2024年8月23日更新
1.国立歴史文化公園“古代メルブ “Gadymy Merw” milli taryhy we medeni seýilgähi
メルブとは、トルクメニスタンのカラクム砂漠の中にある、中央アジア最大の遺跡。
トルクメニスタンではマル(またはマルイ、マリイ)と呼ばれている。
1999年、トルクメニスタン初の世界遺産に登録された。
もとはホラーサーン地方の中心都市のひとつで、シルクロードのオアシス都市として栄えた。
人口は100万人に達したといわれる。
榎一雄は南北朝時代の梁の職貢図に記載された「未国」をメルブと比定する説を提出している。
メルブには仏教が伝播しており、また梁の武帝・蕭衍は、仏教信徒としても高名で「皇帝菩薩」と呼ばれていたため、仏教を通じた交流も考えられる。
大キズカラは、高さ20m近くあり、かつては2階建てで屋根もあったと考えられているが、現在は1階部分は砂に埋もれ、壁は一部崩壊している。
小ギズカラとともに、「スルタン・カラ」の城壁の外、南西の地点に築かれている。
住所:M59V+R2G, Merw, トルクメニスタン [地図]
登録年: 1999年
登録区分: 文化遺産
行き方:メルブは、トルクメニスタンではマリ(Mary)と呼ばれます。
現在のマリは同国第4の都市。
メルブ遺跡の西20kmほどのところにマリ国際空港があるので、トルクメニスタンの首都アシガバードから飛行機を利用するのがおすすめです。
アシガバードへの日本からの直行便はないので、北京かバンコクを経由しましょう。
空港からメルブ遺跡まではタクシーを利用するか、いったんマリ市街に出てツアー会社を探しましょう。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:トルクメニスタンにある中央アジア最大の遺跡!世界遺産「古代メルブ」
メルブまで行って下さい。Merw şäherine gitmegiňizi haýyş edýäris.
メルブはどこですか?Melw nirede?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2.クフナ・ウルゲンチ Kuhna Urgench
クフナ・ウルゲンチは、旧ウルゲンチとも訳されるトルクメニスタン北東部の都市である。
人口は約3万人であり、ウズベキスタンとの国境線に位置する。
新ウルゲンチと呼ばれる現在のウルゲンチは、ウズベキスタンの都市となっている。
12世紀には、ホラズム・シャー朝の首都として機能していた。
2005年に、UNESCOの世界遺産に登録された。
クフナ・ウルゲンチはアムダリヤ川沿岸にあり、シルクロードにおける最大の都市であった。
クフナ・ウルゲンチが築かれた正確な年代は不明だが、Kyrkmollaの要塞は、ハカーマニシュ朝にまで遡る。
12世紀から13世紀初頭にかけてクフナ・ウルゲンチは最盛期を迎える。
中央アジアでクフナ・ウルゲンチをしのぐ人口を誇った都市はブハラを除いて他になかった。
しかし、1221年、チンギス・ハンが中央アジアへの進出を開始して、人類史に類を見ない大虐殺を展開した(チンギス・カンの西征)。
クフナ・ウルゲンチは、チンギスによる虐殺の後に復興を見せることとなるが、1370年代には、アムダリヤ川の流れが北に変わったことにより、自然による都市の破壊が始まった。
1370年代には、クフナ・ウルゲンチは放棄され、北には新ウルゲンチと呼ばれる都市が新たに建設されることとなった。時代は既にティムール朝の時代へと変わっていた。
クフナ・ウルゲンチでの最初の考古学の調査が実施されたのは1929年のことであった。
現在のクフナ・ウルゲンチの遺構は、多くが全壊あるいは半壊に近い状況である。
今日では、クフナ・ウルゲンチの遺構の中心は、12世紀に建設された3つの小さな廟建築と14世紀に建設されたTurabek-Khanum廟である。
後者は、1990年代に大部分が修復された。
また、クフナ・ウルゲンチで最も高い建築物は、11世紀に建設されたKutlug-Timur Minaretと呼ばれるミナレットである。
