2024年8月18日更新

カタール

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1.アル=ズバラの考古遺跡  موقع الزبارة الأثري

ズバラアル ズバラまたはアズ ズバラとも呼ばれ、カタールの首都ドーハから約 105 km 離れたカタール半島の北西海岸、アル シャマル市に位置する古代の砦です。

18世紀前半の主要なウトゥブ部族であるバーレーンのアル・ハリファ王家の建国の父であるシャイク・ムハンマド・ビン・ハリファによって設立されました。

2013 年にユネスコの世界遺産に指定されました。

かつてはホルムズ海峡とペルシャ湾の西側の中間に位置し、世界貿易と真珠漁の中心地として成功を収めていました。

この地域の 18 ~ 19 世紀の集落の中で最も広範囲で最も保存状態の良い例の 1 つです。

入植地の配置と都市構造は、ペルシャ湾の他の入植地とは異なる方法で保存されており、石油と石油が発見される前のペルシャ湾の都市生活、空間構成、社会経済史についての洞察を提供します。

約 400 ヘクタール (市壁の外側は 60 ヘクタール) の面積を誇るズバラは、カタールで最も充実した遺跡です。

この場所は、後の内壁と初期の外壁を持つ要塞都市、港、運河、2 つの遮蔽壁、カラートムレール(ムレール要塞)、そしてより最近のズバラ要塞で構成されています。

住所:X2GJ+X6P, Al Zubara, カタール [地図]

登録年: 2013年
登録区分: 文化遺産
営業時間:09:00~17:00、12:30~17:00(金曜日)

行き方:アル=ズバラ考古遺跡はカタールの北西岸にあります。

首都ドーハのアル=ガニム・バスステーション(Al Ghanim Bus Station)から、アル=ズバラ要塞(Al Zubarah Fort)へ行くバスが1日3往復出ています。

アル=ズバラ要塞からアル=ズバラの都市遺跡までは、さらに1.5kmほどの道のりを歩かなければなりません。

バスの本数も少ないので、帰りの時間配分には十分注意しましょう。

ドーハに到着してからは公共交通機関であるバスを使っていくことができます。

Al Zubarah Fortというバス停で降りれば目の前にアル・ズバラ考古遺跡があります。

ドーハのバス停が分からない場合は停留所近くにInformation Centerがあるので聞いてみて下さい。

ドーハのハマド国際空港には日本の成田や羽田から直行便が出ているので、比較的訪れやすい世界遺産といえるでしょう。

外務省海外安全ホームページでは危険レベルはありません。(2023年10月現在)

現地に行く時は、最新情報を確認してください。

参考URL:小さな国カタールの世界遺産!砂漠に忽然と現れるアル=ズバラ考古遺跡

アル=ズバラ考古遺跡まで行って下さい。  الذهاب إلى موقع الزبارة الأثري.

アル=ズバラ考古遺跡はどこですか?  أين يقع موقع الزبارة الأثري؟

出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』