2024年1月4日掲載

フィヨルド

フィヨルド

6.西ノルウェーフィヨルド群 – ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド  Vestlandsfjordene – Geirangerfjord og Nærøyfjord

西ノルウェーフィヨルド群 – ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド(にしノルウェーフィヨルドぐん ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド)は、ノルウェーにあるユネスコの世界遺産登録物件。

世界でも最大級の長さや深さを持つガイランゲル・フィヨルドやネーロイ・フィヨルドは、その独特の景観美で知られている。

一帯にフィヨルドのほか、滝、河川、落葉樹林、針葉樹林、氷河湖、氷河、山などの景観が多く、海底モレーン、ティル、懸谷、河川争奪や海洋哺乳類も見られる

ガイランゲルフィヨルドは、ノルウェーのムーレ・オ・ロムスダール県の南端、南ムーレ地方(Sunnmøre)にあるフィヨルドである。

ストールフィヨルド(Storfjord)の15 km に渡る支流であり、フィヨルドの最深部はガイランゲル村(Geiranger)にある。

ガイランゲルフィヨルドは、ノルウェー屈指の観光地であり、2005年にはネーロイ・フィヨルドとともにユネスコの世界遺産に登録された。

しかし、フィヨルドを横切る電力線の建設計画が持ち上がっており、その地位が脅かされている

ガイランゲルフィヨルドはフィヨルドを浸蝕しようとしているÅkerneset山からの恒常的な脅威にさらされている。

これはいずれガイランゲルやヘルシルトなどを含む周辺町村を10分で飲み込む津波を惹き起こす恐れがある

フィヨルドの側面に沿って、現在では廃れてしまった農園がいくつもあるが、その中にはStorfjordens vennerという団体によって修復されたものがある。

それらの中でも、観光客がよく訪れるのはSkageflåやKnivsflåなどで、特に前者は、ガイランゲルから徒歩でもいけるだろう。

その代わり、他の農園には遊覧船を使う必要がある。

ガイランゲルとヘルシルト間にはFjord1による遊覧船が出ている。

住所:ノルウェー ストランダ [地図]


登録年: 2005年
登録区分: 自然遺産

行き方:世界遺産のガイランゲルフィヨルドのあるガイランゲルとネーロイフィヨルドのあるネーロイに行くには、まず成田からオスロに飛行機で移動します。

ガイランゲルフィヨルドへは、オスロから飛行機でオーレスンへ向かい、そこからヘレシルトにバスで移動します。

ヘレシルトからはガイランゲルフィヨルドを観光できるフェリーが出ています。

ネーロイフィヨルドへは、オスロからベルゲン急行でミュルダールに向かいます。

ミュルダールからはネーロイフィヨルドを観光できるフロム鉄道が出ています。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年11月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:氷河が作り出した壮大な世界遺産!西ノルウェーのフィヨルド群

ガイランゲルフィヨルドまで行って下さい。  Gå til Geirangerfjorden.

ガイランゲルフィヨルドはどこですか?  Hvor er Geirangerfjorden?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

7.シュトルーヴェの測地弧  Struves geodetiske bue

シュトルーヴェの測地弧(シュトルーヴェのそくちこ)は、ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群

これらの観測点群は、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をしたものであり、当時設置された265か所の測量点のうち34か所が、2005年にユネスコの世界遺産に登録された。

これは、10か国に跨る珍しい物件だが、設置された当時はわずか2か国(スウェーデン=ノルウェーとロシア帝国)に跨っているに過ぎなかった。

北極海に面する北端のハンメルフェスト(ノルウェー)から黒海に近い南端のスタラ・ネクラシウカ(ウクライナ)まで2,800kmに達する。

その北端と南端の地には、測量事業の完成を祝して建てられた記念碑があるが、登録地のほとんどは自然の岩や人工的に設置された岩に印を点けたものがあるに過ぎない。

アラトルニオ教会(フィンランド)とタルトゥ旧天文台(エストニア)は現存の建物が測量点として使用された。

なお、Rudiの測量点は目下モルドバで唯一の世界遺産である。

住所:Close to Meridiangata 10 You will find the obelisk at Fuglenes Kirkegata 19, exhibition, 9601 Hammerfest, ノルウェー [地図]



登録年: 2005年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
電話番号:+47 78 40 29 31
ウェブサイト

行き方:ノルウェー国内には、4か所の三角点があります。

そのうちアルタの空港には、ノルウェーの首都オスロからの定期便が就航しています。

ただし、アルタの三角点は郊外のライパスにある岩山の上なので、空港や市街からアクセスしやすいとはいえません。

対して、アルタ空港で乗り継いでいく測地弧北端のハンメルフェストの三角点は、ハンメルフェスト空港から1kmほどのところにあるので、歩いても行くことができます。

残る2つはアルタの南のカウトケイノにあります。

カウトケイノ市街へはアルタからバスかタクシーで行けますが、三角点はどちらも深い森の中にあるので、観光目的で訪ねることはおすすめできません。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年11月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:10か国にまたがる世界遺産!ノルウェーの「シュトルーヴェの測地弧」

ハンメルフェストの三角点まで行って下さい。  Gå til Hammerfest trigpunkt.

ハンメルフェストの三角点はどこですか?  Hvor er trekantpunktet ved Hammerfest?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

8.リューカンとノトデンの産業遺産  Industriarven på Rjukan og Notodden

リューカン=ノトデンの産業遺産(リューカン=ノトデンのさんぎょういさん)は、ノルウェーのヴェストフォル・オ・テレマルク県にある世界遺産リスト登録物件で、ヘッダール湖ヴェストフィヨール谷周辺に形成された産業景観を保護するために設定された。

その景観の中心的要素は、大気中の窒素を固定して化学肥料を生産するために、ノルスク・ハイドロ(ノシュク・ヒドロ)社が20世紀初頭以降に建設した施設群である。

この産業遺産にはリューカンとノトデンに残る産業施設群、すなわち工場群、電力関連(水力発電所や送電線)、輸送関連(鉄道やフェリー)、労働者関連(宿泊施設、社会的施設など)を含んでいる

リューカンとノトデンは約80 km 隔たった2つの企業城下町だが、世界遺産に登録されている範囲は(原語が単数形になっているように)切り離されておらず、その2つの町を含むヘッダール湖とメース湖を繋ぐ渓谷沿い93 km の細長いひとまとまりの地域を対象としている

住所:3660 Rjukan, ノルウェー [地図]



登録年: 2015年
登録区分: 文化遺産

行き方:車の場合は、オスロからノトデンまでは1時間40分から2時間、リューカンまでは2時間半から3時間弱かかります。

また、バスではノルウェー高速バス(Nor-way Busseskspress)で、オスロバスターミナルからノトデンまで4時間おきに便があり、所要時間は1時間55分から2時間。

リューカンまではおよそ2時間ごとに出発しており、所要時間は約3時間40分です。

外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年11月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:産業と自然景観が融合した世界遺産!リューカン=ノトデンの産業遺産

リューカンの産業遺産まで行って下さい。  Besøk Rjukans industriarv.

リューカンの産業遺産はどこですか?  Hvor er Rjukans industriarv?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』