2024年5月4日掲載
1.アンティグアの造船所と関連考古遺跡群 Antigua shipyards and related archaeological sites
アンティグア海軍造船所(Antigua Naval Dockyard and Related Archaeological Sites)は、英連邦王国の一つ、アンティグア・バーブーダのアンティグア島でイギリス海軍の拠点となった造船所跡。
城壁で囲まれたジョージアン様式の海軍関連建造物群である。
アンティグア・バーブーダ初のユネスコ世界遺産として2016年に登録された。
ネルソンズドックヤード国立公園の一部であり、クラレンスハウスとシャーリーハイツもある。
1784年から1787年までイギリス海軍の造船所に住んでいたホレーショ・ネルソン提督にちなんで名付けられた。
この造船所とその関連施設は、砂糖を求めて西欧諸国が東カリブ海の支配をめぐって競い合っていた時代に、サトウキビ農園主たちの利益を守る目的で建設された。
高地に囲まれ、深く狭い入り江をもつアンティグア島の南岸の自然環境は、ハリケーンからの避難所として、あるいは船を修理する場所として理想的だった。
イギリス海軍による造船所の建設は、18世紀末以来の数世代にわたるアフリカ系奴隷の労働力があって初めて可能となったものである。
イングリッシュハーバー友の会が、1951年に造船所の修復を開始し、10年後に一般公開された。
住所:Dockyard Drive, アンティグア・バーブーダ [地図]
360°写真(ネルソンズ・ドッグヤード)
登録年: 2016年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+1 268 481 5021
ウェブサイト:
行き方:直行便はありません。
アンティグア・バーブーダへはアメリカ、カナダ、ヨーロッパの主要都市を経由して行きます。
片道約32時間26分~。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年3月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:アンティグア・バーブーダへの行き方
ネルソンズドックヤードに行って下さい。 Go to Nelson’s Dockyard.
ネルソンズドックヤードはどこですか? Where is Nelson’s Dockyard?