2024年9月3日掲載
1. ニンバ山厳正自然保護区 Réserve naturelle du mont Nimba Gensei
ニンバ山厳正自然保護区(ニンバさん げんせいしぜんほこく)は、ギニアとコートジボワールにまたがる、標高1752mのニンバ山の主要部分を含む国立公園。
熱帯雨林のエリアとサバンナのエリアを持ち、ダイカー、ジャコウネコ、チンパンジー、ヒメポタモガーレ、ニシコモチヒキガエル、珍しい地衣類や真菌類など、500種以上の動物と2000種以上の植物が生息している(ここには200種以上のこの地域特有の生物種を含む)。
この保護区のうち、1981年にまずギニアに含まれる範囲がユネスコの世界遺産に登録され、翌年にコートジボワール領内も登録された。
ニンバ山を含むニンバ山塊はリベリアまで延びており、そちらまで範囲を拡張することも提案されている。
また、1980年にギニアに含まれる範囲は生物圏保護区に指定された。
リベリアからの難民の流入に加え、ニンバ山が鉄鉱石の鉱脈を持ち、リベリア側では採掘のための開発が行われてきたことなどから、1992年に危機遺産に登録された。
住所:JHQJ+4J, Selinngbala, ギニア [地図]
登録年: 1981年
登録区分: 自然遺産
電話番号:+213 551 43 13 91
行き方:「ニンバ山厳正自然保護区」は2018年現在、ほとんどの区域が立入禁止となっているため、限定されたエリアまでの観光となります。
ニンバ山に最も近い村は、隣国リベリアにあるイェケパ(Yekepa)で、首都モンロビア(Monrovia)から約330Km。
陸路で8時間弱です。
日本からリベリアまでは直行便が運航していないので、ヨーロッパやアフリカを最低2都市以上経由する必要があります。
フライトスケジュールによって異なりますが、最短時間は約24時間。
ロンドンとカサブランカを経由するANAが最短ルートとなっています。
ちなみに、リベリアからではなくコートジボワールからアクセスする場合は、ニンバ山の南麓にあるイヤレ村(YEALE)が拠点となります。
ギニアからアクセスするなら、ボッソウ(Bossou)を拠点にすると良いでしょう。
ニンバ山からボッソウまでは約6Kmです。
外務省海外安全ホームページでは不要不急の渡航中止地域です。(2024年7月現在)
現地に行く時は、最新情報を確認してください。
参考URL:ギニアとコートジボワールにまたがる世界遺産ニンバ山厳正自然保護区
ニンバ山に行って下さい。 S’il vous plaît, allez au mont Nimba.
ニンバ山はどこですか? Où se trouve le mont Nimba ?