2024年4月30日更新
1.宗廟 종묘
宗廟(そうびょう、チョンミョ)は、韓国ソウル特別市に所在する朝鮮王朝(李氏朝鮮・大韓帝国)の皇室の祖先祭祀場。
1995年12月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
朝鮮・韓国の歴代の国王・王妃・功臣などを祀る。
李成桂が漢陽(現在のソウル)に遷都した1394年12月に着工し、翌1395年9月に完成した。
しかし、1592年に豊臣秀吉の侵略に際して日本軍がソウルを占領したときに破壊され、1608年に再建された。
現在も大韓帝国の皇室である全州李氏の宗家によって祭祀が営まれている。
また韓国の史跡125号にも指定されている。
また、毎年5月に全州李氏一族が集まる宗廟祭礼祭が行われる。
この儀式は、無形文化遺産保護条約の発効以前の2001年に「傑作の宣言」(第1回)がなされ「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載され、無形文化遺産に登録されることが事実上確定していたが、2009年9月に正式に登録された。
住所: 서울특별시 종로구 종로 157 [地図]
360°写真
登録年: 1995年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~18:00、休日(火曜日)
電話番号:+82 2 765 0195
ウェブサイト:
行き方:ソウル市内から宗廟までは、地下鉄を使うのが便利です。
地下鉄1号線、3号線、5号線で鐘路3街(チョンノサムガ)駅まで行き、11番出口を出て徒歩約5分ほどで到着します。
出口を出て80m程直進すると宗廟市民公園があるので、そちらを目印にすると良いでしょう。
宗廟はその少し先にあります。
参考URL:ソウルにある神聖な世界遺産!朝鮮王朝の王と王妃が眠る宗廟
参考URL:アジア旅行地ガイド「ソウルの観光(宗廟・徳寿宮他)」
宗廟に行って下さい。 종묘에 가십시오.
宗廟はどこですか? 종묘는 어디입니까?
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2.海印寺大蔵経板殿 해인사 대장경판전
海印寺大蔵経板殿(かいいんじ・だいぞうきょうはんでん)は、大韓民国南部の慶尚南道陜川郡伽倻面にあるユネスコの世界遺産(文化遺産)。
蔵経板殿は高麗八万大蔵経版木を収蔵する木造建築の経蔵で、海印寺で最も古い建物(1488年建)である。
海印寺の本堂よりも高い場所に位置し、長方形の中庭を囲む2つの長い建物と2つの短い建物からなる。
特に版木の保存のために、ユニークなタイプの構造が多い。
これらの構造は蔵経板殿の内部に自然の換気を提供し、気候条件に応じて温度と湿度を調節するほか、げっ歯類や昆虫の侵入も阻止できる。
住所:경상남도 합천군 가야면 해인사길 122 [地図]
360°写真
登録年: 1995年
登録区分: 文化遺産
電話番号:+82 55 934 3000
ウェブサイト:
行き方: 韓国南部の都市・釜山(プサン)を起点とするなら、まずは釜山から電車かバスで大邱(テグ)へ向かいましょう。
大邱駅から地下鉄2号線に乗り聖堂池(ソンダンモッ)駅で下車すると、そこが大邱の西部バスターミナルです。
海印寺行きのバスは、朝6時40分~夜8時まで約40分間隔で運行しています。
ちなみに、海印寺までの乗車時間は約90分です。
降車時は車内アナウンスが流れないので、心配な方は予め運転手さんに海印寺で降りたい旨を伝えておきましょう。
海印寺のバス停そばには土産物店や屋台が出ていますが、そこからお寺自体は見えないので要注意。
お寺までは緑に囲まれた遊歩道を20分ほど歩いていきます。
バス停から海印寺までは有料のシャトルバスも運行しているので、そちらを利用するのもおすすめです。
参考URL:世界最古の八萬大蔵経を納める韓国の伽耶山海印寺へ行こう!
参考URL:アジア旅行地ガイド「韓国の他の旅行地」
海印寺に行って下さい。 해인사에 가십시오.
海印寺はどこですか? 해인사는 어디 있습니까?
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3.石窟庵と仏国寺 석굴암과 불국사
石窟庵と仏国寺(ソックラムとプルグクサ、석굴암과 불국사)は、大韓民国の慶州市南部にあるユネスコの世界遺産(文化遺産)。
吐含山(トハムサン、토함산)の山麓にある仏国寺と石窟庵の二つの仏教寺院が登録されている。
この世界遺産がある慶州市(キョンジュ-し)は、紀元前1世紀頃に始まり10世紀に滅亡した王朝、新羅の都である徐羅伐(ソルボル、서라벌)、金城(クムスン、금성)が置かれていた場所である。
石窟庵と仏国寺は、8世紀ごろの景徳王の時代、宰相の金大城により建立された。
石窟庵は、東向きに作られており、日の出、月の出の名所でもある。
制作者については謎が多く、同時代の仏像彫刻に比べて遥かに精緻であり、新羅美術の最高峰と呼ばれている。
1995年に、大韓民国初のユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録された。
住所:경상북도 경주시 진현동 15−1 [地図]
360°写真(仏国寺)
登録年: 1995年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~18:00、08:00~18:00(土曜日、日曜日)
電話番号:+82 54 746 9913
ウェブサイト:
行き方: 石窟庵と仏国寺は同じ吐含山(トハムサン)の山中にあり、石窟庵へ行くためには仏国寺を経由する必要があります。
慶州中心部から市内循環バスの10番か11番に乗車すると、約40分程で仏国寺に到着。
石窟庵へ行く際は、仏国寺駐車場から12番のシャトルバスに乗り換えましょう。
仏国寺から石窟庵へのシャトルバスは毎時40分に出発し、仏国寺へ戻るシャトルバスは毎正時に出発します。
参考URL:新羅仏教芸術の至宝がずらり!韓国が誇る世界遺産・石窟庵と仏国寺
参考URL:アジア旅行地ガイド「慶州」
仏国寺に行って下さい。 불국사에 가십시오.
