2023年6月25日掲載
11.琉球王国のグスク及び関連遺産群 琉球王国のグスク及び関連遺産群
琉球王国のグスク及び関連遺産群(りゅうきゅうおうこくのグスクおよびかんれんいさんぐん)は、沖縄本島南部を中心に点在するグスクなどの琉球王国の史跡群から構成されるユネスコの世界遺産(文化遺産)である。
2000年11月30日に、日本で11件目の世界遺産として登録された。
なお、各グスクの登録の名称は下記のとおり「じょうあと」で、「ぐすくあと」、「じょうせき」とはしていない。
構成遺産は下記の通りである。
1.今帰仁城跡
2.座喜味城跡
3.勝連城跡
4.中城城跡
5.首里城跡
6.園比屋武御嶽石門
7.玉陵
8.識名園
9.斎場御嶽
住所:〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1−2 [地図]
360°写真(旧首里城守礼門)
登録年: 2000年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:00~19:30
電話番号:098 886 2020
ウェブサイト:
行き方: 沖縄の世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」へのアクセスは、羽田・成田空港から沖縄・那覇空港までおよそ3時間の直行便があります。
世界遺産のスポットはバラバラですが、首里城までは那覇空港から車で約30分です。
また那覇空港から直結した「ゆいレール」という沖縄モノレールを利用しても空港から首里駅までおよそ30分。
短い期間の旅行スケジュールでも、世界遺産スポットまでのアクセスは比較的便利です。
参考URL:日本人なら知っておきたい!沖縄の世界遺産琉球王国のグスク及び関連遺産群
首里城に行って下さい。 首里じょうに行って下さい。
首里城はどこですか? 首里じょうはどこですか?
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12.紀伊山地の霊場と参詣道 紀伊山地の霊場と参詣道
紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野参詣道)を登録対象とする世界遺産(文化遺産)。
2004年7月7日に登録され、2016年10月26日に登録範囲の「軽微な変更」がなされた。
日本では12番目に登録された世界遺産で、近畿地方では5番目にあたる。
登録時の規模は、核となるエリアと、その保護のための周辺地域を合わせて日本の世界文化遺産では最大となる1万1865.3ヘクタールにおよぶ。
標高1000メートル級の山々が連なる紀伊山地は、太古から自然を神格化して崇める信仰が盛んな地域で、古代の都がおかれた奈良盆地近辺の人々の信仰を集めていた。
6世紀に大陸から日本に仏教が伝わってからは、7世紀後半に山岳修行の地となっていき、9世紀に伝わった真言密教は高野山、10世紀から11世紀にかけて盛んになった修験道は吉野・大峰や熊野三山が主な修行の場となった。
特に熊野三山は神道の信仰の場でもあった。
高野山、吉野・大峰、熊野三山は三大霊場として、神仏習合の思想によって密接なかかわりをもち、各霊場へと結ばれる参詣道として、大辺路、中辺路、小辺路、大峰奥駈道、伊勢路、高野山町石道が整備されていった。
日本の世界遺産で初めて道が登録されたものであり、文化遺産のカテゴリーのなかでも、人間の営みと自然の特異な結びつきを示す名勝・庭園・遺跡などを意味する「文化的景観」にも初めて選ばれた。
住所:〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 [地図]
360°写真(熊野三山 熊野那智大社)
登録年: 2004年
登録区分: 文化遺産
営業時間:07:00~16:30
電話番号:0735 55 0321
ウェブサイト:
行き方: 高野山へ行くには
JR大阪駅からJR難波駅(もしくは地下鉄御堂筋線なんば駅)→南海線難波駅→極楽橋駅→ケーブルカーで高野山
吉野山へ行くには
JR京都駅→近鉄線吉野駅→吉野山
熊野三山へ行くには
JR名古屋駅→JR紀伊本線新宮駅→バスで熊野三山
尚、白浜から中辺路・本宮・新宮へは、特急バス「熊野古道スーパーエクスプレス」が運行しているので便利です。
また本宮・新宮・那智大社間は熊野交通バスが運行しています。
参考URL:1200年の歴史を誇る聖地!紀伊山地の霊場と参詣道のオススメポイント
那智大社に行って下さい。 那智大社に行って下さい。
那智大社はどこですか? 那智大社はどこですか?
