2024年7月24日掲載
1. ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観 Écosystème de Lope-Okanda et paysage culturel restant
ロペ国立公園はガボン共和国中央部のオゴウェ川沿岸一帯に存在する国立公園である。
領域のほとんどは熱帯雨林だが、公園の北部に、1万5千年前の氷期に中部アフリカで形成されたサバナが残存している。
1946年にロペ=オカンダ野生動物保護区が創設された際に、最初に保護された地域である。
ロペ=オカンダの自然環境と文化的景観は2007年に世界複合遺産に登録された。
ガボンでは初の世界遺産である。
一帯には絶滅の危機に瀕している大型哺乳類を含む多様な動物および1,550種以上の植物が生息している。
一方、公園の丘の頂上や洞窟には40万年間の人類による林産物の採集、作物の栽培、動物の家畜化と製鉄に関する遺跡、そして約1,800件の岩絵もある。
これらは旧石器時代から新石器時代、鉄器時代を経て現在までのバントゥー族やピグミー族などの人類の活動を示し、西アフリカ由来のバントゥー族などの民族が中部・南部アフリカと東アフリカへの人口移動を反映している。
住所:HG5F+GWM ガボン [地図]
360°写真(ロペ=オカンダ)
登録年: 2007年
登録区分: 複合遺産
営業時間:24時間営業
行き方:日本からガボンまでは、アジアやアフリカの国を経由し、ガボンの首都にあるリーブルヴィル国際空港まで行きます。
空港からは鉄道やバスもありますが、かなり本数が少なく、アクセスも悪いので、事前にツアーを申し込んで参加されることをおすすめします。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年6月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ガボンの世界遺産!ロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観
ロペ=オカンダに行って下さい。 Allez à Lopé-Okanda.
ロペ=オカンダはどこですか? Où se trouve Lopé-Okanda ?
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2. イヴィンド国立公園 Parc national d’Ivind
イヴィンド国立公園(フランス語:Parc national d’Ivindo)は、中央アフリカのガボン東部中央部にある国立公園で、オグエ=イヴィンド州とオグエ=ロロ州の境界にまたがっています。
2002年8月、ヨハネスブルグで開催された地球サミットで、当時のオマール・ボンゴ大統領によって、ガボンの他の12の陸上国立公園とともに創設が発表されました。
「イヴィンドの驚異」として知られるイヴィンド川の壮大なコンゴウ滝とミングーリ滝で最も有名なこの公園には、イパッサ・マコク生物圏保護区と、中央アフリカで最も重要な5つの森林開拓地の1つであるランゲ・バイも含まれています。
この公園は、その卓越した生物多様性と比較的手つかずの熱帯林生態系により、2021年にユネスコ世界遺産に指定されました。
公園の自然的特徴としては、オゴエ川の主な支流であるイヴィンド川、キングエ山(標高749メートル)、ンゴアディ山(標高870メートル)などがある。
平均降水量は1672ミリメートルで、9月から12月、2月から5月に降水量がピークを迎える。
激しい雷雨が季節的に発生し、特にイパッサ高原では局地的な竜巻が発生することがある。
この影響による撹乱が、この森林が表面上は二次林に似ている原因である可能性がある。
平均気温は23.9℃(公園北端から数キロ離れたマココウで測定)で、季節による変動は約3.3℃である。
住所:ガボン [地図]
登録年: 2021年
登録区分: 自然遺産
行き方:首都から600km離れたマコクまでバスで15時間かけて、往復2400km、移動時間60時間(?)の旅となりました。
マコクから国立公園までは、ピローグ(小さい船↓)で川を3時間下っていきます。
ツアーに参加するのがおすすめです。
外務省海外安全ホームページでは十分注意地域です。(2024年6月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:小旅行~イヴィンド国立公園~
イヴィンド国立公園に行って下さい。 Allez au parc national d’Ivind.
イヴィンド国立公園はどこですか? Où se trouve le parc national Ivind ?