2023年12月25日更新
21.カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョの邸宅群 Il settecentesco palazzo reale e parco di Caserta, l’acquedotto Vanvitelliano e le residenze di San Leucio
カゼルタ宮殿は、18世紀、ブルボン家のナポリ王がイタリア、カンパニア州に建てた宮殿。
ヴェルサイユ宮殿をしのぐのを目指し建設された。
1997年、ヴァンヴィテッリの水道橋、サン・レウチョの邸宅群とともに世界遺産に登録された。
カゼルタ宮殿は18世紀に建てられた宮殿の中で最も大きな宮殿。
劇場、礼拝堂、博物館や1200もの部屋がある壮大な建物です。
120ヘクタールの庭園は滝やギリシャ神話の彫刻噴水群が配され、芸術作品のような美しさを誇る。
サン・レウチョには王の離宮が建設され、カゼルタ宮殿とサン・レウチョの邸宅群に水を供給するため建設された、美しい水道橋がヴァンヴィレッリの水道橋です。
住所:Piazza Carlo di Borbone, 81100 Caserta CE, イタリア [地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:30〜19:30、休日(火曜日)
TEL:+39 0823 448084
行き方:ナポリ中央駅を出たところにあるロータリーでタクシーを利用。
タクシーの場合、そのままカゼルタ宮殿まで行ってもらうようお願いすれば、乗り継ぎの心配がない。
バスの場合も乗り継ぎなく移動できるが、スリなどのトラブルに注意。
どちらも所用時間は40分ほどです。
カゼルタ宮殿に行って下さい。 Vai alla Reggia di Caserta.
カゼルタ宮殿はどこですか? Dov’è la Reggia di Caserta?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
22.サヴォイア王家の王宮群 Palazzi Reali della Famiglia Reale dei Savoia
サヴォイア王家の王宮群は、イタリアのトリノ周辺の世界遺産。
リソルジメント(イタリア統一運動)の際に、主力となったサヴォイア家は、統一イタリアの首都をトリノに定め、その周辺に様々な建築を残した。
多くの建物は当時の最新技術を駆使したもので、現在でもその威容を誇る。
トリノ市中心部のカステッロ広場に面する王宮とその庭園をはじめ、当時政治を行った建物や王家の居所等、市内外に点在する建造物を含む。
住所:Piazzetta Reale, 1, 10122 Torino TO, イタリア [地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
主な構造物(下記の外部リンクはGoogleマップを示しています。)
4.ヴァレンティーノ城(Castello del Valentino)
6.モンカリエーリ城(Castello di Moncalieri)
7.カッチャ宮殿及びストゥピニージ宮殿(Palazzina di Caccia di Stupinigi)
行き方:トリノ空港へはパリ、フランクフルト、ローマ等から毎日フライトが就航している。
ミラノからは鉄道または高速道路で約2時間。
トリノ王宮に行って下さい。 Vai al Palazzo Reale di Torino.
トリノ王宮はどこですか? Dov’è il Palazzo Reale di Torino?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
23.スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ Su Nuraxi di Barumini
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニは、イタリア・サルデーニャ州バルーミニにあるヌラーゲ考古遺跡である。
1997年に、UNESCOの世界遺産に登録された。
紀元前1500年ごろより建設が開始されたヌラーゲは、3層のタワーになっている。
住所:Viale Su Nuraxi, 09021 Barumini SU, イタリア [地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00〜19:00
TEL:+39 070 936 8128
行き方:カリアリからのアクセスは州内バスのARST社で。
所要時間は約1時間50分で1日往復1本運行している。
バルーミニ村の中心からは1kmほど離れており、遺跡地帯は広大なので動きやすい服装で。
宿泊地からのツアー利用も便利です。
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニに行って下さい。 Vai a Su Nuraxi di Barumini.
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニはどこですか? Dov’è Su Nuraxi di Barumini?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
24.パドヴァの植物園 Orto botanico di Padova
パドヴァの植物園は、イタリアのパドヴァ大学付属の植物園
パドヴァは、ヴェネト州にある街。
ヴェネツィアの西約30kmにある。
この町にあるパドヴァ大学は、1222年に創立。
イタリアではボローニャ大学に次いで2番目に古い大学である。
特に医学、自然科学の分野での名声を勝ち取り、ガリレオやダンテ、ペトラルカが教鞭を取り、コペルニクスが学んだことでも有名である。
世界遺産に登録された植物園は、植物学者フェデリコ・ボナフェーデが構想し、建築家のアンドレア・モロニが設計した。
1545年5月29日にヴェネツィア共和国議会により設立が許可された。
ジュスティーナ修道院の一部を植物園にすることで同年7月7日に開園した。
これは研究目的の大学付属施設の植物園としては世界で最も古いと言われている。
敷地の面積は2.19ha。植物園内には創設当時の設計による庭園が残る。庭園は円形を基調とし、主に4つのエリアで区切られている。
植物園内最古の植物は、1585年に植えられたヤシの木である。
ゲーテが1786年にこの植物園を訪れた時に、このヤシの木を見て独自の自然観を得たとも伝わっている。
現在ではゲーテのヤシとも呼ばれている。
この植物園では、ヒマワリの花を、ヨーロッパで最初に開花させることに成功、イタリアで初めてジャガイモの栽培も行われた。
住所:Via Orto Botanico, 15, 35123 Padova PD, イタリア [地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:10:00〜19:00、休日(月曜日)
TEL:+39 049 827 3939
行き方:ヴェネツィアからトレニタリア社列車で1時間。フィレンツェからなら1時間半。
パドヴァの植物園に行って下さい。 Vai all’Orto Botanico di Padova.
パドヴァの植物園はどこですか? Dov’è l’Orto Botanico di Padova?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
25.ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群 Portovenere, le Cinque Terre e gli isolotti
チンクエ・テッレは、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指す。
険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産に登録された。
また、チンクエ・テッレはワインの産地としても知られる。
「チンクエ・テッレ」は、イタリア語で「5つの土地」という意味をもつ。
リグーリア州ラ・スペツィア市の西方に所在する、地中海(リグリア海)に面した次の5つの集落の総称である。
- モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare) – 西北端
- ヴェルナッツァ (Vernazza)
- コルニリア (Corniglia)
- マナローラ (Manarola)
- リオマッジョーレ (Riomaggiore) – 東南端
行政上はラ・スペツィア県に属し、モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、リオマッジョーレの3つの基礎自治体(コムーネ)にまたがる。
5つの集落のうち最大の人口を有するのは東南端のリオマッジョーレで、ラ・スペツィアから西へ7 km、州都ジェノヴァから東南東へ72 kmの距離にある。
西北端のモンテロッソ・アル・マーレとの間は直線距離にして約8 km隔たっている。
ともに世界遺産に登録されているポルトヴェーネレはリオマッジョーレから南東へ9 kmほどの距離にあり、ポルトヴェーネレ沖合の小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)ともども同じラ・スペツィア県内にある。
[地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
行き方:チンクエ・テッレは、イタリアの主要都市フィレンツェ、ミラノから日帰りで観光することができる。
フィレンツェから行く場合は斜塔で有名な都市ピサが、ミラノから行く場合はイタリア最大の港湾都市ジェノバが経由地になる。
それぞれからの片道所要時間は以下の通り。
●フィレンツェから 2時間30分
●ミラノから 3時間
●ジェノバから 1時間20分
●ピサから 1時間10分
参考URL:世界遺産「チンクエテッレ」の行き方・ツアーを詳しく解説
チンクエ・テッレに行って下さい。 Vai alle Cinque Terre.
チンクエ・テッレはどこですか? Dove sono le Cinque Terre?