2024年5月10日掲載
1.タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園 Montañas de Talamanca – Reservas La Amister y Parque Nacional La Amister
タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園(タラマンカさんみゃく ラ・アミスターほごくぐんとラ・アミスターこくりつこうえん)は、コスタリカとパナマにまたがる世界遺産である。
1983年にコスタリカの世界遺産として、7つの国立公園や自然保護区がまとめて「タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群」として登録された後、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられた。
ラ・アミスター国立公園は、1988年にパナマとコスタリカが共同管理する国際平和公園であるラ・アミスター国際公園の一部になっている。
この一帯は世界遺産になるよりも早い1982年に生物圏保護区に指定されている(コスタリカ領内のみ。パナマ領内は2000年に新規指定)。
そのときにパナマ、コスタリカをまたぐ指定を受けていたことが、後の世界遺産の登録拡大にも関係した。
一帯の動物相や植物相の特色についてはタラマンカ山脈を参照のこと。
住所:C346+RFP, Limón, Crorina, コスタリカ [地図]
360°写真(ラ·アミスタッド国際公園)
登録年: 1983年
登録区分: 自然遺産
営業時間:06:00〜17:30
ウェブサイト:
行き方:【パナマから入る場合】
パナマシティからバスまたは飛行機を利用してダビまで行き、そこからバスを利用してセロ・プンタまで移動します。
セロ・プンタからラス・ヌベスまで再びバスを利用。
ラス・ヌベス行きのバスは本数が少ないため、セロ・プンタからはタクシーの方が便利です。
帰りのバスの本数も少ないので、あらかじめタクシーを手配しておきましょう。
また、ダビからラス・ヌベスまでレンタカーを利用すると約1時間半で到着します。
【コスタリカから入る場合】
コスタリカの首都サンホセからバスを利用してサンヘラルド村まで移動します。
サンヘラルド村からサン・ビトまで再びバスを利用。
サン・ビトからラ・アミスター国立公園へは4WDのタクシーでもアクセスすることが可能です。
また、サンホセからサン・ビトまでレンタカーを利用すると約5時間かかります。
ツアーも出ているのでぜひ参加してみてください。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年4月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:タラマンカ地方-ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園の魅力
ラ・アミスター国立公園に行って下さい。 Dirígete al Parque Nacional La Amister.
ラ・アミスター国立公園はどこですか? ¿Dónde está el Parque Nacional La Amister?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2.ココ島国立公園 Parque Nacional Isla del Coco
ココ島(ココとう、英: Coco Island、別名ココス島)は、中米のコスタリカの島。
コスタリカ本土から南西550Km、東太平洋上に浮かぶ孤島である。
面積46.6km2、火山島で最高地点が634mである。
断崖絶壁が取り囲み、年間降水量は7,000mmにも及び、熱帯雨林に覆われ、豊かな動植物が数多く残る。
サンゴ礁が豊富である島の海域には数多くの海洋生物が生息しダイビング・スポットとしてでも知られている。
現在ココ島は国立公園に指定され、世界遺産に登録されている。
また、1998年にラムサール条約登録地となった。
無人島だったが、現在では、この国立公園の管理者が島に住んでいる。
島名はココヤシの意味からで、島にココヤシの実が生っていたことから名付けられた。
1526年にスペイン人であるフアン・カベサス(Juan Cabezas)により発見された。
1684年から1821年の間に海賊達が島で財宝を隠したと言われ、後にトレジャーハンター達が海賊が隠した財宝を求めて島で探索されて来たが、未だに発見されていない。
ココ島は1978年に国立公園になり、1997年にはユネスコの自然遺産になった。
小説及び映画『ジュラシック・パーク』シリーズの恐竜が生息する架空の島であるイスラ・ヌブラル島とイスラ・ソルナ島は本島がモデルだと言われている。
ココ島は「サメの楽園」とも言われている。
周辺の海域にはジンベエザメのほか、アカシュモクザメ、ネムリブカ、クロトガリザメ、ガラパゴスザメ、ニシレモンザメ、ハチワレ、シュモクザメ、カマストガリザメなどの様々なサメがいる。
他にはオニイトマキエイ、カラスエイ、クロカジキ、バショウカジキ、メカジキ、フウライカジキ、マグロ、シロナガスクジラ、ハンドウイルカなども生息しており、赤道反流と他の海流の合流点にあるため、様々な海洋生物の生育場となっている。
陸上にも3種の固有種の鳥類、2種の固有種の淡水魚、2種の固有種の爬虫類が生息しており、元々哺乳類は存在しなかった。
しかし、外来種の動植物のシカ、イノシシ、ネコ、ネズミ、ギネアキビ、コーヒーノキなどの侵入は生態系保全上の問題となっており、入島制限や密漁の取締などと共に政府は監視と管理を強める。
住所:コスタリカ プンタレナス [地図]
360°写真(バイア・チャトアム)
登録年: 1997年
登録区分: 自然遺産
行き方:日本からコスタリカのサン・ホセへは直行便は就航していないので、アメリカのロサンゼルスやダラス、アトランタなどの都市で最低1回の乗り継ぎが必要です。
日本から乗り継ぎの各都市へは10~13時間、乗り継ぎの各都市からサン・ホセへは3~7時間。
乗り継ぎ時間も含め19時間~23時間はかかります。
ココ島へは航空便や定期船などの公共交通手段がないため、首都のサン・ホセでダイビングやフィッシングツアーに申し込みをする必要があります。
そしてココ島に上陸するにはレンジャーの許可も必要です。
観光客や船乗員は島レンジャーの許可を得て陸揚げすることができます。
そのためキャンプや宿泊、植物・動物・鉱物を収集することはできません。
ツアーに申し込むとガイド付きで観光することができます。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年4月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:世界のトップ10にも入るダイビングスポット!ココ島国立公園
ココ島に行って下さい。 Por favor ve a la Isla del Coco.