煉瓦で建設され、高さは、60メートルに及び、アフガニスタンにあるジャームのミナレットと並んで、ミナレットの高さでは世界一を争う。
この円錐状の形をしたミナレットは、クフナ・ウルゲンチにおける廟建築でも著名なものは、1172年に死亡したホラズム王イル・アルスランの廟である。
[地図]
360°写真(クトゥルグ・ティムール・ミナレット)
登録年: 2005年
登録区分: 文化遺産
行き方:クフナ・ウルゲンチはウズベキスタンとの国境に位置し、ヒヴァやブハラほどの規模ではありませんが歴史的な建造物が立ち並んでいます。
「旧ウルゲンチ」という意味で、ウズベキスタンのウルゲンチが「新ウルゲンチ」です。人口は約3万人。
最寄りの空港はウズベキスタンのヌクス空港(NCU)。国内外合わせて3都市に就航しています。
ヌクスから、ウズベキスタン側の国境の町・ホジェリに行って出国審査をすませ、トルクメニスタンに入国し、クフナ・ウルゲンチへ行くという流れです。
バスステーションはヌクスのセントラルマーケット近くにあります。
ここからホジェリの「Gone-kala」というバスステーションへ行きます。
ヌクスから国境までタクシーで一気に行く場合は、所要時間約30分、料金は50000スムです。
ウズベキスタン側は比較的楽に出国できます。
特にビザがいらなくなってからは、日本人だと容易に通過できるようになったみたいです。
トルクメニスタン側は相変わらずで、荷物を全部見せたり薬の説明をしたりします。
少しずつ門戸が開かれてきてはいますが、まだまだ鎖国中なので仕方ないですね。長いと約1時間かかります。
国境を超えたらクフナ・ウルゲンチまではタクシーになります。所要時間は約15分、料金は20マナトです。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:クフナ・ウルゲンチ
クフナ・ウルゲンチまで行って下さい。Kuhna-Urgenç şäherine gitmegiňizi haýyş edýäris.
クフナ・ウルゲンチはどこですか?Kuhna Urgench nirede?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3.ニサのパルティア時代の城塞群 Nysanyň Parfiýa berkitmeleri
ニサはトルクメニスタン南西部、アシガバート郊外に残るパルティア王国時代の都市遺跡である。
王の建造物群のあった旧ニサと民衆の居住地区であった新ニサとから構成される2つの遺丘で、いずれも城壁に囲まれ、互いに 1.5 km ほど離れている。
これら2つの遺丘は2007年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
ニサは紀元前3世紀頃に成立したパルティア王国(アルサケス朝)初期の首都として機能していた。
パルティア王ミトラダテス1世(在位紀元前171年 – 紀元前138年)によってミトラダトケルト(Mithradatkert, ミトラダテスの砦)と改称されたこともあった。
住所:X626+GGQ, Ashgabat, トルクメニスタン [地図]
登録年: 2007年
登録区分: 文化遺産
行き方:トルクメニスタンの観光には必ずビザが必要です。
ビザを取得するのにも先にすべての日程を決めなくてはならず、個人での観光旅行はほぼ不可能です。
日本国内でも中央アジアの観光ツアーを挙行しているツアー会社があるので、それを利用するのが手軽で安心です。
ニッサのパルティア要塞群の旧ニッサまでは、トルクメニスタンの首都アシガバードにある空港から車で約40分です。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2023年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:歴史深いトルクメニスタンの世界遺産、ニッサのパルティア要塞群!
旧ニッサまで行って下さい。Köne Nissa gitmegiňizi haýyş edýäris.
