2024年4月24日掲載

コロニア・デル・サクラメント
1.コロニア・デル・サクラメントの歴史的町並み Paisaje histórico de Colonia del Sacramento
コロニア・デル・サクラメント(Colonia del Sacramento)は、ウルグアイ南西部コロニア県の県庁所在地。
ラプラタ川沿いにあり、対岸にはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスがある。
ウルグアイで現存する街では2番目に古い。
2004年の統計では人口21,714人。
植民地として支配していたポルトガル人の貿易港として栄えた。
コロニア・デル・サクラメントは1680年、ブラジルから南下したポルトガル人であるマヌエル・ロボがコロニア・ド・サクラメント(ポルトガル語:Colônia do Sacramento)として建設した。
対岸の当時のペルー副王領のブエノスアイレスを拠点としていたスペイン軍との間で争いとなった。
この都市は1750年のマドリード条約や1777年のサン・イルデフォンソ条約など、条約が結ばれるたびにスペイン領になったりポルトガル領になったため、わずか12ヘクタールの街並に、スペインとポルトガルの建築スタイルが混在している。
1816年以降はウルグアイ川東岸地帯全域がブラジルの支配下に置かれたことから、この町もリオ・デ・ジャネイロ政府に統轄された時期もあった。
この歴史的な町並みは、ユネスコの世界遺産に登録されている。
ウルグアイで初の世界遺産となった。
住所:ウルグアイ 〒70000 コロニア コロニア・デル・サクラメント [地図]
360°写真(Plaza Mayor)
登録年: 1995年
登録区分: 文化遺産
行き方:南米ウルグアイの世界遺産の街コロニア・デル・サクラメントへは、隣国アルゼンチンの首都ブエノスアイレス方面もしくはウルグアイの首都モンテビデオ方面からアクセスするという2通りの方法があります。
アルゼンチン、ウルグアイ共に日本からの直行便はありません。
ひとまずアメリカ合衆国の直行便が飛んでいる都市からか、メキシコの首都メキシコシティなどから窓口となるブエノスアイレスかモンテビデオにアクセスする必要があります。
ブエノスアイレスからは毎日複数のフェリーがコロニア・デル・サクラメントまで往復していますので、そちらを利用すれば約1時間ほどで到着です。
モンテビデオからはバスを利用すれば約2時間半ほどで訪れることができます。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年3月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:中世ヨーロッパの雰囲気!コロニア・デル・サクラメントの歴史的街並み
コロニア・デル・サクラメントに行って下さい。 Dirígete a Colonia del Sacramento.
コロニア・デル・サクラメントはどこですか? ¿Dónde está Colonia del Sacramento?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2.フライ・ベントスの文化的産業景観 Paisaje cultural e industrial de Frai Bentos
フライ・ベントス(Fray Bentos)は、ウルグアイ南西部に位置するリオ・ネグロ県の県都である。
ウルグアイ川に面する港は、ウルグアイ国内における重要な港湾の一つとなっている。
フライ・ベントスは食肉加工産業とともに発展し、産業の中心を担ったアングロ食肉加工工場は、最盛期に50カ国以上から5,000人以上の労働者を雇い、「世界の台所」と呼ばれるまでに発展を遂げた。
しかし、1964年に工場の缶詰に由来する腸チフスの大流行を招いたことと、産業構造の変化により次第に衰退し、1979年に工場は閉鎖され、その歴史的な役割を終えた。
閉鎖された食肉加工工場を含むフライ・ベントスの産業遺産は、2015年に「フライ・ベントスの産業景観」の名称で世界遺産リストに登録された。
21世紀に入り、フライ・ベントスに外国企業の投資による世界最大規模のパルプ工場が建設された。
しかし、パルプ工場の建設をめぐるウルグアイ川の環境問題は、21世紀におけるウルグアイとアルゼンチンの最大の政治的紛争となった。
フライ・ベントスはアルゼンチンとの国境をなすウルグアイ川に面し、アルゼンチンの首都のブエノスアイレスからほぼ真北に160キロメートル、ウルグアイの首都のモンテビデオからは北西へ309キロメートルの距離に位置している。
住所:VMJ9+V67, Ruta Panorámica, 65000 Barrio Anglo, Departamento de Río Negro, ウルグアイ [地図]
360°写真(Ex Frigorífico Anglo | Museo de la Revolución Industrial)
登録年: 2015年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:30~17:00、休日(月曜日)
ウェブサイト:
行き方:「フライ・ベントスの産業景観」はウルグアイの西部にあるリオ・ネグロ県に位置し、アルゼンチンとの国境であるウルグアイ川沿いにある観光スポットです。
ウルグアイの首都であり、さらには国内最大級の空港であるカラスコ空港があるモンテビデオからは約300㎞離れていますので、バスや車で移動することをおすすめします!
移動時間は約4時間弱となっています。
また「フライ・ベントスの産業景観」の近郊の都市としてメルセデスが車で約30分ほどの場所に位置していますので、宿泊を伴う観光で訪れる場合はメルセデスでホテルを予約してみてはいかがでしょうか?
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年3月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:食肉加工工場として世界遺産に登録されたウルグアイのフライ・ベントスの産業景観
「フライ・ベントスの産業景観」の博物館に行って下さい。 Visita al museo del “Paisaje Industrial de Frai Bentos”.
「フライ・ベントスの産業景観」の博物館はどこですか? ¿Dónde está el museo “Paisaje Industrial de Fray Bentos”?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3.技師エラディオ・ディエステの作品:アトランティダ教会 Obras del ingeniero Eladio Dieste: Iglesia de Atlántida
ウルグアイ南部の首都モンテビデオ近郊にある「技師エラディオ・ディエステの作品:アトランティダの聖堂」は、1952年に同国エンジニアのエラディオ ディエステにより設計された歴史的建造物です。
柱も梁/ハリもなく、波状の天井と壁もレンガのみで造られています。
内部には、彫刻家エドゥアルド・ディアス・イエペス作の木彫りキリスト像や花崗岩製の祭壇もあります。
住所:Av. Monseñor Jose Orzali, 15200 Estación Atlántida, Departamento de Canelones, ウルグアイ [地図]
360°写真(Cristo Obrero Church – UNESCO World Heritage Site)
登録年: 2020年
登録区分: 文化遺産
営業時間:12:30~15:30(水曜日、土曜日)、08:15~10:30(日曜日)、休日(月曜日、火曜日、木曜日、金曜日)
電話番号:+598 4372 3104
行き方:モンテビデオのバスターミナルからバスかコレクティーボで1.3時間。
工事中の鉄道が動き出せばそれでも行けそう。
外務省海外安全ホームページでは危険情報はありません。(2024年3月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:2024年ウルグアイ世界遺産全3件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価
アトランティダ教会に行って下さい。 Ir a la Iglesia de Atlántida.
アトランティダ教会はどこですか? ¿Dónde está la Iglesia de Atlántida?