2024年4月4日掲載

ウヴス・ヌール 引用:スカイチケット

ウヴス・ヌール
引用:スカイチケット

16.クルシュー砂州  Куршская коса

2000年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。

クルシュー砂州は、南のサンビア半島(Sambian Peninsula)から、リトアニア本土の港町クライペダの真向かいにある狭い海峡へと、北端が伸びている。

全長98kmのうち、北の52kmがリトアニア領に属し、残りがロシアの飛地であるカリーニングラード州に属している。

砂州の幅は、ロシアのレスノイ村近くの400 m から、リトアニアのニダの北にあたる3800 mまで、場所によってかなりの差がある。

最高点は海抜67.2 mのヴェツェクルグ砂丘である

砂州にはタンツユシー・レスなどのマツ林が生えている

住所:ロシア 〒238535 カリーニングラード [地図]



登録年: 2000年
登録区分: 文化遺産

行き方:ロシア側のゼレノグラーツク地区にある世界遺産「クルシュー砂州」に行くには、日本から空路で州都のカリーニングラードまで行きます。

カリーニングラードの町から世界遺産の入口であるゼレノグラーツクの町は車で行くと44キロで40分ほど。

自然がつくりだした美しい景色を楽しみつつ散歩がてらウォーキングしてみるのもいいですね。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年2月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:緑と砂丘とバルト海のコントラストはまさに絶景!ロシアの世界遺産クルシュー砂州をご紹介

クルシュー砂州に行って下さい。 Отправляйтесь на Куршскую косу.

クルシュー砂州はどこですか? Где находится Куршская коса?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

17.ビキン川渓谷(中央シホテ・アリン)  Долина реки Бикин (Центральный Сихотэ-Алинь)

シホテアリニ山脈中央部(シホテアリニさんみゃくちゅうおうぶ)は、ロシア南東部、沿海地方の自然保護区2件と国立公園1件を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。

シホテアリニ山脈の生物多様性が評価されたもので、2001年に登録された後、2018年にビキン川流域の広範囲を対象として拡大登録が行われた。

世界遺産としての正式名は、英語: Central Sikhote-Alin、フランス語: Sikhote-Aline centralである。その日本語訳は、

  • シホテ-アリン山脈中央部(日本ユネスコ協会連盟)
    • 日本ユネスコ協会連盟は『世界遺産年報2005』以降、「中央シホテ-アリン」と変更している。
  • シホテ・アリニ山脈中央部(世界遺産検定事務局)
  • 中央シホテアリニ山脈(『なるほど知図帳世界2018』)

2018年の拡大登録の結果、登録名そのものが「ビキン川渓谷」に変更されたとする文献もあるが、公式サイトでは上記の英語名・フランス語名のままである(2018年11月30日時点)。

住所:ロシア 〒692998 Primorsky Krai [地図]



登録年: 2001年

登録区分: 自然遺産
ウェブサイト

行き方:世界遺産中央シホテ・アリンへ入るには、拠点となる村や町がいくつかあります。

世界遺産内のラゾフスキー自然保護区は、ウラジオストクからも近いので行きやすいでしょう。

日本から飛行機でロシアのウラジオストクまで行き、空港でレンタルカーを借りて、保護区のある村「ラゾ」までドライブして行きます。

世界遺産中央シホテ・アリンに行くもう一つの拠点は「テルネイ」という村。

同じく空港からドライブして行きます。

テルネイには、シホテ・アリン保護区の事務所や宿泊施設もあります。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年2月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:温帯林に共生する稀な動物たちが魅力!ロシアの世界遺産中央シホテ・アリン

中央シホテ・アリンに行って下さい。 Отправляйтесь в Центральный Сихоте Арин.

中央シホテ・アリンはどこですか? Где находится Центральный Сихотэ-Алинь?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

18.ウヴス・ヌール盆地  Бассейн Увс-Нур

ウヴス・ヌールは、モンゴル国最大の湖。

日本ではウヴス湖とも表記される。

海抜759 m、面積3,350 km2

その北東部は、ロシア連邦のトゥヴァ共和国に含まれる。

湖岸の最大の集落は、オブス県の県庁所在地オラーンゴムである。

この塩分の濃い浅い湖は、かつて数千年前にこの一帯にも海が広がっていたときの名残である。

流入河川にはテス川などがあり、流出河川はない。

ウヴス・ヌールは、およそ700,000 km2 に渡って広がるウヴス・ヌール盆地の中心に位置しており、ユーラシア大陸において、自然のままのステップが良好に保存されている地域となっている。

同時に、世界で最も北にある砂漠と、世界で最も南にあるツンドラが並存する場所ともなっている

住所:モンゴル [地図]


登録年: 2003年
登録区分: 自然遺産

行き方:ロシア側よりウヴス湖のあるモンゴル側からの方がアクセスしやすそう。

オランゴムに飛行機で行き、ツアー参加だが、申込は日本かウランバートルですませておいた方がよさそう。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年2月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:2023年ロシア世界遺産全31件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

ウヴス・ヌールに行って下さい。 Отправляйтесь в Увс Нур.

