2024年5月31日掲載
1.サント・ドミンゴの植民都市 ciudad colonial de santo domingo
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの植民都市は、クリストファー・コロンブスらによって建造された新世界における最初の植民都市で、イスパニョーラ島南部に所在する。
16世紀前半には新世界で最初の大聖堂や病院、大学などが建てられた。
その歴史的価値から、ユネスコの世界遺産に登録されている。
2007年現在、ドミニカ共和国唯一の世界遺産である。
サントドミンゴの植民都市(Ciudad Colonial)は、口語では植民圏(Zona Colonial)とも呼ばれる。
植民都市は、サントドミンゴ市の原初の区画の一部分で、1500年代にまで遡るものである。
市内を二分するオサマ川(Ozama River)の西端に位置する。
今日の区画は5 km2 にも満たないが、コロンブス宮殿(Alcazar de Colón)、オサマ砦(Fortaleza Ozama)、アメリカ首座大司教座聖堂(Catedral Primada de America)など多くのランドマークがある重要な地区である。
かつての都市は、オサマ川からコンデ門(La Puerta del Conde)に伸びる防壁に囲まれていた。
コンデ門は、後背地に続く唯一の門であり、19世紀後半までは都市の最も遠い境界でもあった。
スペイン人たちは、ここにアメリカでの最初の拠点を設置し、その後アメリカ大陸本土を征服していった。
スペイン人が、メキシコ、キューバ、ほか南アメリカ各地を手に入れていった後は、彼らの注意は大陸本土の方に一層向けられるようになったが、それでもサントドミンゴの植民都市は重要な歴史的都市であり続けたのである。
住所:F4F8+696, Cjón. de los Curas, Santo Domingo 10210 ドミニカ共和国 [地図]
360°写真(Nuestra Señora de la Encarnación)
登録年: 1990年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~16:00、休日(日曜日)
電話番号:+1 809 682 3848
行き方:世界遺産でもあるドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴのラス・アメリカス国際空港へは、日本から直行便はありません。
アトランタ、ロサンゼルス、マイアミなどのアメリカ国内の都市で乗り継いで行くのが一般的です。
空港からサント・ドミンゴ市街へは、シャトルバスかタクシーを利用します。
サント・ドミンゴには地下鉄が2路線ありますが、残念ながらどちらも世界遺産の植民都市には通じていません。
旧市街周辺に宿をとるか、やはりバスかタクシーで移動することになります。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年4月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:新大陸で最初の植民市!世界遺産「サント・ドミンゴの植民都市」
サントドミンゴの植民都市に行って下さい。 Dirígete a la ciudad colonial de Santo Domingo.
サントドミンゴの植民都市はどこですか? ¿Dónde está la ciudad colonial de Santo Domingo?