2024年7月14日掲載

ブウィンディ原生国立公園

ブウィンディ原生国立公園

1.ルウェンゾリ山地国立公園  Rwenzori Mountains National Park

ルウェンゾリ山地国立公園は、コンゴ民主共和国との国境付近に広がる、ウガンダの国立公園。

その名の通り、ルウェンゾリ山地(最高峰の標高5109m)の標高2100m以上を対象とする国立公園である。

1941年に設定された森林保護区を前身とし、1991年に設定され、1994年にはユネスコの世界遺産に登録された。

2008年にラムサール条約登録地にもなった

ルウェンゾリは、現地のバコンジョ人の言葉で「雪を戴いた山」を意味する。

その名の通り、アフリカでは3つしかない万年雪を戴く山地である。

あと二つはアフリカ最高峰のキリマンジャロ山と第二位のケニア山であり、ナイル川の源流とも云われる、標高 5,109 メートルのルウェンゾリ山にはアフリカ第3位のマルガリータ山頂がある。

ルウェンゾリ山地自体は死火山だが、ヴィルンガ山地とつながっている。

このため、ルウェンゾリ山地国立公園は、コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園に隣接している。

住所:Bundibugyo, ウガンダ [地図]


登録年: 1994年
登録区分: 自然遺産
営業時間:07:00~18:00
電話番号:+256 705 362851
ウェブサイト

行き方:世界遺産「ルウェンゾリ山地国立公園」の観光拠点となる街は、ウガンダ西部に位置するカセセ(Kasese)です。

ウガンダ国内での移動は陸路が主となるため、まずは日本から空路で首都カンパラ(Kampala)まで行き、そこからバスでカセセへ向かいましょう。

成田からエンテベ国際空港までは、中東やヨーロッパを経由して最短で約22時間。

エンテベ空港からカンパラ市内までは、車で約1時間です。

カンパラからカセセまでは、1時間に1本運行している長距離バスを利用するのがおすすめ。

ただし、距離が450Km近くあるため、移動は一日がかりとなります。

カセセから登山事務所があるイバンダ村までは、車でおよそ40分です。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年5月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ウガンダの高山に広がる自然と絶景!世界遺産ルウェンゾリ山地国立公園

ルウェンゾリ山地国立公園に行って下さい。 Visit Rwenzori Mountains National Park.

ルウェンゾリ山地国立公園はどこですか? Where is Rwenzori Mountains National Park?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2. ブウィンディ原生国立公園  Bwindi Impenetrable National Park

ブウィンディ原生国立公園は、1991年にウガンダの国立公園に指定された、ブウィンディ原生林の一部である。

コンゴ民主共和国との国境に接し、コンゴのヴィルンガ国立公園とも隣接しており、アフリカ大地溝帯のアルベルティーヌ溝帯沿いに位置する

331km2の熱帯林を含み、平地、高地の森林環境を抱えている。

それらには徒歩でのみ立ち入りが可能である。

公園は、コロブス亜科、チンパンジー、ロエストモンキー、アフリカゾウ属や多くの鳥類(アフリカミドリヒロハシオオアフリカスゲヨシキリクリビタイヒメムシクイコンゴサメビタキズアカハゴロモキンパラ、サイチョウ科やエボシドリ科など)、チョウ類(ドルーリーオオアゲハ、ヘラオアゲハなど)が生息する保護区となっている

この公園のなかで有名なのは340頭ほどのブウィンディゴリラである。

この頭数は絶滅が危惧されている世界のマウンテンゴリラの頭数の約半分にあたる。

この公園には、人に馴れている3つのマウンテンゴリラのグループがある。

「ムバレ」「カテンデギェレ」「ルシェグラ」と名付けられた3集団の中で、「ムバレ」が完全に馴らされている。

ブウィンディの原生林は樹木の生物多様性のホットスポットで、アフリカの生態系の中でも最も豊かなものの一つである。

120種の哺乳類、346種の鳥類、202種の森林生の蝶類、163種の樹木(うち固有種10種)、100種のシダ、27種の爬虫類などが確認されており、その中には絶滅危惧種や大地溝帯の固有種なども含まれている。

住所:ウガンダ [地図]


