2024年8月5日掲載

セーシェル

セーシェル

1.アルダブラ環礁  Aldabra Atoll

アルダブラ環礁(アルダブラかんしょう)は、サンゴ礁が隆起して出来たインド洋に浮かぶセーシェルの環礁で、人の手がほとんど入っていない状況の中、アルダブラゾウガメをはじめとする独特の動物相・植物相が保たれている地域である。

ゾウガメの生息地としては世界最大級で、15万2000頭が生息している。

ゾウガメのほかにもアオウミガメ、タイマイなどが生息し、また、アフリカクロトキ、アルダブラシマヨシキリアルダブラオウチュウ、ノドジロクイナ、グンカンドリ、フラミンゴなどの多くの鳥類やChaerephon pusillusParatriaenops paulianiなどのコウモリも観測される

2010年にラムサール条約登録地となった

環礁は南緯9度24分、東経46度22分に位置し、セーシェルのアウター諸島のうちのアルダブラ群島に含まれている。

環礁はマダガスカルの北端からは約430km北西で、セーシェルの中心島マヘ島(Mahé)からは南西1150kmのところにある。

また、コモロはアルダブラの南西約350kmにあたる。

アルダブラ環礁は、デロッシュ島(Desroches)、ファーカー諸島(Farquhar Group)などとともに、1965年からセーシェルが独立する1976年まで、イギリス領インド洋地域に属していた。

アルダブラ環礁は、キリスィマスィ島に次いで陸地面積世界第2位の環礁である。

長さ34km、幅14.5km、海面からの標高は8m、陸上の面積155.4km2、ラグーンは224 km2になり、干潮時と満潮時の間にはその約3分の2が乾いている。

ほかには海草の藻場、マングローブの干潟も見られる

住所:セーシェル [地図]

アルダブラゾウガメ

アルダブラゾウガメ

登録年: 1982年
登録区分: 自然遺産

行き方:アルダブラ環礁へは、首都ヴィクトリア(Victoria)のあるマヘ島からチャーターした船で行きます。

日本からマヘ島への直行便はないので、アブダビやドバイ、ドーハなどの中東各都市を経由するフライトを利用しましょう。

所要時間は最短で18時間30分です。

アルダブラ環礁はセーシェル当局の保護下にあるため、許可なしで上陸することができません。

現地ではネイチャーツアーなども組まれていますが、どれも環礁周辺を船で周遊するのみです。

正規の手続きを踏んでも上陸許可が下りない場合もありますので、訪れる際は充分に注意しましょう。

外務省海外安全ホームページでは危険情報は出ておりません。。(2024年6月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:インド洋に浮かぶ地上の楽園!セーシェルの世界遺産アルダブラ環礁

アルダブラ環礁に行って下さい。 Go to Aldabra Atoll.

アルダブラ環礁はどこですか? Where is Aldabra Atoll?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2.ヴァレ・ド・メ自然保護区  Vallée de Mai Nature Reserve

ヴァレ・ド・メ渓谷自然保護区は、セーシェルの島々の中で2番目の大きさを持つプララン島(Praslin, プラスリン島)にある自然保護区。

世界最大のヤシの実をつける、30mの高さに成長するココ・デ・メール(フタゴヤシ、オオミヤシともいう)が群生する原生ヤシ林が残っており、珍しい動植物が息づいている。

1983年にユネスコの世界遺産に登録された。

なお、ヴァレ・ド・メは「5月の谷」の意味であり、「メ渓谷」「メイ渓谷」とも表記される(後者はフランス語読みとしては不適切である)。

ヴァレ・ド・メには、フタゴヤシが4000 – 5000本自生しており、これは全世界の生育数のおよそ四分の一にあたっている。

フタゴヤシの実は直径55cm、重さ20kgにまで成長するが、女性の下腹部に似たその独特の形状から、古来様々な俗説を生み出してきた。

現在、この保護区内でこれを採取することは禁止されているが、不正な採取があとを絶たない。

住所:Baie Ste Anne, セーシェル [地図]


登録年: 1983年
登録区分: 自然遺産
営業時間:08:30~16:30
電話番号:+248 4 236 220
ウェブサイト

行き方:世界遺産「ヴァレ・ド・メ自然保護区」があるプララン島は、マヘ島から飛行機またはフェリーでアクセス可能です。

空路の場合は約20分。

フェリーではおよそ1時間となります。

セーシェルは物価が高いので個人手配はせず、マヘ島発着の現地ツアーに参加するのがおすすめです。

日本からセーシェルまでは直行便がないので、ドバイやアブダビ、ドーハなど中東各都市を経由しましょう。

所要時間は最短で約18時間30分。

その他、アフリカ大陸やヨーロッパ方面からもアクセスできます。

外務省海外安全ホームページでは危険情報は出ておりません。。(2024年6月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:ここは「エデンの園」?セーシェルの世界遺産ヴァレ・ド・メ自然保護区

ヴァレ・ド・メ自然保護区に行って下さい。 Visit the Vallée de Mai Nature Reserve.

ヴァレ・ド・メ自然保護区はどこですか? Where is the Vallée de Mai Nature Reserve?

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』