2023年10月22日掲載

マハトマ・ガンディー

マハトマ・ガンディー

36.古都アフマダーバード  प्राचीन शहर अहमदाबाद

アフマダーバード(英語: Ahmedabad)はインド西部、グジャラート州の都市。

2011年の都市的地域の人口は635万人であり、世界第47位、同国では第7位である

農業、綿織物業が盛ん。イスラーム教徒が比較的多く(住民の2割程度)、多くのモスクが建てられている。

ジャイナ教の寺院も多い。

近代的な都市で郊外に工場が多く、経済的には恵まれている。

2017年に世界遺産リストに登録された

アフマダーバード周辺には階段井戸(バーオリー)が多く見られる。

1411年、グジャラート・スルターン朝のアフマド・シャー1世がこの街を都と定め、現在の呼称の由来となった。

1573年、ムガル帝国の3代皇帝アクバルに征服されたことにより、同帝国の統治下におかれ、グジャラート州の州都となった。

1757年、マラーター王国の宰相バーラージー・バージー・ラーオとガーイクワード家の当主ダマージー・ラーオ・ガーイクワードがこの都市を攻撃し、帝国からマラーター同盟の支配下に移った。

1818年、イギリスの植民地支配下に入る。イギリス統治下では綿織物工業が発展した。

1915年、マハトマ・ガンディー(マハートマー・ガーンディー)はこの地にサーバルマティー・アーシュラムと称される修道場を設けた。1930年に行われた「塩の行進」もこの街が出発点であり、ガンディーの様々な活動と結びついている。現在、街にはガンディー博物館が建てられている。

1960年から1970年まで、グジャラート州の州都であった。その後、近くのガンディーナガルに代わる。

住所:Gandhi Smarak Sangrahalaya, Ashram Rd, Ahmedabad, Gujarat 380027 インド [地図]


登録年: 2017年
登録区分: 文化遺産
営業時間:10:00~18:00
電話番号:+91 79 2755 7277
ウェブサイト

行き方:インド8大都市に数えられる工業・観光都市です。

アーメダバードの行き方は、日本から直行便の運航がないため、デリー乗継ぎのエアインディア、シンガポール乗継ぎのシンガポール航空を利用して訪問します。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:インド西部にあるアフマダーバードのおすすめ観光スポット5選

ガンディー・アシュラムまで行って下さい。 कृपया गांधी आश्रम जाएँ।

ガンディー・アシュラムはどこですか? गांधी आश्रम कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

37.ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群  मुंबई का विक्टोरियन गोथिक और आर्ट डेको हेरिटेज कॉम्प्लेक्स

ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群(ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコのいせきぐん)は、19世紀のビクトリア朝のネオゴシック様式の公共建築物、及び20世紀のムンバイのアールデコ様式の建築物を示す。

ムンバイのフォート地区にあり、2018年にユネスコの世界遺産に登録された。

ビクトリア朝ゴシック様式の建物とアールデコ様式のこれらの建物は、かつてエスプラネードとして知られていた大きなレクリエーションの場であるオーバルマイダン周辺にある。

楕円形の東側にはビクトリア朝ゴシック様式の公共の建物があり、西側にはバックベイ再生とマリンドライブのアールデコ様式の建物がある。

合計94の建物を保護することを目的としている。

楕円形の東にある19世紀のビクトリア朝ゴシック様式の建物は、主にムンバイ高等裁判所、ムンバイ大学(フォートキャンパス)、市民事裁判所(旧事務局ビル内)である。

この範囲には、ムンバイのランドマークの1つであるラジャバイ時計塔もある。

20世紀のアールデコ様式の建物は、楕円形の西側に隣接し、主に個人所有の住宅とエロスシネマで構成されている。

このビクトリア朝ゴシック様式とアールデコ様式の建物のアンサンブルは、2018年6月30日、バーレーンのマナーマで開催された第42回世界遺産委員会のセッション中に世界遺産リストに追加された。

住所:WRHJ+W24, Karmaveer Bhaurao Patil Marg, Mantralaya, Fort, Mumbai, Maharashtra 400032 インド [地図]