仏国寺はどこですか? 불국사는 어디 있습니까?
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4.昌徳宮 창덕궁
昌徳宮 (しょうとくきゅう、朝: 창덕궁、チャンドックン)は韓国ソウル特別市に所在する李氏朝鮮の宮殿。
正宮である景福宮に対する離宮として創建された。
現在の韓国国内の宮殿の内、最も創建時の面影を残している宮殿であり、日本の梨本宮家から嫁ぎ、大韓帝国最後の皇太子李垠の妃となった李方子(まさこ)もこの宮殿で暮らした。
正門にあたる敦化門は大韓民国最古の門といわれる。
また、敦化門をくぐった先にある錦川橋は大韓民国最古の橋とされる。
儀式の執り行われた正殿の仁政殿、国王が執務をしていた宣政殿、王と王妃の寝殿だった大造殿など13棟の木造建築が現存している。
宮殿の北に広がる李朝時代の王朝庭園である後苑は秘苑とも呼ばれ、園内には多くのあずまやや人工池などがあり、韓国造園技術の極致といわれる。
現在のものは1623年に再建された景観である。
住所:서울특별시 종로구 권농동 [地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
ウェブサイト:
行き方: 地下鉄3号線「安国(アングッ)」駅の3番出口を出て、約5分(309m)で昌徳宮(チャンドックン)の入口に着きます。
参考URL:昌徳宮(チャンドックン)のアクセス
参考URL:アジア旅行地ガイド「ソウルの観光(景福宮・晶徳宮他)」
昌徳宮に行って下さい。 창덕궁에 가라.
昌徳宮はどこですか? 창덕궁은 어디입니까?
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5.華城 화성
水原華城(すいげんかじょう/スウォンファソン、朝: 수원 화성)は、韓国京畿道水原市にある李氏朝鮮時代の城塞遺跡。
水原城または単に華城とも呼ばれる。
18世紀末に李氏朝鮮第22代国王・正祖が、老論派の陰謀により横死した父思悼世子の墓を、楊州から水原の顕隆園(隆陵)に移して、その周囲に城壁や塔、楼閣や城門を築いて防護を固めたものが、水原華城である。
水原華城は老論を排除して実学を重視した正祖の理想都市であり、一時は華城への遷都も検討されたが、水原華城完成直後に正祖が死亡したため遷都は見送られた。
水原華城の建築には、1794年から1796年まで2年を越える月日と37万人の労力が投入された。
城壁の長さは5kmを越え、中国から伝わった西洋の建築技術を輸入し、城郭の築造に石材とレンガが併用されている点が特徴的である。
東洋と西洋の技術を融合させた設計を行ったのは朝鮮後期の実学者丁若鏞。
これは当時の朝鮮の築城技術・建築美術の粋を集めたものであったが、水原華城を最後として、以降の李朝の築城は衰退した。
住所:경기도 수원시 장안구 영화동 320−2 [地図]
360°写真
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
電話番号:+82 31 290 3600
ウェブサイト:
行き方:
電車:ソウル駅から「特急セマウル号」か「在来ムグンファ号」に乗れば、水原駅に到着します。
電車は一番早く行けるのがメリットです。
所要時間:約30~35分
運行時間:6:00~23:00頃
運行間隔:セマウル号・ムグンファ号ともに1時間に1~2本
地下鉄:ソウル駅から地下鉄1号線に乗り、乗り換えなしで水原駅に到着します。
地下鉄は交通費が一番安いのがメリットです。
所要時間:約1時間
運行時間:早朝から深夜まで数分間隔
バス:地下鉄2号線江南(カンナム)駅の5番出口と6番出口の間にあるバス停から3000番バスに乗ると、水原華城の最寄り「八達門」前のバス停に到着します。
水原華城の近くまで一気に行けるので、乗り換えしなくていいというメリットがあります。
所要時間:約1時間20分
運行時間:5:00~23:00頃
運行間隔:約15分
参考URL:世界遺産の水原華城を観光して分かった!行き方・見どころの回り方は?
参考URL:アジア旅行地ガイド「ソウル郊外の観光(板門店・DMZ他)」
水原華城に行って下さい。 수원 화성에 가십시오.
水原華城はどこですか? 수원화성은 어디입니까?