2024年3月9日掲載
1.シュトルーヴェの測地弧 Arcul geodezic al lui Struve
シュトルーヴェの測地弧(シュトルーヴェのそくちこ)は、ドイツ出身のロシアの天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群。
これらの観測点群は、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をしたものであり、当時設置された265か所の測量点のうち34か所が、2005年にユネスコの世界遺産に登録された。
これは、10か国に跨る珍しい物件だが、設置された当時はわずか2か国(スウェーデン=ノルウェーとロシア帝国)に跨っているに過ぎなかった。
北極海に面する北端のハンメルフェスト(ノルウェー)から黒海に近い南端のスタラ・ネクラシウカ(ウクライナ)まで2,800kmに達する。
その北端と南端の地には、測量事業の完成を祝して建てられた記念碑があるが、登録地のほとんどは自然の岩や人工的に設置された岩に印を点けたものがあるに過ぎない。
アラトルニオ教会(フィンランド)とタルトゥ旧天文台(エストニア)は現存の建物が測量点として使用された。
なお、Rudiの測量点は目下モルドバで唯一の世界遺産である。
住所:モルドバ [地図]
360°写真(Struve Geodetic Arc)
登録年: 2005年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
ウェブサイト:
行き方:北部の村にルディ測量点。
公共交通あるかは不明。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年1月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:2023年モルドバ世界遺産全1件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価
ルディのシュトルーヴェの測地弧測量点に行って下さい。 Accesați punctul de cercetare al arcului geodezic al lui Rudy Struve.
ルディのシュトルーヴェの測地弧測量点はどこですか? Unde este punctul de cercetare al arcului geodezic al lui Rudy Struve?