旧ニッサはどこですか?Garry Nissa nirede?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
4.寒冬のトゥラン砂漠群 Sowuk gyşda Turan çöl topary
トゥラン低地 (トゥランていち、英語: Turan Depression, Turan Lowland, Turanian Basin、ロシア語: Туранская низменность) は南トルクメニスタンからウズベキスタンを通ってカザフスタンまで広がる、低地の砂漠凹地である。
ツラン低地とも呼ばれる。
トゥラン低地にはアラル・カスピ低地に含まれるカスピ海東部とアラル海南東部が含まれるが、海抜0m以上の土地の部分にも広がっている。
トゥラン低地は世界でも有数の大きさの砂漠地帯であり、トゥラン低地の平均年間降水量は381mm以下である。
カラクム砂漠はトゥラン低地南部に広がっている。
トゥラン低地にある大都市としてはトルクメニスタンのダショグズ、ウズベキスタンのヌクスとウルゲンチの3つがある。
トルクメニスタンのアクチャナヤ (Akchanaya, Акчаная) 低地は海抜-81m、カルスト地形中にできたポリエであるカラギーエは海抜-132mである。
アムダリヤ川はこの低地を通って南東から北西方向へと流れている。
この地域は夏が暑く、冬が寒いが、こういった過酷な気候条件に適応した多様な動植物が生息しており、生物多様性に富んでいる。
2023年にはアラル海周辺、ウスチュルト台地やカラクム砂漠の一部を含む3か国の14か所が「寒冬のトゥラン砂漠群」としてユネスコの世界遺産に登録された。
住所:トルクメニスタン [地図]
360°写真(地獄の門)
登録年: 2023年
登録区分: 自然遺産
営業時間:24時間営業
行き方:トルクメニスタンの観光には必ずビザが必要です。
ビザを取得するのにも先にすべての日程を決めなくてはならず、個人での観光旅行はほぼ不可能です。
日本国内でも中央アジアの観光ツアーを挙行しているツアー会社があるので、それを利用するのが手軽で安心です。
2023年に「トゥランの寒冬砂漠群」が世界自然遺産として登録されました。
カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの3ヶ国共有の遺産として共有されています。
カスピ海とツラン高山に挟まれた温帯の乾燥地帯に広がり、東西約1500km以上にわたる砂漠のこのエリアは、夏は暑く冬は極寒という厳しい気候条件ですが、その過酷な条件に適応した非常に多様性のある動植物が存在しています。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2024年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:トルクメニスタン・地獄の門の楽しみ方
地獄の門まで行って下さい。Jähennemiň derwezelerine git.
地獄の門はどこですか?Jähennemiň derwezesi nirede?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
5.シルクロード:ザラフシャン=カラクム回廊 Küpek ýoly: Zarafşan-Garakum koridory
シルクロード:ザラフシャン=カラクム回廊(シルクロード:ザラフシャン=カラクムかいろう)は、2023年に登録されたUNESCOの世界遺産リスト登録物件の一つである。
ザラフシャン川沿いの地域やカラクム砂漠を経てメルブ・オアシスへ至る約866キロメートルの交易路に関する中央アジアの世界遺産で、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンの構成資産34件で成り立っている。
構成資産
タジキスタン
タジキスタンの構成資産は9件あり、いずれもソグド州内に存在する。
含まれるのは、前回推薦時にも含まれていた「古代パンジケントの都市」(Town of Ancient Penjikent, ID1675-009) をはじめ、集落、城塞、マウソレウムなどで、構成資産の分類では、パンジケントの都市遺跡のみが平原部門で、それ以外は全て山岳部門に属する。
ウズベキスタン
ウズベキスタンの構成資産は16件あり、ブハラ州、ナヴォイ州、サマルカンド州の3州にまたがる。
含まれるのは、前回推薦時にも含まれていた「ヴァブケントのミナレット」(Vobkent Minaret, ID1675-021) をはじめ、集落、マウソレウム、キャラバンサライなどで、構成資産の分類では、全て平原部門に属する。
トルクメニスタン
トルクメニスタンの構成資産は9件あり、レバプ州、マル州の2州にまたがる。
含まれるのは集落やキャラバンサライなどで、いずれも構成資産の分類では砂漠部門に属する。
住所:Türkmenabat トルクメニスタン [地図]
360°写真(トルクメナバート)
登録年: 2022年
登録区分: 文化遺産
行き方:トルクメニスタンの観光には必ずビザが必要です。
ビザを取得するのにも先にすべての日程を決めなくてはならず、個人での観光旅行はほぼ不可能です。
日本国内でも中央アジアの観光ツアーを挙行しているツアー会社があるので、それを利用するのが手軽で安心です。
アシガバート(AIR)→マリ→メルヴ→トルクメナバート→国境→ブハラのルートが一般的です。
但し、外務省海外安全ホームページでは十分注意地域となっています。(2024年9月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ウズベキスタン・トルクメニスタンの旅(12)~メルヴ遺跡、トルクメナバート、国境越え~
トルクメナバートまで行って下さい。Türkmenabat şäherine gitmegiňizi haýyş edýäris.
トルクメナバートはどこですか?Türkmenabat nirede?