2023年9月7日掲載
5.フォンニャ=ケバン国立公園 Vườn quốc gia Phong Nha-Kẻ Bàng
フォンニャ=ケバン国立公園(フォンニャ=ケバンこくりつこうえん)は、ベトナムのクアンビン省のボーチャック県およびミンホア県にある国立公園である。
2003年7月3日、ユネスコによってベトナムで5番目となる世界遺産に登録された。
4億年以上前にできたとされるアジア最古のカルスト地帯を擁する。
大小約300の洞窟と地下河川がある。
これらはまだ詳しく調査されていないが、フォンニャ洞、ティエンソン洞、ヴォム洞など一部が開発されている。
洞窟はそれぞれ多様で、鍾乳洞は非常に美しく幻想的だ。
英国の王立地理学会の報告によると、フォンニャ洞の長さは7,729m、その美しさ、大きさ、広さなどから最高の評価を与えられている。
フォンニャ洞はベトナム最大の洞窟で、2億5千年前に形成された。
フォンニャとは「歯の洞窟」という意味である。多くの観光客が訪れる。
ドンホイからは国道1A号線を北に5km程進み、ソンチャック村に続くチューンソン通りを左方向へ、その後船でソン川を30分程進むと到着する。
9 – 10世紀にチャム族が仏教の聖域として利用し、1990年に英国の探検隊が地下及び水中の地図を作成し、総延長を計測した。
ベトナム戦争中は、武器庫または病院として利用され、アメリカ軍の爆撃の標的となった。
住所:Km 16 Đường Hồ Chí Minh, Nhánh Tây, Bố Trạch, Quảng Bình, ベトナム [地図]
360°写真(フォンニャ洞窟)
登録年: 2003年
登録区分: 自然遺産
営業時間:07:00~16:00
電話番号:+84 232 3506 777
ウェブサイト:
行き方:フォンニャ=ケバン国立公園の起点となる街は、ベトナム中部のドンホイです。
日本からのアクセスは、ハノイかホーチミンを経由して、ドンホイ空港へ向かいます。
ドンホイへのフライト時間は、ハノイから約1時間30分、ホーチミンから約1時間45分ほど。
ドンホイからフォンニャ=ケバン国立公園へは、車で1時間もかかりません。
参考URL:巨大洞窟の魅力に迫る!ベトナムの世界遺産フォンニャ=ケバン国立公園
参考URL:アジア旅行地ガイド「フエの観光(フォンニャ洞窟・バックマー国立公園・ラン・コー海岸他)」
フォンニャ洞窟まで行って下さい。 Đến Động Phong Nha.
フォンニャ洞窟はどこですか? Động Phong Nha ở đâu?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
6.ハノイのタンロン皇城の中心区域 Khu trung tâm Hoàng Thành Thăng Long Hà Nội
タンロン遺跡(タンロンいせき)、または昇龍皇城(タンロンこうじょう)は、2003年からベトナムの首都のハノイで発掘された遺跡群。
タンロン(昇龍)はハノイの旧称。
1010年から1804年までほぼ一貫してベトナム諸王朝がここに都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴である。
2010年8月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
この遺跡は紅河デルタの埋立地に立地し、北の中国と南のチャンパ王国の両方からの影響を受けている紅河下流域の独特な文化およびベトナムの独立国家としての形成と発展の過程を反映している。
住所:19C Hoàng Diệu, Điện Biên, Ba Đình, Hà Nội 100000 ベトナム [地図]
360°写真
登録年: 2010年
登録区分: 文化遺産
営業時間:08:00~16:30
電話番号:+84 24 3734 5427
ウェブサイト:
行き方: 日本からハノイへは、多くの直行便が就航しています。
ハノイのノイバイ国際空港から市街までは、定額タクシーの利用がおすすめです。
タンロン遺跡はハノイの中心部にあり、観光名所のホーチミン廟などにも隣接しています。
空港から直接向かわなくても、ホテルで荷ほどきしてから再びタクシーを拾っても、さほどお金も時間もかからず到着できるでしょう。
参考URL:独特の文化がみえる世界遺産「ハノイのタンロン皇城の中心区域」
参考URL:アジア旅行地ガイド「ハノイの観光(タンロン遺跡・ホーチミン廟・文廟他)」
タンロン遺跡まで行って下さい。 Đến Di tích Thăng Long.