登録年: 2018年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~22:45

行き方:ムンバイへは全日空が直行便で毎日1便、東京・成田から約10時間のフライトで就航しています。

経由便ではエア・インディアが東京・成田からデリー経由で週3便就航しています。こちらの所要時間は約13時間です。

ほかにもタイ国際航空がバンコク乗り継ぎ、シンガポール航空がシンガポール乗り継ぎでムンバイ行きの便を就航しています。

国内線ではデリー~ムンバイ間でエア・インディアが毎日13~14便、ジェットエアウェイズが毎日14~15便運航しています。所要時間は約2時間。

このほかにも多数のLCCが発着しています。

ムンバイの空港は市内から26km離れた場所にあるチャトラパティ・シヴァージー国際空港です。

チャトラパティ・シヴァージー国際空港は国際線と国内線でターミナルが分かれており、2つのターミナルは約4km離れています。

国際線はすべて国際線ターミナル(T2)から発着していますが、国内線は国内線ターミナル(T1)からも発着しているので、行き間違えないようにしましょう。

なお、国内線ターミナルは旧名称で「サンタクルス空港」と呼ばれることもあります。

空港から市内への行き方は、プリペイドタクシーかオートリキシャを使う方法が一般的です。

インド門のあるコラバ地区へはプリペイドタクシーで1~2時間ほど。料金は700ルピー(約1,050円)前後が相場です。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:ムンバイの観光ガイド!行き方・ツアー・おすすめスポット【完全版】

参考URL:アジア旅行地ガイド「ムンバイの観光(ムンバイ大学・チャトラパティ シバジ マハーラージ博物館他)」

ラジャバイ時計塔まで行って下さい。 राजाबाई क्लॉक टॉवर पर जाएँ।

ラジャバイ時計塔はどこですか? राजाबाई क्लॉक टॉवर कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

38.ラージャスターン州のジャイプル市街   राजस्थान का जयपुर शहर

ジャイプルはインドの都市。

デリーの南西約260kmに位置し、ラージャスターン州の州都である。

2010年の都市的地域の人口は305万人であり、世界第112位、同国では第11位である

約10kmの赤い城壁に囲まれ、別名「ピンク・シティー」と呼ばれる。

日本ではジャイプールと表記される事も多いが、最後の音節「-プール」がヒンディー語では短母音で表記するため、ジャイプルが正しい表記となる。

1727年11月18日、当時この地を治めていたラージプートの有力氏族、カチワーハー家の当主サワーイー・ジャイ・シング2世によって建設が開始される。

それ以前は北東に約11km離れた岩山に位置するアンベール(現在アンベール城がある地域)が王国の首都であったが、人口増加や水不足の理由から遷都の必要に迫られ、現在の町の位置に新たな計画都市として建設された。

町の名前ジャイプルは「ジャイの町」を意味し、「ジャイ जय」は創設者ジャイ・シング2世からつけられている。

ジャイプルの「プル पुर」は「城壁に囲まれた町」という意味合いを持つが、その名が示す通り、建設当時の町(現在の旧市街)は、高さ6m、総延長10kmに及ぶ城壁で囲まれており、城壁には7つの主要な門が設けられていた。

ジャイプル藩王国の藩王(マハーラージャ)は、イギリスがインドの大部分を植民地化したイギリス領インド帝国時代においても、イギリスに対して一定額の税金を納めるなど間接的な形で従属することを余儀なくされる一方で、領地の自治権は保証されていた。

そのため、デリーやアーグラーなど、ムガル帝国の直轄領を経てイギリス領インド帝国の直接統治下に置かれた都市に比べ、インド的な雰囲気をより強く残している。

住所:Hawa Mahal Rd, Badi Choupad, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002 インド [地図]

登録年: 2019年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~16:30
電話番号:+91 141 261 8033
ウェブサイト

行き方:日本から飛行機でアクセスする場合、ジャイプールまでの直行便はありません。

そのためインド国内から向かうことになり、ニューデリー国際空港を拠点にすることがほとんどです。

鉄道でデリーからジャイプールに行く場合は、4時間半〜6時間前後かかります。

1日に15〜17本ほど運行しており、早朝から深夜の便まである ため使い勝手が良い。

ただ、インドの鉄道はよく遅れることがあります。

インド観光が初めての場合、移動日の午後にツアーを入れたり、到着が深夜になる便を予約したりするのは避けた方が安全です。

アグラからも1日7便ほど快速電車を運行していて、所要時間は4時間〜6時間ほど。

料金や所要時間は、列車の種類や時間帯によって変わります。

飛行機の場合は、ジャイプール国際空港(Jaipur International Airport)から市内までは車で約30分。

市内までのバスはありませんが、タクシーやオートリキシャーを使えばすぐです。

デリーからジャイプールまでの飛行時間は1時間弱で  indiGo 、Air India、SpiceJet、AirAsiaなどの航空会社の路線が就航しています。(2022年12月現在)

