2024年8月23日更新
26.エッセンのツォルフェアアイン炭鉱業遺産群 Denkmal Zeche Zollverein in Essen
ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群は、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州エッセンにある産業遺産である。
ヨーロッパ産業遺産の道のアンカーポイントの一つであり、2001年にはユネスコの世界遺産に登録された。
この施設群での炭鉱業は1847年に見られ始め、採炭は1851年から1986年12月23日まで行われた。
1950年代後半からの数十年は、この施設群の二部門であるツォルフェアアイン炭鉱とツォルフェアアイン・コークス工場(1957年から1961年に建造され、1993年6月30日に閉鎖された)は、この種のものとしてはヨーロッパ最大のものであった。
1932年に開かれたバウハウス様式の第12採掘坑 は、建築上からも技術上からも傑作と呼べるものであり、「世界で最も美しい炭鉱」との評価を受けている。
住所:Gelsenkirchener Str. 181, 45309 Essen, ドイツ [地図]
360°写真
登録年: 2001年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
電話番号:+49 201 246810
ウェブサイト:
行き方:エッセンはICEまたはICが停車する大きな駅で、ケルンとドルトムントの間に位置している。
ICEまたはIC特急を利用してケルンから片道50分程度、ドルトムントからは20分程度です。
ツォルフェアアイン炭鉱群へは、エッセン駅の地下から発着している路面電車の107番に乗る。
市内を走行すること20分で最寄り駅のツォルフェアアイン(Zollverein)駅に到着する。
ツォルフェアアイン駅の目の前に、第12採掘坑を含むツォルフェアアイン炭鉱群があります。
参考URL:古典主義の都ワイマール 【ドイツ】 行き方と難易度
ツォルフェアアイン炭鉱群に行って下さい。 Gehe zur Zeche Zollverein.
ツォルフェアアイン炭鉱群はどこですか? Wo ist die Zeche Zollverein?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
27.シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区 Stralsunder Altstadt und Wismarer Altstadt
シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区はドイツの世界遺産のひとつである。
ドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州のシュトラールズントとヴィスマールは、ともにハンザ都市として栄え、一時スウェーデン領となるなど、共通する歴史的経緯をたどってきた。
それらの旧市街には、かつての歴史的経緯や地勢を反映し、ゴシック様式のレンガ建築群をはじめとする美しい建造物群が並んでいることが評価され、2002年にUNESCOの世界遺産に登録された。
ヴィスマールとシュトラールズントは、ロストックとともに、いずれもリューベックからの移民によって築かれた。
リューベックから約 60 キロメートル間隔のバルト海沿岸にロストック(1218年)、ヴィスマール(1229年)、シュトラールズント(1234年)が相次いで築かれたのは、コグ船の航行距離に起因するものだという。
ヴィスマールとシュトラールズントは、レンガ造りのゴシック建築などに特色があり、建造物群はその技術的発展などを伝えている。
住所:Alter Markt, 18439 Stralsund, ドイツ [地図]
360°写真(シュトラールズントの市庁舎)
登録年: 2002年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+49 3831 252110
ウェブサイト:
行き方:シュトラールズントとヴィスマールは、直線で100kmほど離れている。
両都市間は、ロストックでの乗り換えを経て、鉄道で2時間半ほどで移動できる。
シュトラールズントへは、ベルリンから直通列車でおよそ3時間。
ヴィスマールへは、ハンブルクからシュヴェリーン乗り換えでやはり2時間半ほどです。
参考URL:ハンザ同盟の栄光!世界遺産シュトラールズントとヴィスマールの歴史地区
シュトラールズントの市庁舎に行って下さい。 Gehen Sie zum Rathaus in Stralsund.
シュトラールズントの市庁舎はどこですか? Wo ist das Rathaus in Stralsund?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
28.ライン渓谷中流上部 Oberes Mittelrheintal
ライン渓谷中流上部は、ドイツの世界遺産の1つ。
ラインラント=プファルツ州の都市であるコブレンツとビンゲン・アム・ラインの間のライン川の65キロメートルの渓谷のことを指す。
登録範囲は、272.5平方キロメートル及び緩衝地帯は、約346.8平方キロメートルに及ぶ。
2002年に、地理学的、歴史的、文化的、産業の分野の複合的で独特な景観として、ユネスコの世界遺産に登録された。
先史時代より、ライン川は、中央における交易の重要な通路であり、ライン川の堤防に連なる形で、小さな集落が形成されてきた。
時代が進むにつれ、多くの城塞が建設されるようになり、神聖ローマ帝国時代は、この地域は、帝国の中枢となった。
三十年戦争中に、多くの城塞が廃墟になったものの、渓谷に沿ってのクルージングが現在では盛んな地域であり、今もなお、古城、古い町並みを残す都市群、聖堂、修道院といった中世以来の景観が残されている。
この地域は、フランスとの国境だった時代もあり、19世紀にはプロイセン王国(後のドイツ帝国)の領域となった。
住所:ドイツ 〒56346 ザンクト・ゴアールスハウゼン [地図]
360°写真(ローレライ)
登録年: 2002年
登録区分: 文化遺産
ローレライへの行き方:鉄道 ザンクトゴアハウゼン(ST. GOARHAUSEN)駅下車、バス利用。
ライン川クルーズはマインツ、リューデスハイム、ケルンなど、ライン川沿いに40箇所ほどある各船着場から乗船。
参考URL:ライン川クルーズ 路線図、時刻表、運賃、チケット購入まで徹底解説
ローレライに行って下さい。 Bitte gehen Sie zur Loreley.