登録年: 1994年
登録区分: 自然遺産

行き方:ブウィンディ原生国立公園を観光する際は、ウガンダの首都カンパラ(Kampala)を拠点にすると良いです。

日本からウガンダへの直行便はないので、まずは中東やヨーロッパを経由して、エンテベ(Entebbe)にあるエンテベ国際空港を目指しましょう。

フライト時間は、最短でおよそ22時間です。

エンテベ国際空港から首都カンパラまでは約35Km離れているため、車で1時間ほどかかります。

マタツ(乗合バス)は割安ですが荷物が多いと不便なので、スペシャルタクシーと呼ばれる普通のタクシーかホテルの送迎サービスを利用しましょう。

ウガンダ国内での移動は陸路が主となるため、カンパラからブウィンディ原生国立公園があるカバレ(Kabale)まではバスの旅になります。

カンパラでバスを利用する場合は、時間に正確な「Postbus(ポストバス)」がおすすめ。

これは名前の通り郵便局が運営するバスで、満員にならなくても時間になれば出発するという日本と同じシステムを採用しているのが特徴です。

まずは、カンパラからカバレ行きのバスに乗り、ントゥンガモ(Ntungamo)まで行きます。

その後、ルクンギリ(Rukungiri)行きに乗り換え、ブホマ(Buhoma)で下車しましょう。

バスの乗車時間はトータルで7時間弱。ブホマのバス停から管理事務所やロッジまでは、歩いてすぐです。

外務省海外安全ホームページでは渡航中止勧告地域です。(2024年5月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:野生ゴリラとふれあう旅!ウガンダの世界遺産ブウィンディ原生国立公園

ブウィンディ原生国立公園に行って下さい。 Go to Bwindi Impenetrable National Park.

ブウィンディ原生国立公園はどこですか? Where is Bwindi Impenetrable National Park?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3.  カスビのブガンダ歴代国王の墓  Tombs of Buganda Kings at Kasubi

カスビのブガンダ歴代国王の墓(カスビのブガンダれきだいこくおうのはか)は、ウガンダのカンパラ県内にあるユネスコ世界遺産登録物件。

19世紀後半以降のブガンダ王国の歴代国王4人が葬られている墓所を中心としている。

この墓所は、ガンダ族にとっての伝統的な拠り所となっている。

19世紀半ばにブガンダ王国の王(カバカ、Kabaka)であったムテサ1世 (Mutesa I) は、1882年に現在のウガンダの首都カンパラの北西3kmに位置するカスビの丘に、木、レンガ、ヨシなどで造営された茅葺屋根の宮殿を建てた。

2年後に彼が歿すると、宮殿はそのまま彼の墓所となった。

彼の後を継いだムワンガ2世 (Mwanga II) も、20世紀初頭に歿したあと、同じ場所に葬られた。

これは、初代キントゥ・カト (Kintu Kato) 以来、ブガンダ王国では一人の王にひとつの墓所があてがわれていたことからすると、異例のことであった。

その後を継いだダウディ・クワ2世(Daudi Cwa II, 1896年 – 1939年)も、その後を継いだブガンダ最後の王にしてウガンダ初代大統領ムテサ2世(1924年 – 1969年)も、死後、やはりこの墓所に葬られた。

この歴代の王たちの縁者も周辺に葬られている。

一帯の墓域の境界は樹皮布の原料であるイチジク属のFicus natalensisの木々により示された

2010年3月16日、火災で旧宮殿が焼失したことが判明した

原因は不明だが、政府による放火の可能性があると一部の住民が主張している。

世界遺産の登録対象は、カスビの丘の頂上にある旧宮殿を中心とする約27haで、丘の斜面の農業地域なども対象にはなっている。

ただし、文化遺産としてのカテゴリーは単なる「サイト」であって、「文化的景観」にはカテゴライズされていない。

住所:8HH3+H76, Masiro Rd, Kampala, ウガンダ [地図]


登録年: 2001年
登録区分: 文化遺産

行き方:世界遺産「カスビのブガンダ王国歴代国王の墓」は、ウガンダの首都カンパラ郊外の街カスビ(Kasubi)にあります。

日本からウガンダへの直行便はないので、まずは中東やヨーロッパを経由して、エンテベ(Entebbe)にあるエンテベ国際空港を目指しましょう。

フライト時間は、最短でおよそ22時間です。

エンテベ国際空港から首都カンパラまでは約35Km離れているため、車で1時間ほどかかります。

空港からはスペシャルタクシーと呼ばれる普通のタクシーを利用するか、宿泊予定のホテルで送迎サービスを予約するのが便利です。

カンパラから目的地のカスビまでは、乗合タクシーで行くのがおすすめ。

乗合タクシーは、ナキブボ・スタジアム近くにある「ニュー・タクシー・パーク」から出ています。

所要時間はおよそ15分です。

外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年5月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ウガンダの歴代国王が眠る世界遺産!カスビのブガンダ王国歴代国王の墓

カスビのブガンダ王国歴代国王の墓に行って下さい。 Visit the Tombs of the Kings of Buganda in Kasubi.

カスビのブガンダ王国歴代国王の墓はどこですか? Where are the tombs of Buganda kings in Kasubi?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』