ココ島はどこですか? ¿Dónde está la Isla del Coco?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3.グアナカステ保全地域 Área de Conservación de Guanacaste
グアナカステ保全地域(スペイン語: Área de Conservación Guanacaste)は、コスタリカの保全地域の一つである。
コスタリカは、全国の国立公園や自然保護区を11の保全地域にグループ分けして管理を行うSINAC(Sistema Nacional de Áreas de Conservación)という制度を導入しているが、グアナカステ保全地域は、そのうちコスタリカ北西部グアナカステ州一帯に位置する保全地域である。
1989年8月16日に設定され、1994年にはフンキリャル湾国立野生生物保護区が加わった。
1999年には、保全地域内のグアナカステ国立公園、サンタ・ロサ国立公園(海域を含む)、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園、フンキリャル湾国立野生生物保護区、オリソンテス試験森林がユネスコの世界遺産リストに登録され、2004年にはサンタ・エレナ地区が拡大登録された。
一帯にはオーク、マホガニー、リュウゼツランやサボテンなどの約7,000種の植物、900種以上の脊椎動物および多様な無脊椎動物が生息している。
特徴的な種はベアードバク、40種以上のコウモリ、ネコ科のジャガー、マーゲイ、ジャガランディ、オセロットおよび多数の霊長類を含む哺乳類、マングローブエメラルドハチドリ、ヒワコンゴウインコ、ミドリコンゴウインコ、オオホウカンチョウなどの500種の鳥類、アメリカワニ、メガネカイマン、オサガメ、ヒメウミガメなどの爬虫類および20,000種の甲虫類、13,000種のアリ・ハナバチ・カリバチ類、8,000種のチョウ・ガ類が挙げられる。
住所:Hacienda Naranjo, Provincia de Guanacaste, La Cruz, コスタリカ [地図]
360°写真(ボルカン・オロシ)
登録年: 1999年
登録区分: 自然遺産
営業時間:08:00~17:00
電話番号:+506 2666 5051
ウェブサイト:
行き方:「グアナカステ保全地域」は広範囲にわたって見どころがあります。
行き方も様々ですが、主な観光拠点はリベリアというニカラグアとの国境に近いコスタリカの都市です。
サン・ホセからリベリアまではバスやレンタカーを利用すると約3時間、空路を利用すると約50分でアクセスすることができます。
リベリアからツアーも出ているので参加してみるといいでしょう。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年4月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:まるで大自然の宝石箱、世界遺産グアナカステ保全地域の魅力
グアナカステ保全地域に行って下さい。 Visita el Área de Conservación de Guanacaste.
グアナカステ保全地域はどこですか? ¿Dónde está el Área de Conservación de Guanacaste?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
4.ディキスの石球を含む先コロンブス期首長制集落群 Complejo de asentamientos de cacicazgos precolombinos que incluyen las bolas de piedra de Dikis
ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群(ディキスのせっきゅうのあるせんコロンブスきしゅちょうせいしゅうらくぐん)は、2014年にUNESCOの世界遺産リストに登録されたコスタリカの世界遺産の一つで、プンタレナス州ディキス地方で先コロンブス期に発達した首長制集落の関連遺跡4件を対象としている。
登録名に明記されているように、日本では通俗的な超古代文明・古代宇宙飛行士説関連書籍で、オーパーツとしてしばしば言及されるディキスの石球群を登録対象に含む。
コスタリカにとって4件目の世界遺産であり、初の文化遺産登録となった。
かつてコスタリカのディキス地方では、花崗閃緑岩、斑糲岩などで多くの石球が製造された。
ほぼ真球をなすこれらの石球は1930年代のプランテーション目的の開墾に際して発見されたが、墓標の一種や何らかの宗教儀式にまつわる意味を推測する意見などもあるものの、今なお正確な製造方法や目的などは特定されていない。
地元先住民にも、この石球に関する伝承は存在しないという。
オーパーツとして殊更に謎を強調されることもあるが、当時の技術で製造可能な仮説は提示されており、超古代文明説や古代宇宙飛行士説などを持ち出さずとも説明や再現は可能である。
配石遺跡として、その配列に意味を見出そうとする意見もあるが、元の場所から持ち出されたり、破壊されるなどして本来の配列の再現が難しくなっているものが多い。
住所:WG6C+8FQ 34 Provincia de Puntarenas, Osa, コスタリカ [地図]
360°写真(ディキスの石球)
登録年: 2014年
登録区分: 文化遺産
営業時間:臨時休業
行き方:残念ながらあたらしいこのディキスの世界遺産は調査と保護の役割が大きく、まだまだ観光地として整備されているとは言い難いです。
個人で訪れるのであればバスなどではなくガイド付きのツアーに参加しましょう。
パルマルノルテなど、周辺の街で宿泊所に頼んでガイドツアーの申し込みをすることができます。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年4月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ミステリアスな世界遺産!ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群
ディキスの石球に行って下さい。 Ve a la bola de piedra de Dikis.
ディキスの石球はどこですか? ¿Dónde está la bola de piedra de Dix?