2023年9月29日更新
1.サガルマータ国立公園 सगरमाथा राष्ट्रिय निकुञ्ज
サガルマータ国立公園(サガルマータこくりつこうえん)は、ネパール北東部に位置する山岳地帯にある国立公園。
ユネスコの世界遺産に登録されている。
なお、「サガルマータ」とはネパール語で、英語ではエベレストのことである。
世界の屋根といわれるヒマラヤ山脈でも高い山が連なる。
世界最高峰のエベレスト、ローツェ、マカルー、チョ・オユーなどである。
公園内には高山植物やレッサーパンダ、ジャコウジカなどの珍しい動物も生息している。
近年は、山頂を目指す登山家以外にも、公園内のトレッキングを楽しむ旅行者が増えている。
1979年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録される。
また、公園内にあるゴーキョー湖群一帯にはNeopicrorhiza scrophulariifolia、などの植物が生え、ヒマラヤタール、ユキヒョウ、モリジシギ、メジロガモ、アネハヅルなどの動物が生息している。
2007年にラムサール条約の湿地に登録された。
[地図]
360°写真
登録年: 1979年
登録区分: 自然遺産
営業時間:24時間営業
電話番号::+977 986 0478133
行き方:サガルマータ国立公園の起点の空港はテンジン=ヒラリー空港(旧ルクラ空港)で、カトマンズとの定期便があります。
この先は歩いて進みます。
国立公園のあるクンブ地方一帯には、車道が一切ありません。
参考URL:世界最高峰エベレストがそびえるネパールの世界遺産、サガルマータ国立公園
参考URL:アジア旅行地ガイド「ネパールの観光3(エベレスト街道とルンビニ他)」
テンジン=ヒラリー空港に行って下さい。 तेन्जिङ-हिलारी एयरपोर्टमा जानुहोस्।
テンジン=ヒラリー空港はどこですか? तेन्जिङ-हिलारी एयरपोर्ट कहाँ छ?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2.カトマンズ盆地 काठमाडौं उपत्यका
カトマンズの渓谷(カトマンズのけいこく、Kathmandu Valley)は、ネパールの首都カトマンズのある盆地一帯のこと。
ユネスコの世界遺産に登録されている。
通常はカトマンズ盆地と呼ばれる。
周囲を標高の高い年中雪を抱くヒマラヤの山々に囲まれ緑深く、世界的にも貴重な歴史のあるカトマンズ、パタン、バクタプルという3つの芸術、文化性の高い都市を抱く。
標高は、約1,300m。緯度は沖縄と同程度である。
典型的なモンスーン気候。盆地内には、ガンジス川の支流であるバグマティ川などの川が流れ、耕作に適した大地が広がっている。
チベットとインドを結ぶ交易の中継点でもある。
カトマンズ盆地は、数千年前までは湖だったと考えられている。
湖だったことは、この地の神話にも登場する。
また、地層から淡水魚の化石が発掘されている。
首都のカトマンズ市、ラリトプル市(パタン)、バクタプル市が行政区として存在している。
1979年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録。
ただし、ネパール政府は、カトマンズ周囲の景観とともに複合遺産として申請していた。
また、急激な都市化により2003年~2007年の間危機遺産の指定も受けていた。
なお、”valley” には「渓谷」「谷」のほかに「盆地」「流域」の意味があり、カトマンズは後者にあてはまる。
一般に「カトマンズの渓谷」「カトマンズの谷」と紹介されているが、これは誤訳に近い。
住所:Kathmandu 44600 ネパール [地図]
360°写真(ダルバール広場)
登録年: 1979年
登録区分: 文化遺産
行き方:現在、日本からネパールへの直行便はないため、バンコク、デリー、香港、ソウル、シンガポール、クアラルンプールなどアジアの主要都市を経由して、ネパール唯一の国際空港であるカトマンズのトリブバン国際空港(Tribhuvan International Airport)に向かうのが一般的。
航空会社や経由地にもよるが、所要時間は約15時間〜で、経由地で1泊する便も多い。
空港からカトマンズの中心部へは約4㎞あり、移動手段はタクシーのみ。
ホテルやゲストハウスが集中するタメル地区までは、所要30分ほどで料金はRs700。
到着ロビーから外に出ると、右側にタクシーの受付カウンターがあるので、ここで手配してもらう。
空港から各地への料金はパタンがRs750、バクタプルがRs1100、ナガルコットがRs2500。
ただし、21:00以降は料金がRs100増しとなる。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:【日本から個人で】カトマンズ盆地への行き方【ネパールの世界遺産】
参考URL:アジア旅行地ガイド「ネパールの観光1(カトマンズとポカラ他)」
ダルバール広場に行って下さい。 दरबार स्क्वायर जानुहोस्।
ダルバール広場はどこですか? दरबार स्क्वायर कहाँ छ?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3.チトワン国立公園 चितवन राष्ट्रिय निकुञ्ज