ウヴス・ヌールはどこですか? Где находится «Увс Нур»?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

19.デルベントのシタデル、古代都市、要塞建築物群  Цитадель Дербента, древний город и укрепленные постройки

デルベント(Derbent、ロシア語: Дербе́нт)は、ロシア・ダゲスタン共和国にある都市である。

ロシア最南端の都市であり、ダゲスタン共和国第2の都市でもある。

人口は101,031人(2002年国勢調査)である。

アゼルバイジャン人が最も多く、レズギ人、タバサラン人がそれに続く。

アレクサンドロスの門の伝説が残る都市であり、デルベントはロシア最古の都市と言われる。

2003年にUNESCOの世界遺産に「デルベントのシタデル、古代都市及び要塞建築物群」の名前で登録された。

現在のデルベントの町はカスピ海の西岸に位置し、タバサラン山頂からの傾斜面に位置する。

デルベントは交通の便がよく、港湾施設を持ち、アゼルバイジャンの首都であるバクーとは鉄道とロストフ・ナ・ドヌ道路で結ばれている。

デルベントの経済の中心は、食品、織物、漁業、木工品などが挙げられる。

また、ロシアにおけるブランデー生産の中心でもある。

住所:Ulitsa Magal, Derbent, Republic of Dagestan, ロシア 368600 [地図]


登録年: 2003年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~18:00
電話番号:+7 872 298 92 13
ウェブサイト

行き方:ロシア・タゲスタン共和国のデルベントへ行くのに一番早くて楽な方法は、まずタゲスタン共和国の首都マハチカラにあるウイタシ空港へ向かいます。

マハチカラからデルベントまではバス・電車ともに3時間弱。

デルベントを経由する、ロシアの首都モスクワからアゼルバイジャンのバクーまでの長距離列車があり、モスクワからデルベントまでは1日と19時間。

バクーからの場合、第三国の外国人は列車での移動はできません。

電車での移動は時間に余裕のある方におすすめです。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年2月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ロシア・タゲスタン共和国に残る中世の要塞!世界遺産の町デルベント

デルベントのシタデルに行って下さい。 Отправляйтесь в Цитадель в Дербенте.

デルベントのシタデルはどこですか? Где находится Дербентская цитадель?

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20. ウランゲル島保護区の自然体系  Природный комплекс заповедника «Остров Врангеля»

ウランゲリ島(ウランゲリとう、ロシア語: Остров Врангеля)は、北極海、東シベリア海とチュクチ海との間にあるロシア領の島。

英語名はランゲル島

極東連邦管区のチュクチ自治管区に所属している。

大陸とはロング海峡を挟む。

経度180度の子午線が通るが、日付変更線は島の東側に引かれている。

ウランゲリ島はツンドラ気候に属するが、第四紀の氷河期に氷河に覆われなかったため、生物多様性は非常に高く、23種の固有種を含む417種または亜種の維管束植物が確認できる。

島は多くのタイヘイヨウセイウチ、トナカイ、ホッキョクギツネの生息地およびアザラシ、ウランゲルレミング、ホッキョクグマの繁殖地となっているほか、メキシコ沿岸から回遊するコククジラの餌場やシロフクロウ、ハクガン、ハヤブサなどの約100種の渡り鳥の営巣地(うち一部の鳥類にとっては最北端の営巣地に当たる)でもある。

また、ウランゲリ島は独自の進化の温床でもある。

例えば、ウランゲルレミングは既に種分化し、他の北極圏のレミングより高い個体群密度と異なる行動を示した。

島のトナカイも大陸の個体と異なる身体的適応を見せた

島の名前は探検家フェルディナント・フォン・ウランゲルにちなむ

彼はチュクチ族から島の位置を聞いて探索に向かったものの、見つけることはできなかった。

島を「発見」したのはアメリカの捕鯨船船長トマス・ロング(Thomas Long)である。

1911年には、ロシア人のグループが上陸した。

1921年、カナダの探検家ヴィルヒャムル・ステファンソンはこの島をカナダ領とするため、カナダ人1名・アメリカ人3名・イヌイット1名、合計5名からなる移住者の一行を送った。

しかしこの初期メンバーで生き残ったのはイヌイット1人のみであった。

1923年にはあらためて13名(アメリカ人1名・イヌイット12名)からなる移住グループをこの島に送り込んだが、1924年にソビエトはステファンソンの送り込んだイヌイットを国外退去させ、現在ある町をつくった。

最後の氷河期、ウランゲリ島にはマンモスが生息していた。

このマンモスは島嶼化によって一般的なマンモスより小型だった。

考古学的証拠から、紀元前1700年頃に最後のマンモスがこの島で原住民に狩猟されて絶滅したと考えられている。

ただし最新の研究で、こうした考えに疑問が出され、人類の到達する約100年前にマンモスが絶滅していると考えられること、遺伝的多様性も維持されていたという調査結果から、環境の緩やかな変化や狩猟によってではなく、巨大な嵐、細菌、ウイルスといった突発的な事件によってマンモスは絶滅したのではないかという説も出されている

同島と周辺のヘラルド島(ゲラリド島)を含む自然保護区は、2004年にはユネスコの世界遺産に自然遺産として登録された

住所:ロシア チュクチ自治管区 [地図]



登録年: 2004年
登録区分: 自然遺産

行き方:ウランゲリ島へアクセスするにはまず、チュコトカ半島のアナディリまで向かいます。

直行便は運航していないので、モスクワで乗り継ぎましょう。

成田からモスクワまでは直行便が運航しています。

成田からモスクワ間の所要時間は約10時間、モスクワからアナディリ間は約8時間です。

アナディリに到着したら、ウランゲリ島までは車と船を利用します。

また、ツアーも出ているのでツアーに参加している観光客も多いです。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年2月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:渡り鳥の渡来地!ロシア領地「ウランゲリ島保護区の自然生態系」

ウランゲリ島に行って下さい。 Пожалуйста, отправляйтесь на остров Врангеля.

ウランゲリ島はどこですか? Где находится остров Врангеля?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』