便数は多くありませんが、短時間で楽に移動することができます。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:【インド】ジャイプールのおすすめ観光スポット7選!ピンクシティから、ガイドブックに載っていない穴場まで徹底解説

参考URL:アジア旅行地ガイド「ジャイプールの観光(アンベール城・ハワー・マハル他)」

ハワー・マハールまで行って下さい。 कृपया हवा महल जाएँ।

ハワー・マハールはどこですか? हवा महल कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

39.カーカティーヤ・ルドレシュワラ(ラマッパ)寺院  काकतीय रुद्रेश्वर (रामप्पा) मंदिर

ラマッパ寺院として知られるルドレシュワラは、インドのテランガーナ州のハイデラバードから約200㎞北東に位置するパランペット村にあります。

これはカーカティーヤ朝(1123年~1323年)の統治者ルドラデーヴァとレチャーラ・ルドラの時代に建てられた城壁で囲まれた複合施設内にある主要なシヴァ寺院です。

寺院の芸術的な品質の高い彫刻は、地域の舞踊習慣やカーカティーヤ文化を示しています。

2021年に開催延期された第44回世界遺産委員会拡大会合において、インドの「イテランガーナ州のカーカティーヤ・ルドレシュワラ(ラマッパ)寺院」が世界文化遺産として登録されました。

住所:Nandi Mandapam, RAMAPPA, Mulugu, Telangana 506345 インド [地図]

登録年: 2021年
登録区分: 文化遺産
営業時間:06:00~18:00

行き方:ハイデラバード⇒ワランガルに電車2.5時間。

ワランガル新市街ハナムコンダ・バスターミナル⇒ムルグにバスで約1時間⇒寺院近くへバスで。

直通バスの曜日もあるらしい。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年8月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:2023年インド世界遺産全40件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

ラマッパ寺院まで行って下さい。 कृपया रामप्पा मंदिर जाएँ।

ラマッパ寺院はどこですか? रामप्पा मंदिर कहाँ है?

出典元: 世界遺産オンラインガイド「テランガーナ州のカーカティーヤ・ルドレシュワラ(ラマッパ)寺院」

40.ドーラビーラ : ハラッパー文化の都市  धोलावीरा: हड़प्पा संस्कृति का शहर

ドーラビーラ(Dholavira)は、インド、グジャラート州に所在するインダス文明の大都市遺跡のひとつであり、ハラッパーやモヘンジョ・ダロと同様の注目度がある。

地元ではKotada Timba Prachin Mahanagar Dholavira(コターダ・ティムバ・プラーシン・マハーナガル・ドーラビーラ)と呼ばれている。

北緯23度52分東経70度13分のカッチ湿原のなかにあるカディール島(Khadir)に立地し、雨季になると南北の川に水が流れ、周囲を水に囲まれるようになる。

ドーラビーラの居住がはじまったのは、紀元前2900年頃からで、紀元前2100年ごろから徐々に衰退に向かっていく。

そして短期間の放棄と再居住がおこなわれ、最終的に放棄されるのは、紀元前1450年ごろである。

2021年に世界遺産に登録された。

ドーラビーラは1967年に発見された。

インド亜大陸で5番目に大きなインダス文明遺跡と目されている。

1989年以降、インド考古局の R・S・ビシュト(R. S. Bisht)の指揮によって発掘調査がおこなわれている。

発掘調査によって、ドーラビーラの複雑で精緻な都市計画と建造物を日の目にさらすことになった。

ドーラビーラは、同じく港湾都市であったロータルよりも古かったと考えられ、その居住の範囲は100ヘクタールを超える壮大なものである。

ハラッパーやモヘンジョ・ダロに比類した「城塞」と「市街地」で構成された構造をもち、外壁で囲まれた範囲は東西方向770~780m、南北620~630mに達する。

外壁の外側にも街を支える人々の居住地が広がっている。

住所:V6P7+J5P, Bhachau, Dholavira, Gujarat 370165 インド [地図]


登録年: 2021年
登録区分: 文化遺産
営業時間:07:00~17:00、休日(金曜日)

行き方:アフマダーバード⇒ブージ/Bhujに電車か要予約バスで7時間⇒カディール島へバス6時間。

但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)

最新情報を確認して下さい。

参考URL:2023年インド世界遺産全40件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

ドーラビーラまで行って下さい。 कृपया धोलावीरा जाएँ।

ドーラビーラはどこですか? धोलावीरा कहाँ है?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』