チトワン国立公園(チトワンこくりつこうえん)は、中央ネパール南部のナラヤニ県チトワン郡、マハーバーラタ山脈とチューリア丘陵の間に開けたタライ平原の一角に位置する、ジャングルを保護する目的で設置された自然保護公園。
2006年の国王の権力停止にともない、旧名称ロイヤル・チトワン国立公園からロイヤルの文字が削除された。
1973年にネパール初の国立公園に指定され、さらに1984年にユネスコの世界遺産に登録された。
ネパールは、世界の屋根と言われるヒマラヤ山脈の山岳地帯のイメージが強いが、チトワン国立公園の標高は、50m~200m程度で亜熱帯気候である。
先住民のタルー族のほか、山地から移住したチュトリやタマン族などが住む村が平原に点在し、四季を通じ水田、畑の農作物に覆われた色彩鮮やかな田園風景が広がり、平原の彼方にマナスルをはじめとするヒマラヤ山脈が遠望できる。
東西80km、南北23km、総面積932㎡に及ぶ広大な国立公園のエリアはうっそうとしたジャングルや草原からなるが、開拓で急速に失われた豊かな自然を保護する目的で、1962年にネパール初の野生生物保護区に、1973年には初の国立公園に指定された。
さらに1984年にはユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録され、タライ地方随一の観光地として注目を集めることになった。
[地図]
360°写真
登録年: 1984年
登録区分: 自然遺産
電話番号::+977 56 411024
ウェブサイト:
行き方:チトワン国立公園の玄関口バラトプルは、首都カトマンズから飛行機で約30分、バスなら8時間かかります。
バラトプルは、ネパールの首都カトマンズの西に位置する人口15万人ほどの都市。
もともとは農業や加工業を主体とする伝統的な地方都市でしたが、南に広がるチトワン国立公園が1984年に世界遺産に登録されると、一躍観光都市として発展することになりました。
現在のバラトプルは、ナラヤニ川沿いのナラヤンガート地区を中心に、観光客向けの宿泊施設やショッピングスポットが数多く建ち並んでいます。
またバラトプル周辺には、チトワン国立公園以外にも地域に根差した歴史的建造物などの観光名所が点在しています。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:世界遺産チトワン国立公園の玄関口!ネパールの都市バラトプルの観光名所
参考URL:アジア旅行地ガイド「ネパールの観光2(バクタプルとナガルコット他)」
チトワン国立公園に行って下さい。 चितवन राष्ट्रिय निकुञ्ज जानुहोस्।
チトワン国立公園はどこですか? चितवन राष्ट्रिय निकुञ्ज कहाँ छ ?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
4.仏陀の生誕地ルンビニ लुम्बिनी, बुद्धको जन्मस्थल
ルンビニは、ネパールの南部タライ平原にある村。
仏教の開祖・釈迦(本名・サンスクリット語: ガウタマ・シッダールタ)の生まれたとされる地。
仏教の四大聖地の1つでもある。
1992年からマーヤー・デーヴィー寺院の解体修復工事に合わせ、ルンビニー開発トラストの要請により、全日本仏教会が発掘調査を行った。
寺院中心部から70センチメートル×40センチメートル、厚さ10センチメートルのマーカーストーン(印石)が発見され、アショーカ王による石柱の建立以前から釈迦の生誕地を示す標識として置かれていたとも考えられる。
寺院は当初より東西26メートル、南北21メートルの外壁に囲まれ、発掘で6期にわたり増改築がなされていたことが判明した。
遺物では銀や銅の貨幣、装飾れんが、ガラスや水晶の玉類、石柱の破片などが見つかった。
マーヤー・デーヴィー寺院を中心に、アショーカ王が巡礼したときに建立された石柱、釈迦が産湯をつかったという池などが残る。
巡礼者で賑わっているが、特に12月から1月にかけて多い。
1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
住所:F79G+V83, तौलिहवा रोड, Lumbini Sanskritik 32900 ネパール [地図]
360°写真(マヤ・デヴィ寺院)
登録年: 1997年
登録区分: 文化遺産
営業時間:24時間営業
行き方:首都カトマンズからは、バイワラという町へ向かいます。
飛行機で35分、バスで9時間です。
バイワラの正式名称はシッダールタナガルですが、現地では旧称のバイワラのほうが一般的です。
バイワラからはバスで1時間、タクシーで30分ほど。
世界遺産であるルンビニは広大な敷地内に観光スポットが点在しているので、レンタサイクルがおすすめです。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:日本とも縁が深いネパールの世界遺産、仏陀の生誕地ルンビニで聖地巡り!
参考URL:アジア旅行地ガイド「ネパールの観光3(エベレスト街道とルンビニ他)」
ルンビニに行って下さい。 लुम्बिनी जानुहोस्।
ルンビニはどこですか? लुम्बिनी कहाँ छ?