2024年1月24日掲載
1.パフォス Πάφος
パフォスは、キプロス共和国南西海岸の都市で、人口は約88,000人(2011年)。
かつては旧パフォス(パレパフォス)と新パフォスの2つの地区をまとめてパフォスと呼んでいたが、現在は人が居住している新パフォス地区のみを指してパフォスと呼んでいる。
パフォスとレメソスの間には、キプロス共和国で2番目の規模のパフォス国際空港がある。
ペトラ・トゥ・ロミウの旧パフォス(パレパフォス)は愛と美を司るギリシア神話の女神アプロディーテー生誕の伝説の地で、古代において信仰上の重要な地であった。
古代ギリシア、ローマ時代にはキプロスの首府であり、新パフォスにあるローマ帝国属州行政官の住居跡にはモザイクタイルの床が今でも残っており、現在では観光地として有名である。
聖パウロが1世紀に訪れたことでも知られる。
新パフォスと旧パフォスを合わせてユネスコ世界遺産に登録されている。
ギリシャ神話ではピュグマリオーンとガラテイアの子パポスにちなんで命名されたとされる。
住所:キプロス [地図]
360°写真(灯台(カトパフォス))
登録年: 1980年
登録区分: 文化遺産
行き方:キプロスは、トルコ(アナトリア半島)の南に浮かぶ島国です。
地中海のEU加盟国ではありますが、地理的にはむしろ中東地域に近く、キプロス島の北半分はトルコが支援する北キプロス共和国によって実効支配されています。
古来ギリシャやローマとの関係が深く、パフォスをはじめ多くの遺跡が観光スポットとなっています。
またユーロを導入しているので、ヨーロッパ人の南国リゾートとしても人気です。
パフォスは今もキプロスの主要都市の1つですが、世界遺産のパフォス遺跡は現在のパフォス市の近郊に位置しています。
とくに、古代から中世までの遺跡が集まっているカト・パフォス地区のパフォス考古学公園は、野外博物館として観光客にも見やすく整備されています。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年12月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:美と愛の女神の伝説発祥の地!キプロスの世界遺産パフォスのご紹介
旧パフォスに行って下さい。 Πήγαινε στην παλιά Πάφο.
旧パフォスはどこですか? Πού είναι η παλιά Πάφος;
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2.トロードス地方の壁画聖堂群 Τοιχογραφημένοι καθεδρικοί ναοί στην περιοχή του Τροόδους
トロードス地方の壁画聖堂群は、キプロスの世界遺産の一つである。
トロードス山脈に残るギリシャ正教の9ないし11の聖堂と1つの修道院が対象となっている。
いずれの聖堂・修道院も、ビザンティン様式の美しいフレスコ画が残っていることが評価されたものである。
聖堂内部を埋め尽くすかのように、壁や天井に描かれたそれらの壁画は、コムネノス朝時代からビザンティン帝国滅亡後に至るまで、長い期間に蓄積されてきたものである。
登録対象はトロードス山脈に点在し、地方行政区分上はパフォス地区、ニコシア地区、リマーソル地区にまたがっている。
住所:XVGQ+VQX, Agios Nicolaos 2800 キプロス [地図]
360°写真(聖ニコラオス教会)
登録年: 1985年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~16:00、11:00~16:00(日曜日)、休日(月曜日)
ウェブサイト:
行き方:トロードス地方の壁画聖堂群はトロードス山脈周辺のパフォス地区・ニコシア地区・リマーソル地区に点在しているため、数か所巡るのには車が便利です。
世界遺産だけあり、全てのスポットの近くに駐車場は多いです。
レンタカーがあればアクセスはしやすいです。
空港内にレンタカーを借りることができるカウンターがあるので、ぜひ利用してみてください。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年12月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:キプロスの世界遺産トロードス地方の壁画聖堂群の美しいフレスコ画を見に行こう!
聖ニコラオス教会に行って下さい。 Πηγαίνετε στην εκκλησία του Αγίου Νικολάου.
聖ニコラオス教会はどこですか? Πού βρίσκεται η εκκλησία του Αγίου Νικολάου;
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3.ヒロキティア Χιροκοιτία
ヒロキティアは、地中海のキプロス島に残る新石器時代の遺跡である。
1998年にユネスコの世界遺産に登録された。
この遺跡は地中海東部に残る先史時代の遺跡としては、保存状態の良好さと価値の面で特に重要な部類に属している。
その重要性の多くは、この遺跡が集落を形成しているだけでなく、その共同体を守るための城壁を張り巡らせていることで、組織化された機能的社会が存在していたことを窺わせる点に関わっている。
磨製石器を用いていた無土器時代は、ヒロキティアの集落と、ほかにキプロス全土に広がっている類似の遺跡によって示されている。
住所:Trelleborg Alle 4, 4200 Slagelse, デンマーク [地図]
360°写真
登録年: 1998年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:30~19:30
電話番号:+357 24 322710
ウェブサイト:
行き方:ラルナカ近郊にある世界遺産のヒロキティア、通常の市バスは本数も少なく不便ですが、途中下車にはなりますが、リマソール行きのInter City Busがヒロキティア近くに停車します。
ヒロキティア近くにあるOasis Restaurantの前にIntercity Busが停車し、そこで乗客を昇降させるので、そこで降りると便利です。
道路沿いにそって歩くこと約10分で入り口に到着します。
尚、ラルナカからは30分、リマソールからは45分~1時間程度かかるので、出発時間から逆算し、その時間にはレストラン前に行っておくようにすると良い。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2023年12月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ヒロキティアのアクセスにはInter City Busが便利
ヒロキティアに行って下さい。 Παρακαλώ πηγαίνετε στη Χιροκοιτία.
ヒロキティアはどこですか? Πού είναι η Χιροκοιτία;