にはそれをモチーフにした馬車が彫刻として残っている。

高さ3mの車輪が基壇に彫られ、その数は24に及ぶ。

住所:Konark, コナーラク Odisha 752111 インド [地図]

登録年: 1984年
登録区分: 文化遺産
営業時間:06:00~20:00
電話番号:+91 6758 236 821

行き方:インドの首都デリーとコナーラクから約30㎞の観光の町プリーの間を鉄道が結んでいます。

所要時間はおよそ36時間です。

もしくは飛行機でビジュー パトナイク 国際空港へ向かいます。

所要時間はおよそ2時間。

プリーからはバスに乗ってコナーラクに行くことができます。

所要時間は約1時間です。

コナーラクへ行く人は大方、世界遺産「スーリヤ寺院」に向かう観光客なので流れに任せて歩いていくと、およそ10分で着きます。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:インド建築の最高傑作かつ未完成と言われるコナーラクのスーリヤ寺院

コナーラクのスーリヤ寺院まで行って下さい。 कोणार्क में सूर्य मंदिर जाएँ।

コナーラクのスーリヤ寺院はどこですか? कोणार्क में सूर्य मंदिर कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』