ローレライはどこですか? Wo ist Loreley?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
29.ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 Rathaus und Roland auf dem Marktplatz in Bremen
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像は、ドイツの世界遺産のひとつ。
その名が示すとおり、ブレーメンの中心的な広場であるマルクト広場に面する市庁舎と、広場中央に立つローラント像を主たる登録対象としている。
ブレーメン市庁舎には、自由ハンザ都市ブレーメンの参事会議長および市長が居る。
この庁舎はヨーロッパにおけるブリック・ゴシック建築の最も重要な例証の一つである。
市庁舎は、旧市街のマルクト広場に立っており、真正面にはローラント像が立っている。
広場の向かいには商業会議所が建ち、右手にはブレーメン大聖堂と近代的な市議会、左手には聖母教会が建っている。
広場の西側には、ゲアハルト・マルクス作の「ブレーメンの音楽隊」像が立っている。
マルクト広場に立つローラント像は、中世文学『ローランの歌』に登場する英雄ローラントを象った巨大な立像である。
ブレーメン市内には4体のローラント像があるが、ブレーメン大聖堂に面してマルクト広場中央に立っている像が最もよく知られている。
像そのものは60cmの演壇の上に立っている高さ5.47mの立像だが、支柱に支えられた天蓋の高さは10.21mである。
住所:Am Markt 21, 28195 Bremen, ドイツ [地図]
360°写真(ブレーメン市庁舎)
登録年: 2004年
登録区分: 文化遺産
営業時間:07:00~16:00、07:00~15:00(木曜日)、07:00~14:30(金曜日)、休日(土曜日、日曜日)
電話番号:+49 421 3616132
ウェブサイト:
行き方:ブレーメンへのアクセスは、ドイツの玄関口であるフランクフルトからドイツ鉄道が便利です。
高速列車のICEで約3時間40分、途中ハノーファーで乗り換えとなる。
ハノーファーからブレーメンまではICEで約1時間です。
参考URL:フランクフルト~ブレーメンの鉄道旅行
マルクト広場に行って下さい。 Bitte gehen Sie zum Marktplatz.
マルクト広場はどこですか? Wo ist Marktplatz?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
30.ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園 Muskauer Park / Muzzakovski-Park
ムスカウ公園はドイツとポーランドの間を流れるナイセ川にまたがるイギリス式庭園。
560ヘクタールもの広さをもつ。
ドイツ側はバート・ムスカウ、ポーランド側はウェンクニツァの町に接する。
この地を所有していたドイツのヘルマン・フォン・ピュックラー=ムスカウ侯爵は、その頃イギリスで流行していた風景式庭園の手法に基づいて1815年に造園に着手した。
彼は木や水流などの自然物を風景画のように配置する一方、それらと調和するような建物の建築・改築を行った。
こうして彼は30年間、この庭園の整備に関わり続けた。
1845年に彼は経済的な理由から自身の所有地を手放さざるを得なくなるが、この地を買い受けたオランダの侯爵が、ピュックラー侯爵から造園を学んだエドゥアルト・ペツォルトを雇い入れたことによって構想は引き継がれた。
第二次世界大戦末期のベルリンの戦いにおいてはこの地も戦場となり、庭園内の城や橋は被害を受けた。
終戦後にはナイセ川が新たな国境線(オーダー・ナイセ線)となり、庭園は二つの国に分割された。
破壊された建造物のうち、旧城は東ドイツ時代の1972年に修復され、新城は現在修復が進められている。
また、橋の修復も行われつつある。
2004年には景観デザインの傑作としてユネスコの世界遺産に登録された。
住所:02953 Bad Muskau, ドイツ [地図]
360°写真
登録年: 2004年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+49 35771 630
ウェブサイト:
行き方:ムスカウ公園のあるバート・ムスカウの町には鉄道は通っていない。
一番近い大都市はドレスデンで、鉄道に乗ってまずは「ヴァイスヴァッサー(Weißwasser)」という駅へ向かう。
そこからバート・ムスカウ行き250番のバスに乗り、「キルヒプラッツ(Kirchplatz)」というバス停で降りれば、世界遺産ムスカウ公園までは歩いて5分程度です。
参考URL:ドイツとポーランドにまたがる世界遺産!イギリス式庭園の傑作ムスカウ公園
ムスカウ公園に行って下さい。 Bitte gehen Sie in den Muskauer Park.
ムスカウ公園はどこですか? Muskauer Park – wo ist das?