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13.知床 知床
知床(しれとこ)は、日本にある世界遺産登録地域。
2005年(平成17年)7月17日、南アフリカ共和国ダーバンで行われた『第29回ユネスコ世界遺産委員会』で「自然遺産」登録が決まった。
北海道東部に位置する知床半島は、北半球における流氷の南限とされ、流氷下のアイスアルジー(氷に付着した藻類)や流氷形成時の鉛直混合により作られる栄養塩の豊かな中層水がもたらす植物性のプランクトンの大増殖を基礎とした食物網を通して、多種多様な生物が生息・生育する地域となっている。
生息するシロザケ(サケ)、カラフトマス、サクラマス、オショロコマ、アメマスが、海と川を行き来し、これらを重要な餌資源とするヒグマやシマフクロウ、オオワシ、オジロワシといった大型の哺乳類や絶滅のおそれのある猛禽類をはじめ海棲哺乳類(海獣)、海鳥など様々な生きものが生息し、北方系と南方系の野生生物が混生するなど、海域と陸域の自然環境が密接に影響し合い、多様な生物相と生物間相互作用に支えられた豊かな生態系を形成している。
また、火山活動により形成された急峻な知床連山、山麓を覆う原生的な森林、切り立つ海岸断崖、多様な湿原・湖沼など様々な景観が凝縮され、優れた自然美を有している。
住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村 [地図]
360°写真(知床五湖)
登録年: 2005年
登録区分: 自然遺産
行き方: 札幌から知床(ウトロ)へ向かう場合、JRもしくは飛行機で網走方面・女満別空港へ向かい、その後バスやレンタカーを利用するのが一般的です。
また1日1往復、直行便のバスも運行(知床行きは夜行便、札幌行きは昼行便)。
車を利用する場合は400kmを超える長距離、7時間程度必要となります。
東京や大阪から行く場合は、一般的には女満別空港/中標津空港が知床へ行くのに利用される空港です。
釧路空港、紋別空港は上記二つの空港と比べると距離はあるものの、知床まで車で約3時間30分とまだ許容範囲内の距離になります。
参考URL:知床の観光・アクセス情報
日本各地から知床への行き方アクセス方法!東京や大阪や名古屋からは?近くの空港は?
ウトロに行って下さい。 ウトロに行って下さい。
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14.石見銀山遺跡とその文化的景観 石見銀山遺跡とその文化的景観
石見銀山(いわみぎんざん)は、島根県大田市にある、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山(現在は閉山)。
上述の最盛期に日本は世界の銀の約3分の1を産出したとも推定されるが、当銀山産出の銀がそのかなりの部分を占めたとされる。
大森銀山(おおもりぎんざん)とも呼ばれ、江戸時代初期は佐摩銀山(さまぎんざん)とも呼ばれた。
明治期以降は枯渇した銀に代わり、銅などが採鉱された。
鉱脈は石見国東部、現在の島根県大田市大森の地を中心とし、同市仁摩町や温泉津町にも広がっていた。
日本を代表する鉱山遺跡として1969年(昭和44年)に国によって史跡に指定。
2007年(平成19年)6月28日にニュージーランドのクライストチャーチで開催されていた第31回世界遺産委員会でユネスコの世界遺産(文化遺産)への登録が決まり、7月2日に正式登録された。
一般に銀山開発においては銀の精錬のため大量の薪炭用木材が必要とされたが、石見銀山では適切な森林の管理がなされたことにより環境への負荷の少ない開発がなされ、今日に至るまで銀山一帯には広葉樹などを含む森林が残されてきている点が特に評価されている。
2007年には日本の地質百選にも選定されている。
住所:〒694-0305 島根県大田市大森町 イ1597−3 [地図]
360°写真(石見銀山 世界遺産センター)
登録年: 2007年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:30~18:00
電話番号:0854 89 0183
ウェブサイト:
行き方: 車、鉄道、高速バス、飛行機でアクセス出来る。
飛行機の場合は、出雲空港か萩・石見空港を利用する。
詳細は下記を参照の事。
参考URL:石見銀山世界遺産センター
石見銀山世界遺産センターに行って下さい。 石見銀山世界遺産センターに行って下さい。
石見銀山世界遺産センターはどこですか? 石見銀山世界遺産センターはどこですか?
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15.平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群― 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―
平泉(ひらいずみ)は、日本の東北地方、岩手県南西部(古代の陸奥国磐井郡)にある古くからの地名であり、現在の岩手県西磐井郡平泉町の中心部にあたる。
この地域一帯には平安時代末期、奥州藤原氏が栄えた時代の寺院や遺跡群が多く残り、そのうち5件が「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の名で、2011年6月26日(現地時間:6月25日)にユネスコの世界遺産リストに登録された。
日本の世界遺産の中では12番目に登録された文化遺産であり、東北地方では初の世界文化遺産となった。
奥州の入り口は白河関(福島県。北緯37度)、北限は津軽半島の外ヶ浜(青森県。北緯41度)であるが、この2地点のちょうど中間に位置するのが平泉(北緯39度)である。
北から旅しても南から旅しても平泉あたりで行程上の中日となり、奥州全体に仏国土の加護を行き渡らせるに相応しい立地でもあった。
住所:〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202 [地図]
360°写真(中尊寺金色堂)
登録年: 2011年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:30~17:00
電話番号:0191 46 2211
ウェブサイト:
行き方: 中尊寺や毛越寺などには駐車場が完備されており、自家用車で世界遺産に登録されたスポットを巡ることができます。
東北自動車道平泉前沢インター・チェンジで降りて平泉駅方面を目指しましょう。
約20分ほどのドライブで世界遺産に登録された5つの資産のある一帯へ到着です。
公共交通機関を利用する場合は、平泉駅を目指します。
JR東北新幹線の一ノ関駅からは電車で8分、バスで20分ほど、JR東北本線花巻駅からは47分、盛岡駅からは約1時間半です。
平泉駅からは様々な手段で観光することができます。
平泉観光協会のホームページには、バス・自転車・徒歩などで世界遺産登録地を巡るプランが紹介されている。
参考URL:平和への思い。平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―
中尊寺に行って下さい。 ちゅうそんじに行って下さい。
中尊寺はどこですか? ちゅうそんじはどこですか?