タンロン遺跡はどこですか? Di tích Thăng Long ở đâu?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
7.ホー王朝(胡王朝)の城塞 Thành Nhà Hồ (Hu Dynasty)
胡朝の城塞(ホーちょうのじょうさい)は、ベトナム北部のタインホア省ヴィンロック県で発掘された、胡朝時代に建てられた遺跡群。
2011年7月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
この遺跡群は内城、ラタイン外城とナムジャオ祭壇の3部分からなり、マー川とブオイ川の間の土地にある。
風水の原則に従って建設され、中国の儒教の影響および14世紀後半のベトナムにおける新儒教の開花を反映している。
1398年から1407年まではベトナムの首都であり、16世紀から18世紀まではベトナム中北部の政治、経済、文化の中心地であった。
住所:Vĩnh Tiến, Vĩnh Lộc District, Thanh Hoa, ベトナム [地図]
360°写真
登録年: 2011年
登録区分: 文化遺産
営業時間:07:30~18:00
電話番号:+84 237 3728 661
行き方: アクセスはハノイから国道1号線を南下し、途中国道217号線へ右折、約3時間ほどです。
ハノイからタインホア市まで統一鉄道又はバスで移動し、タインホアのバスターミナルでタンニャーホー(Thành nhà Hồ)に行きたいと告げて、バスに乗るとヴィンロック(Vĩnh Lộc)という地域で降ろされるので、15分ほど歩くと到着するそうです。
Google Map等の地図を持って行くことをおすすめします。
アクセス手段が今のところローカル交通に限られるのでなかなか行きにくいかもしれません。
参考URL:ベトナムのあまり知られていない世界遺産「胡朝の城塞(Thành nhà Hồ)」
ホー王朝の城塞まで行って下さい。 Đến Thành Nhà Hồ.
ホー王朝の城塞はどこですか? Thành nhà Hồ ở đâu?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
8.チャンアンの景観複合体 Quần thể danh thắng Tràng An
チャンアンの景観関連遺産(チャンアンのけいかんかんれんいさん)は、ベトナムの世界遺産のひとつ。
ニンビン省に残る先史時代の岩陰遺跡から古都ホアルーに至る人類活動の痕跡、および紅河デルタ南部に発達したカルスト地形が作り出す自然美などが評価され、東南アジア初の複合遺産となった。
この世界遺産は点在する物件をまとめたシリアル・ノミネーション・サイトではなく、ひとかたまりの地域を文化的景観として登録したものである。
ゆえに、その範囲内に存在する特徴的な要素に、構成資産としてのIDが割り振られているわけではないが、以下のような保護区が設定されている。
古都ホアルー
チャンアン=タムコック=ビックドン景勝地
ホアルー特殊用途林
住所:7WM5+P8H, Trường Yên, Hoa Lư, Ninh Bình, ベトナム [地図]
360°写真(Hoa Lư Ancient Capital)
登録年: 2014年
登録区分: 複合遺産
営業時間:07:00~17:00
行き方: ハノイーニンビン間を南北統一鉄道で移動する。
ニンビンに着いたあとの観光地間の移動方法は、一部のリムジンバスをのぞき、ニンビンに着いたら自分でチャンアン(川下りスポット)などへ移動しなければなりません。
主な移動方法は以下の3つでしょう。
①レンタル自転車・・・1日5万ドン(約250円くらい)
②レンタルバイク・・・1日10万ドン(約500円くらい)
③タクシー・バイクタクシー・・・1km1万ドン(約50円くらい)駅からチャンアンまでなら、10万ドンぐらい
参考URL:世界遺産【チャンアン】行き方徹底解説!~個人旅行からツアーまで~
参考URL:アジア旅行地ガイド「ハノイ近郊の観光(ハロン湾・古都ホアルー・タムコック他)」
チャンアンまで行って下さい。 Hãy đến Tràng An.
チャンアンはどこですか? Tràng An ở đâu?