2024年7月18日掲載
6.ティヤ ቲያ
ティヤ (Tiya) はエチオピア南西部の中部エチオピア州にある町。
首都アディスアベバからは南西方向におよそ230kmの所に位置している。
2007年国勢調査によるとティヤ町の人口は1,937人(男性906人、女性1,031人)である。
ティヤ村周辺では来歴が未解明の石碑群が発見されており、1980年にユネスコの世界遺産に登録された。
最初の石碑は1905年にフランス人の考古学者が発見した。
その後、1976年の調査までに墓所なども見つかり、ティヤ村を含むソド地方(the region of Soddo)一帯で160をこえる石碑が発見された。
大きいものは5メートルを超え、石碑の多くには剣や人面のようなレリーフが刻まれている。
石碑を刻んだのはエチオピアの先住民たちと推測されているが、彼らが牧畜を行っていたらしいこと、レリーフを金属器で刻んだらしいことなどがわずかに解明されているのみで、レリーフに込められた意図などは未解明のままである。
墓が近くで見付かっていることから、何か葬礼に関するものではないかとも推測されている。
1958年以降、考古遺跡として国の保護対象になった。
1980年9月5日に世界遺産リストに登録された。
登録名は単なる「ティヤ」だが、日本では「ティヤの石碑群」と呼ばれることもある。
対象となったのは、石碑群のうち、ティヤ村付近に整然と並んだ36基である。
これらは45メートルの幅に並んでいるが、33基と3基に分類できる。
彫刻のある石碑はそのうち32基である。
住所:Tiya, エチオピア [地図]
登録年: 1980年
登録区分: 文化遺産
行き方:エチオピアの世界遺産ティヤに行くためには、首都アディスアベバからアクセスします。
アディスアベバ市内マルカートの北東部にバス停があり、そこからブッタジラ行きのバスに乗ります。
2時間20分ほど乗ったところで終点の一つ手前の停留所「ティヤ」で降りて下さい。
そこから世界遺産ティヤの墓石群まで歩いて5分ぐらいで行けます。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年6月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:エチオピアにある世界遺産の村、ティヤの石碑群に残る謎とは?
ティヤに行って下さい。እባካችሁ ወደ ቲያ ሂዱ።
ティヤはどこですか?ቲያ የት ነው ያለችው?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
7.
የታችኛው አዋሽ ተፋሰስアワッシュ川下流域(アワッシュがわかりゅういき)は、アワッシュ川の下流域。
また、エチオピア北東部にあるハダール村付近の一帯が、ユネスコの世界遺産に登録された際の名称。
登録された主たる理由は、この地でアウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の化石人骨ルーシーが発見されたことによる。
ルーシーはアメリカやフランスの合同調査隊によって1974年11月30日に発見された化石人骨で、全身の約40%の骨が見つかるという奇跡的な発見状況と、350万年前の人骨という突出した古さから、人類の進化を考察する上で、またとない貴重な証人となったのである(この古さを大幅に更新するラミダス猿人の発見は20年後のことである)。
この時の調査では、40人分の化石人骨の破片計316個が見つかっているが、ルーシーほどにまとまった量が出土した個体は他に存在しなかった。
ともあれ、この時に見つかった人骨は、アウストラロピテクス・アファレンシスと名付けられることとなった。
現在では、川を遡った中流域で、ルーシーよりも古い化石人骨が発見されている。
住所:エチオピア [地図]
登録年: 1980年
登録区分: 文化遺産
行き方:日本からエチオピアの首都アジスアベバまでは約20時間、アジスアベバからディレダワまで、国内線で約1時間です。
外務省海外安全ホームページでは不要不急の渡航中止地域です。(2024年6月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:アワッシュ川下流域
アワッシュ川下流域に行って下さい。ወደ አዋሽ ወንዝ የታችኛው ጫፍ ይሂዱ።
アワッシュ川下流域はどこですか?የታችኛው የአዋሽ ወንዝ ተፋሰስ የት ነው?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
8. 歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル በታሪካዊ ግድግዳ የተከበበች ሀረር ጁጎል ከተማ
ハラール(アムハラ語:ሐረር、英語:Harar)は、エチオピア東部の都市で、ハラリ州の州都。
日本語においては「ハラル」「ハラレ」「ハーラル」とも表記されるが、「ハラール」の表記が現地の発音に近い。
首都アディスアベバからは約523km離れており、エチオピア高原の東の丘の上にある(海抜1900m)。
ジュゴルと呼ばれる城壁に囲まれたハラールの町には87のモスクが存在し、16世紀から19世紀前半にかけてはイスラームにおける「第4の聖地」とも考えられていた。
この歴史的街並みは、「歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル」の名で、2006年にユネスコの世界遺産に登録された。
また、何世紀もの間ハラールは、エチオピア各地、アフリカの角、アラビア半島などを結ぶ交易の中心地であり、港を通じてそれ以外の世界に開かれていた。
さらにハラールの名は独特のコーヒーの名前(ハラール・コーヒー)にもなっている。
16世紀半ばにキリスト教勢力の攻撃を防ぐために町の周囲に円型の城壁が建設された。
城壁の中の旧市街は複雑な発展を遂げ、362もの袋小路を持つに至った。
旧市街にはフェレス・マガラ広場を中心に、110のモスクとさらに多くの寺院が立ち並んでいる。
特に、メドハネ・アレム大聖堂と16世紀のジャミ・モスクなどが有名である。
ハラリ人(アダル人)が19世紀に建てた家はアダル・ハウスと呼ばれ、観光名所になっている。
ハラリ国立文化センターの建物は、典型的なアダル・ハウスを再現して建てられたものである。
長い伝統としてハイエナへの餌付けも行われている。
もともとは一年に一晩だったのだが、1960年代に観光客向けの見世物として、夜ごとに行われるようになった。
土産物用の手工芸品は人気が高く、あまりの人気の高さに外部への輸出販売が禁止された。
住所:846R+Q4P, Harar, エチオピア [地図]
360°写真(Rimbaud’s House & Museum)
登録年: 2006年
登録区分: 文化遺産
行き方:世界遺産の城塞都市ハラールは、エチオピアの首都アディスアベバから東へ約500キロメートル、最寄りの空港のある都市ディレ・ダワからは40kmほど離れています。
アディスアベバのマスカルスクエアからスカイバスという長距離バスを利用すれば、ハラールまではおよそ10時間です。
バスは満席になることもよくありますので、事前にタイトゥーホテルなどにあるチケットオフィスで予約しておくことをおすすめします。
アディスアベバから飛行機に乗れば、ディレ・ダワまで約1時間。
そこからバスでハラールまで1時間半でハラールに到着します。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年6月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:高さ4mの城壁に囲まれた世界遺産!歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル
ハラール・ジュゴルに行って下さい。እባኮትን ወደ ሃላል ጁጎል ይሂዱ።
ハラール・ジュゴルはどこですか?ሃላል ጁጎል የት አለ?